オレの個性は地怨虞……地怨虞!?あの角都さんの!? 作:ベニヤ板
\(^o^)/オワタ
助けてピュ〇ーラ・・・・・・
『二つの大技がぶつかり合う!!
この勝負、どっちが勝ってもおかしくない!!
接戦!熱戦!大決戦!!』
どうも、角都です。
マイク先生の言った通りとかそんな悠長に解説してる余裕なんざない!!
おかしいだろ!?
ハウザー・インパクトって一応生身で突進するんだぜ!?
つまり爆豪はもう既にフルバーストが直撃してることになる。
なのにオレが押されてる!!
クソ!!どうしよう!?
あっ!!そうだ!!
属性をそれぞれ収束させよう!!
部圧害みたいに!!
「フルバースト、モードサテライトキャノン!!」
『おっと角都!!フルバーストをレーザーのように収束させた!!
これはさすがの爆豪でも押されてきてるぞ!!』
「グッ!クソがああああああああぁぁぁぁ!!!!!」
爆豪はさらに回転のスピードを速める。
負けてたまるか!!
こっちも体の負担なんか考えずに全力全開じゃ!!
「絶対に!!!」
「お前には負けねえ!!!」
爆豪はまだまだといわんばかりに回転の速度を上げる。
オレも触手を燃料にしてさらなる火力アップを図る。
触手だって有機物。
限界の向こう側を、無理やりこじ開けて進む。
そして・・・・・・・・
「死ねえ!!!」
爆豪は回転を乗せた爆発を放つのと、オレのフルバーストが爆発を起こしたのは、ほぼ同時だった。
『ドゴォン!!!』
文字であらわすとこうだが、そんな生易しい物ではない。
まるで世界を揺らすような爆音と大量の煙が会場を包む。
『おいおい、これはやりすぎだろ!?
観客に怪我はないか!?
ていうか勝負の行方は!?』
煙が徐々に徐々に晴れていく。
どちらかが立っていた場合、立っていた者が勝者となる。
果たしてどちらが立っているのか。
観客全員がそう思っていた。
しかし、観客たちは考えていなかった。
「「・・・・・・・・・」」
『ファッ!?なんと!!爆豪と角都は!!爆発をモロに食らいボロボロになりつつも!!立っている!!』
二人ともが立っている可能性。
それが一番高かった。
なんせ、常人では考えられないタフネスの持ち主と、命が5個ある人間が戦っているのだから。
「なぁ・・・・・爆豪・・・・・・・」
「んだよ・・・・・クソ触手・・・・・」
「個性、さぁ。ハァ・・ハァ・・・・使える?」
「・・・・・・精々、後一回だ・・・・・」
「そうかい・・・・・・じゃあ、次で・・・・終わるな。」
「・・・ああ、その通りだ!!」
「やってやるよ!!」
オレは最後の力を振り絞り、触手スーツを身にまとい、頭刻苦で火をつける。
「捨て身のオレの一撃を食らえ!!」
やがて火は体全体に回っていった。
『なんと角都は自身の体に火を放った!!なんという勝利への執念!!
だが!勝利への執念なら爆豪だって負けちゃいねぇ!!』
「倒れろ!!」 「死ねぇ!!」
オレの拳は命中した。
しかし爆豪の爆破も命中した。
いわゆるクロスカウンターの形になっている。
『両社ともに渾身の一撃ィ!!
果たして!!果たして倒れるのはどっちだ!?』
この場にいる全員がこの二人に目を奪われていた。
どちらが勝つのか、先に倒れるのはどちらか。
だがしかし、その疑問が解消されることは無かった。
(爆豪の奴、さっきからずっとフリーズしてんな。
オレ、そろそろ意識やばいんだけえどなぁ・・・・・・・
体に火なんて放たなきゃよか・・・・・・ん?)
突如角都が動き出し、一歩下がる。
しかし、爆豪はクロスカウンターの手を突き出したまま動かない。
「えっ?これ、もしかして・・・・・えっ?」
『えっ?どうしたの?何があったのか知らんが爆豪動いてないんだが・・・・・まさか?』
「・・・・・・はい。立ったまま、気絶してます。」
「・・・・・・爆豪君戦闘不能!!角都君のしょ「アヅァッ!!!?」・・・・・・ん?」
「ギャーッ!!今気づいたけど超熱い!!水!!誰か!!水ちょうだい!!」
『・・・・・・なんすかこの締まらない終わり方。』
『・・・・・・さぁな。』
途中まで名勝負だったのに・・・・・・・
会場内の全員がそう思った。
そんな事知らない、クロスカウンターの態勢で硬直した爆豪と、のたうち回る角都がいた。
「アヅッ!!アッつい!!!」
「HAHAHAHAお騒がせしました!!」
「うっせえカス!!」
「暴れちゃダメだよかっちゃん!」
火傷で包帯グルグル巻きにされて相澤先生とお揃いになった角都です。
「いやー、ホントにやばかった!!」
「ホントホント!!」
「まさか角都があの時自分に火を放つなんてな!!」
「正直アレ、やんなくてよかったと思う!」
『HAHAHAHAHAHAHA!!』
「うるせえカス共!!」
「ほらほらその辺におしい。」
あっ、リカバリーガールさんチッスチッス。
「そんじゃあ早速怪我を治して「無理だよ」・・・・・・・ファ?」
「あんた、どんだけ大怪我したかわかってるのかい?
全身火傷、爆破のせいで骨もちょっとヒビ入ってるし自身の触手を燃やしたせいなのかあんたは今軽く衰弱してる。
そんな状態であたしの個性を使おうものならあんたが死んじまうさね。」
「そんな!じゃあ角都の決勝戦は!?」
「・・・・・棄権するしか、ないさね。」
「あれ?でも角都、確か四回までなら死ねるんじゃ・・・・・・・」
「ダメだね。たとえ一回死んだとしても、おそらく体力は戻らない。
どっちにしろ、決勝戦は諦めるしかないさね。」
「あ、そっすか。」
「軽い!!それでいいのか角都!!
ここまで頑張ってきたのに!諦めていいのか!?」
「いや、諦めないよ?」
そう、決勝戦を諦める気はない。
優勝も諦めない。
「でも、どうやって決勝戦に出るの?」
「そんなの簡単。」
傷を治しちまったら疲労で出れないなら、やることは一つ。
「怪我は治さない。このまま決勝戦に出る。」
「はっ?」
『はあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!???!??!』
「何言ってんの角都!!さすがに無理だよ!!」
「そうだ!心臓何個つぶす気だよ!?」
「僕が言うのもなんだけどすっごい大怪我の状態で戦うのは無理だって!!」
「バカだろ。あとクソ。」
集中砲火を受けました。
解せぬ。
角都が触手に火を放った所を描いてて、ストーンフリーを思い出したよ。
そのうち角都フリーが発現するんですねわかります。
それとリカバリーガールのセリフでなんか口調が変だったので修正しました!!
勘違いなさった方、本当に申し訳ないです!