魔法?劣等生?しるか!今を生きるので大変なんじゃ! 作:魔剣姫の従僕
漫画版断章のグリム読んで滾ったから
あと、主人公のメタ視点は私の挑戦です
やあ(。・_・。)ノ
転生者こと、香狩ちゃんだよ
今日は一高の入学式!
まぁ、二科生は落ちこぼれって情報を手に入れてたし、
断章制御のために出来た左手のリストカット痕隠すために雪乃ちゃんみたいに包帯したり、
護身用に襟元に安全ピン三つ付けてるけどさぁ
半径2メートル以内に人が近づかないって、どんな琴浦さん状態よ
まぁ私も自分じゃなかったら近寄りたくはないけど、ここまで露骨に避けやしないっての
気持ちが分かるから受け入れよう
そう思い、道を外れ歩いて行く
桜舞い散る道を歩くと
そこには、ベンチと絵になるような男子が座っていた
ここでベンチに真っ先に目が行った私の女子力の無さを感じつつ
「隣に座ってもいい?」
「……ん、あぁ」
「では遠慮なく」
彼と反対側に座り、目を閉じる
心地よい風に身を任せていると
「新入生ですね? もうすぐ入学式の始まる時間ですよ」
声をした方に目を向けると
エラいべっぴんさんが話しかけてきた
(さすが隣のイケメン私一人なら声かけられなかったな)
とか思ってたら
「私は第一高校の生徒会長を務めている七草真由美です。ななくさと、書いて七草と読みます。貴方達の名前は?」
(へぇ生徒会長様かぁ……)
「自分は、司波達也です」
「司波……えっ?! あなたがあの司波くん?」
「先輩が言うあのというのが誰を指すのかは解りませんが、恐らくはそうかと」
「今、先生方の間では噂になっているのよ。入学試験、七教科平均、九十六点。その上、平均点が七十点に満たない魔法理論と魔法工学で満点。前代未聞の高得点だって」
(へぇイケメンで頭良くて、体も出来上がってる……神って本当に不平等だね、絶対にぶち殺してやる」
「「!!」」
そういえば神に《黄泉戸契》使ったら異形化するのかな
とか考えてると、二人がこちらを見て固まっていた
「あ、自己紹介まだでしたね、私は時野香狩っていいます」
「そ、そこはいいのだけれど……さっき絶対にぶち殺してやるって……」
「あぁ声に出てました?昨日ゲームでボスが倒せなかったのを思い出してて」
もちろんこれは嘘
「そうなの?……って香狩さんその左腕は……」
「ただのケガですよ、気にしないでください」
また嘘を重ねる
そうこうしている内に入学式の時間が迫ってきた
「そろそろ時間ですので会長、失礼します」
「私も失礼します会長様」
「えぇ二人ともまた話しましょうね」
会長との会話を切り、達也くんと共に講堂に向かう私
「時野香狩ちゃん……あんな子だったなんて」
残された会長は口からそうこぼした
断章についての補足
《黄泉戸契》を使えば、左手の傷がなくなるんじゃ……と思った皆さん。
確かに消せます
ただ、《雪の女王》には奥の手が存在するので意識して直さない様にしています
まぁ、女神様のありがたい力によりいくつか力が改変しているので解説はその都度説明するつもり
香狩「そのありがたい力とやらでデメリット消しやがれや、あのキチガイ女神が!」