オレの個性は地怨虞……地怨虞!?あの角都さんの!?   作:ベニヤ板

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タイトルからしてネタ回だと思った?
残念!!
シリアスも交じってます!!


心臓十二個目 ザタイムオブレトビューション バトーワンデッサイダデステニー

HAHAHAHAどうも!!

おニューのマスクを買ってご機嫌な状態で登校してる角都でーす!

えっ?前回までのシリアス?

あいつは置いてきた。今回のネタにはついてこれそうにない。

さぁて今日も頑張るぞー

・・・・・オレが教室に入ると皆、驚いた顔でこっちを見てくる。なぜ?

 

「なんで皆が驚いてるかわからないって顔してるから説明するけどまず質問。

・・・・・怪我は?」

 

切島君に質問される。

怪我?

 

「ああ怪我ね。

治った。」

 

「はっ!?角都結構重傷な感じで救急車に乗せられてたぞ!!?

あの怪我でよくそんなにすぐ回復できたな!!??」

 

あっ、そういえばオレ、重傷だったな。

忘れてた。

 

「あっ!もしかして皆が驚いてたのって?」

 

「・・・・・お前の回復速度のせいだ。」

 

「でも無事でよかったよー!!

なんでも一人で強いヴィランを相手にしたらしいじゃん!!」

 

芦戸さんは元気一杯やな。癒されるわー。

 

「角都君!!もしかして体が真っ二つになっても生きてたのってこの前教えてもらった個性のおかげだよね!?

あれだけ重傷でも心臓のストックさえあれば生き残れるなら回復系の個性の人と組んだらそれはもう勝てる人なんてほんの一握りだろう。それに自身の回復速度も回復系の個性とまではいかないけど中々の速さだ。待てよ五回まで死ねてさらに応用力の高い触手、さらに炎や風を操れるとなると災害救助、ヴィランの確保、そういえば自身の触手で吹き飛ばされた下半身とを縫い付けてたな。この個性、どんな場面でも充分に活躍できる万能な個性じゃないか。しかもこういう個性はどこかで弱点が出るものだけど角都君にはそれがない。強いて言えば自力が問題あるかな?あくまで怪力とかにはなれないだろうし。いや、別になくても問題がないほどこの個性、すごく強いぞ。

いざ相手をするとなると触手、および属性のある攻撃が繰り出させる前に懐に踏み込むぐらいしか・・・・・」

 

「ストップ、ストーップ。

一体オレの個性の分析に何行使う気だ?」

 

「あっ、ゴメン。つい熱が入っちゃった。」

 

ここまで令婿に分析されるとそのうち、オレよりオレの個性を把握してる状態になんないだろうか。

 

「皆ーーーー!!朝のHRが始まる!!席に着けーーーー!!」

 

「おっ、せやな。飯田君も座ったら?」

 

そうして席に着いて間もなく相澤先生が入ってくる。

 

「お早う」

 

『角都同様復帰早ええええええ!!!』

 

包帯グルグル巻きの相澤先生が入ってくる。

病院にいた時もあんなだったな。

 

「オレと角都の安否はどうでもいい。「あの先生が生徒の安否をどうでもいいって言うのはどうなんですか?」

何より戦いはまだ終わってねぇ。「無視ですかそうですか。泣くぞ!!」

 

相澤先生の発言に教室内がざわめく。

 

「戦い・・・・?」

 

「まさか・・・」

 

「まだヴィランが!?」

 

「雄英体育祭が迫っている。」

 

「「クソ学校っぽいの来たーーーー!!!」」

 

他の人がずっこける中、オレと切島君が叫んだ。

 

「待って待って。」

 

「ヴィランに侵入されたばっかりなのに大丈夫なんすか?」

 

その疑問もわかる。

その後相澤先生が説明する。

逆に開催することによって雄英の警備は盤石だということを示したいらしい。

警備の数は例年の五倍だそうだ。

まあそれに雄英体育祭はオリンピック枠のイベントだしねー。

そう安々と開催を中止できないってのもあるだろうな。

 

「当然、全国のトップヒーローも観ますのよ。スカウトのために。」

 

そう、ヤオモモの言う通り全国のトップヒーローも見るのだ。

この後のイベントである職場体験先はヒーローからの指名で行先が決まる。

このイベントはオレ達にとってもすごく重要なのだ。

 

「時間は有限。

プロに見込まれれば、その場の将来が拓けるわけだ。

年に一回・・・計三回だけのチャンス ヒーローを志すなら絶対に外せないイベントだ。」

 

あっ、やべ、改めて言われると最近気付いたストレスが悪化した。

胃が痛ぇ。

 

 

 

 

 

どうも、ストレスに押しつぶされそうな、角都です。

 

「デク君、飯田君、角都君、切島君、芦戸ちゃん・・・・」

 

おや?これは・・・・・

 

「頑張ろうね・・・・・体育祭・・・・・

わ"た"し"か"ん"は"る"う"う"う"う"う"う"う"!!!!!」

 

「じゃあオ"レ"も"か"ん"は"る"う"う"う"う"う"う"う"!!!!!」

 

「麗日と角都が奮起した!?」

 

「角都君はわかるがどうしたんだ麗日君!?」

 

「キャラがブレブレだぞ・・・・・角都はわかるけど。」

 

皆の中でのオレって一体・・・・

 

 

 

 

 

 

いえーい放課後いえーい。

切島君と芦戸さんと修行したいのに教室から出れないいえーい。

 

「なんであんなに教室前に人が集まってるの?」

 

「敵情視察って奴じゃね?

ホラ、オレ達ヴィランに襲われて生き残ったから。」

 

「なるほど!!宣戦布告ってやつだね!!」

 

「芦戸さん、それちょっと違う。」

 

しかし・・・・人が多い!!通れねえ!!

 

「意味ねぇからどけモブ共。」

 

「知らない人とりあえずモブっていうのやめろ爆発さん太郎!!」

 

「ヒーロー科の人たちって皆こうなのかい?ちょっと幻滅しちゃうなぁ。」

 

人込みをかき分けて心操君が出てくる。

 

「違うよ!!こんななの爆発さん太郎だけだよ!!」

 

「爆発さん太郎って呼ぶのやめろクソ触手!!!」

 

「(このヴィランっぽいの、絶対強いな。

まあ洗脳したら意味ないか。・・・・・意味ないよな?な?

やばい・・・・なんか魔王見てる感じがする。

洗脳なんてこいつに効くか?)

たっ、体育祭のリザルトによっちゃヒーロー科への編入も考えてくれるんだって、その逆もまた然り。

知ってた?普通科ってヒーロー科に落ちた人とかが結構入ってるんだよ?」

 

「ウボアッ!!!」(吐血)

 

『!?』

 

しまった。ストレスに耐え切れず吐血しちゃった。テヘッ☆

 

「ああもう面倒臭いや・・・・・

切島君、芦戸さん、早いとこ裏山行って修行しよ修行。」

 

「おう、そうだな。

・・・・・吐血とか大丈夫か?」

 

「一応角都、傷治ったばっかなんだし無理しちゃダメだよ?」

 

「ああ、わかってる。」

 

そう言って三人で教室を出る。

背中に視線を感じるけど知らん。

 

 

 

 

 

「ヒャッハー!!組手だー!!」

 

「オレが相手だ角都ゥ!!」

 

「汚物は消毒ダーッ!!」

 

どうも、いつもの裏山で切島君と組手をしようとしてます。

芦戸さんは審判です。

 

「ラウンゥワァンディッサインドゥデスティニー」

 

ジョインジョイントキィ。

 

「ユクゾッ!!」

 

「南斗獄屠拳!!」

 

「あっ、角都に開幕獄屠が刺さった。」

 

ふぅ・・・・・まさか開幕獄屠が刺さるとは。(注 組手です。)

 

「それじゃあふざけずに行くぞ!!」

 

「来いっ!!」

 

まずは触手パンチ・・・・・はずれすぎぃ!!

触手パンチが外れた時の隙を狙って切島君は一瞬で距離を縮める。

これはオレが教えた、通称那魏(ナギッ)である。

こんなこともあろうかとあらかじめ構えておいた圧害を・・・・・

 

『大概、自分は化け物かもしれないと思うから。』

 

「!?」

 

突然、精神科で言われた言葉を思い出す。

なぜ今その言葉を思い出したのだろう。

個性を使おうとしたからか?

そして自分の顔のすぐ横には、仮面の化け物が数少ない友人に向かって口を開けていた。

 

「クッ!!!」

 

咄嗟に化け物の仮面を殴り、距離をとる、がしかし、それに合わせ化け物もこっちに近づいてくる。

なんだこいつ。

だが、オレの友人に牙をむく奴は誰であろうと・・・・・

 

「角都、どうしたんだ?

突然圧害の発射口の仮面を殴りつけて・・・・」

 

切島君の言葉で我に帰る。

今、オレが殴り、距離をとろうとしたのは、オレの個性だった。

切島君と芦戸さんは驚いたような表情でこちらを見つめている。

 

「いや、ちょっと調整をミスっちゃって。

あのままだと内部で破裂するとこだったよーHAHAHA」

 

すぐに嘘をつく。

だって、言えないだろ。

数少ない、大切な友人に、自分の個性をヴィランと間違えただなんて。

この二人には精神科で言われたことを伝えていない。

伝えたら、絶対心配するだろう。

 

「あー、悪い。怪我が治りたてだからかな?

疲れがあるっぽいわ。

先、帰らせて貰うよ。」

 

「大丈夫?角都のお父さん呼ぶ?」

 

「いや、大丈夫だ。一人で行ける。」

 

「そう・・・・・じゃあ気をつけてね。」

 

「早く元気になれよー。」

 

「ああ、それじゃ・・・・・」

 

気が付くと、オレの胸はズキズキと痛んでいた。

病院でも感じられた、あの痛みだ。

きっとストレスを感じているのだろう。

 

「果たして化け物(モンスター)英雄(ヒーロー)になれるのか・・・・・

いや、そもそもオレは化け物(モンスター)なのか?」

 

誰に対して言っているのかわからない質問は、綺麗な空へと消えてゆく。

角都は自分の家へと芦を進める。

自身の胸の痛みが、病院の時より酷くなっていることに気づかずに。




ああ、いつになったらシリアスから解放されるんだ・・・・・
こうなったら暴走して写輪眼でも覚醒させようかな。
なんちゃって☆
しかし、もうちょっとで病むなこれ。
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