オレの個性は地怨虞……地怨虞!?あの角都さんの!? 作:ベニヤ板
そして必ず一話に一回はある誤字脱字、今回はあるかな~?
「いやー、ヤオモモの家、デカイね!HAHAHA!」
どうも、週末にヤオモモ家を訪れた、角都です。
今日は皆でお勉強会♪
「セレブだと思っていたが、まさかここまでとは・・・・・・」
「オレの家よりずっとデカい!」
「仮にもNO.6ヒーローの家よりデカいってどんだけ・・・・・・」
「でも角都の家って普通サイズじゃなかった?」
「ああ!その通りだ!」
よ~し、ピンポンしちゃうぞ~
ボタンを押すとピンポーンという音が鳴り響く。
そして間髪入れずにヤオモモの声が出る。
『皆さんお待ちしておりました!どうぞ中へ!』
門がひとりでに開く。
「ヤオモモ、ずっとスタンバってたの?」
『お恥ずかしながら・・・・・・』
あ、これ照れてるな。
「んー、しかしこれは歩いていくのはちと骨が折れそう。」
「うん、ヤオオモの家がどれくらい広いかによるけど・・・・・・・・」
「まぁそんな時間かかんないだろさすがに。じゃあ早速行こうぜ!」
「そうだなチャージズマ!
セロファンと耳郎さん、芦戸さんも行くぞーッ!」
「オォーーーーッ!」
「暑苦しっ!」
オレ達はスタスタと敷地内に入っていく。
「え・・・・・オレは?」
角都に忘れられた尾白君を除き。
「HAHAHA!超遠かった!」
「わかるー!」
「な、なんであの二人は元気なんだ・・・・・・・」
「そりゃ・・・・異形型は体力多いらしいし・・・・・・」
「じゃあ尾白がヘバってんのは何なんだよ・・・・・・」
「ゼェ・・・・・ハァ・・・・・・」
なんか皆超疲れてる!
まあ途中から走ったしな。
仕方ないか。
「しかし屋敷デケェ!」
「博物館みたーい!」
「ホント元気だな・・・・・・・」
「体力オバケ・・・・・・」
「皆さん!よくぞおいでくださいました!!
・・・・・・ってあれ?迎えの人を門に行かせたはずですが・・・・・・・」
「迎えの人・・・・・・ああ!途中にすれ違った黒いリムジンがそうかな?」
「何だ・・・・・ちゃんと迎えの人いたんだ・・・・・・」
「いやー!てっきり誰かが外出したのかと!」
「ちゃんと待ってりゃよかった・・・・・」
どうも、講堂に移動したんですが、別にオレは勉強とか別にわかんないところ無いので、カット!!
と、いうわけで、今は中庭でヤオモモと対峙しています。
そう、ヤオモモの特訓です。
「いいかいヤオモモ。修行で最も効果があるのは実戦訓練だとオレは考える。
実戦なら自分の弱い所が目立って気付くし、いざヴィランとの実戦で緊張で動けないとか困る。
だから実戦訓練しようぜ!」
「はい!わかりましたわ!」
そういってヤオモモは武器を生成し、構える。
「しかし抜け目ないね、ヤオモモ。
その手の棒を作る前に拳銃を作っておくなんてな。」
「・・・・・・バレてましたの?」
「うん、まあね?銃刀法違反どこいっtアブネッ!?」
ま、まさかいきなり撃ってくるとは・・・・・・
あと多分暴徒鎮圧用のゴム弾だな。
「先手必勝ですわ!」
その後もバンバン撃ってくる。
が、しかし素手で弾をそらしていく。
「拳銃の弾丸というのは横からの力に弱い。
何だったら葉っぱでも軌道をそらせる。
葉っぱでできるなら素手で出来てもなんらおかしくは「おかしすぎます!!!」
「角都さんは増強型じゃありませんでしたよね!?なんで拳銃の弾の速度に反応できるんですか!?」
「心眼」
「どんだけ心の視力いいんですか!?」
「心の視力だってwwwうけアブッ!?」
今度は普通に棒で殴ってくる。
それをギリギリで避ける。
「なんで不意打ちがすべて躱されるんでしょう・・・・・・」
「それはね、オレが最近人間やめてきたからだよ・・・・・」
昔は普通に機関銃の弾を食らったり不意打ちでフレイザードに足凍らされてたりしたもんだ。
それが今ではゴム弾とはいえ素手で弾丸の軌道をそらせるレベルに・・・・・・
これはチートタグを追加するしかないな。
「まあいい!トゥアッ!!」
ヤオモモに飛び掛かる。
しかしヤオモモは棒で迎え撃とうとしている。
「ハァッ!」
そして棒をオレに向かって突き出してくる。
しかし、オレは空中で体をよじり避ける。
「!?」
「そいやッ!」
そしてそのまま組み伏せる。
「一本!」
「なんで空中で躱せるんですか!?」
「北斗神拳奥儀水影心!この奥儀は一度見た奥儀をまねることができる!
前に切島君が使った天翔十字鳳をまねた。」
「そんな技を覚えてる切島さんもすごいですが角都さんは舌の根も乾かぬうちにズルい!」
「さて、今回の戦いの反省をしましょう。」
「完全に角都さんのチートが露呈しただけじゃないですか!!!
角都さん個性も」
「い~や、そんな事無い。
自分の弱さ=未熟なところだ。
ヤオモモの個性は万能だが裏を返せば器用貧乏。
これといって特筆するところが無い。」
「ウッ・・・・・・・」
「逆に裏を返さなきゃ万能だ。
だから正直言って自分より身体能力が高い相手にたいして正々堂々戦うなんて自殺行為。
だから体育祭の時常闇君に負けた。」
「な、なるほど・・・・・・」
「だから作戦を組んで戦えばいい。
作戦に必要な物は個性で作れるから問題無いだろ?」
「しかし・・・・・・・私、そんな作戦立てられるでしょうか・・・・・・・」
「いやいや、いつかの対人戦の時の化け物の分配考えたのそっちじゃん?
そういう事得意だと思うよ?
まあ自分に自信を持て。じゃ!そろそろ皆の勉強を見に戻ろうぜ!」
「あ・・・・・はい・・・・・」
HAHAHA!
学校での食事中、拳藤さんにロボ無双の存在を教えられた!
物間に邪神扱いされた!
おのれ!
筆記試験した!
余裕のよっちゃん!
感想でオレが頭いいのが意外みたいに言ったやつ、親父の部屋に放り込んでやる。
そして実技!
「それじゃあ、演習試験を始めていく!
実技試験にも、もちろん赤点はある。
林間合宿行きたいならみっともないヘマはするなよ!」
「ヒーロー多いな・・・・・」
今思えばオレってA組メンバーの中でもちょっと浮いたヒーローコスかも。
一人だけロングコートだけだし。
絵柄も作者が違うから違うし。
「角都、メタい事考えるな。
諸君なら事前に情報を手に入れて、ある程度何をやるかは知ってると思うが、」
「入試みてぇーなロボ無双ダルォ!?」
「花火!カレー!肝試し!」
「オレ、仮想ヴィランと戦ったこと無いからちょっと不安。」
『(チートが何を言うか・・・・・・・)』
「最悪個性無しでも仮想ヴィラン倒せんじゃね?(ヒソヒソ」
「否定できませんわね・・・・・・実際私、個性無しの角都さんに負けましたし(ヒソヒソ」
「マジ!?(ヒソヒソ」
と、その時、相澤先生の捕縛武器がモゾモゾと動き出し、中から小動物が出てくる。
「残念!諸事情があって、試験内容を変更しちゃうのさ!」
『校長先生!』
あら~、芦戸さんとチャージズマが固まってる・・・・・・
「あら可愛い。」
「褒めても単位しか出な「校長」
・・・・・・・コホン、これからは、対人戦と活動を見据えたより実戦に近い試験を重視するのさ!」
「十中八九ヴィラン連合が原因だな・・・・・・」
「というわけで、諸君らにはこれから、二人一組でここにいる教師一人と、戦闘を行ってもらう!」
「プロが相手だと!?勝てるわけないだろ!」
『(NO.2ヒーローにそこらのプロヒーローの実力超えてるって認められた奴が何を言うか・・・・・・)』
「なお、対戦する教師とペアは決定済み。
動きの傾向や成績、親密度、諸々を踏まえて独断で組ませてもらったから、発表してくぞー」
さて、オレは一体誰とぶつかるか・・・・・・・
ミッドナイト先生かセメントス先生だろうか・・・・・・・
それとも意外にマイク先生?
次回に期待!
もうすぐ夏休み、の!はずでしたがぁ!ホアタァ!
ヴィラン連合のせいでロスタイムがあるので、一学期を続行します!
「「もういやー!」」
夏休みだよ!
ファン〇!触手フルーツ出た!