オレの個性は地怨虞……地怨虞!?あの角都さんの!?   作:ベニヤ板

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記念すべき四十話目!
・・・・・・ん?正確には前回が四十話目?
それに祝うべきなのは五十話目?
・・・・・・・こまけぇこたぁ気にするな!


心臓四十個目 ヴィランでもシリアルしたい

どうも、角都です。

今は控え室で作戦会議をしています。

え?他の人の試験?

原作通りだよ!

まあ轟、ヤオモモチームが原作より早く終わった程度の違いか。

 

「そんじゃあ今回の相手、13号先生と我々の相性について考えていこう!」

 

「はい!先生!」

 

「どうしたんだい麗日君?」

 

「私は個性的に13号先生が天敵というのはわかるんですが、角都先生の個性と本人のスペック的にさほど苦戦しないように思います!」

 

「いい質問だね。実は個性で考えたら13号先生は天敵なんだ。

触手はもちろん炎、風、電気までも13号先生はかき消せる。

ブラックオールマイトもフルバーストも効かないわけだ。」

 

「なるほど。」

 

「ただ、あの人は戦闘力が低いんで正直勝てる。」

 

「あ、やっぱり。じゃあなんで角都君の相手が13号先生なんですか?」

 

「ああ、オレの考えからするとこの試験、ただ一人で動いて先生を拘束しもう一人が何もしないだと、恐らくどっちも不合格だ。」

 

「え?何もしない方だけじゃなく働いた人も?」

 

「この試験はそれぞれの課題をどうクリアするかだが、協力が大前提なわけだ。

片方が囮になりもう片方が相手を拘束とかならどっちも合格だろうな。」

 

「なるほど。しかしそれがどうして角都君の相手が13号先生に?」

 

「多分だが、オレの場合どう麗日さんを活躍させるか、それが課題だ。」

 

「え?私?」

 

「うん、オレは個性的に天敵の13号先生を倒すとともに、圧倒的に個性の相性が悪い麗日さんのサポートを求められてるんだと思う。」

 

「確かに相手に触れないといけない私は13号先生が相手じゃ逆立ちしても勝てなさそうだし!」

 

「まあ要するに協力しろってことだな。

そろそろ時間だし行こう。」

 

「は~い、ありがとう先生。」

 

「わからないことがあれば何でも言ってください。

答えられる範囲でお答えします。」

 

 

 

 

 

 

『期末演習試験、レディ、ゴー!』

 

「あ、そうだ。麗日さん、これ。」

 

そういって触手で編んだ紐を渡す。

 

「?」

 

「どちらかがブラックホールに吸い込まれかけた時の命綱だ。

腰辺りにでも巻いといて。」

 

「なるほど、わかった。

そういえばこれ、角都君のどこにつながってるの?」

 

「足」

 

「・・・・・・もっといいところあったんじゃない?」

 

そしてオレ達は出口の方へ向かう。

 

案の定13号先生が見張りをしている。

 

「・・・・・・・やっぱいるね。

さて、どうしたもんか・・・・・・」

 

「忍び寄ろうにも周りに遮蔽物が無さすぎるし・・・・・・・正面突破?」

 

「いや、それだとブラックホールの餌食になりそう・・・・・・・閃いた!

ちょっと耳貸して」

 

「?」

 

 

 

 

 

 

「!」

 

それは突然だった。

突然目の前にブラックオールマイトが出てきて歩いてきたのだ。

まあこれぐらいなら角都が正面突破しに来ただけだと感じるだろう。

しかし、問題があった。

その問題とは・・・・・・

 

「ブラックオールマイトが・・・・・・4体?」

 

そう、数である。

顔まで真っ黒な触手で覆った黒の巨漢が4体もいたのだ。

13号の頭の中ではなぜこういった事になったか、検討がついていた。

 

(化け物をブラックオールマイトにしたのだろう・・・・・それ以外考えられない。)

 

しかし、ただ4体よりも5体の方がありがたかった。

なぜなら角都の化け物は角都の心臓によって作り出される。

すべての化け物と自分をブラックオールマイトにしたなら、全部で5体いるはず。

4体しかいないということはつまり・・・・・

 

(角都君と麗日君のどちらか、あるいは両方がどこかに隠れている。

だが場所がわからない上に二人ともブラックオールマイトに隠れている可能性だってある!)

 

あの二人がどういう選択をしたかの選択肢が多すぎるのだ。

常に全体に気を配らなければならない。

それもブラックオールマイト4体を捌きながら。

戦闘能力に乏しい13号が相手どるには非常に不利な状況であった。

 

そんな中もブラックオールマイトはじりじりとこちらに詰め寄ってくる。

最悪自分の数倍も実力のある卵と普通の卵と卵が産んだ化け物4体を同時に相手にせねばならないとなると負ける(確信)

さて、どうしたものか・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・すごい動揺してるな、先生。」

 

「うん、本当だね。まあ普通は動揺するよ。」

 

どうも、今は触手で天井にはっ付いています。

HAHAHA!シリアスやってる13号先生なんか知るか!!

オレはずっとこのテンションでたとえヴィランに誘拐されようが友達がヴィランに人質に取られようがこのテンションだけは崩さない!

因みに麗日さんは触手で吊るしてます。

 

「よし、今の内に出口に向かうか。

バレないバレない。」

 

「ギャー!?」

 

「おい待て何だ今の悲鳴!?」

 

「13号先生からだけど・・・・・・・あ」

 

そこには化け物達に襲われる13号先生が!

 

「ちょっと角都君!化け物は13号先生を怖がらせるだけの立ち位置じゃなかったん!?」

 

「今命令飛ばしてる!だがなぜか命令を化け物が聞かないんだ!

こんなの初めて・・・・・・・あ」

 

「え・・・・・?何今の『あ』は・・・・・・・」

 

「・・・・・・あの化け物の後頭部についてる赤く光ってる物はなんだ?」

 

・・・・・・・どうみても変な機械の類だな。

・・・・・・そんなサポートアイテム要求した覚えないんだが・・・・・・

 

 

 

 

 

 

「終わりましたよ、死柄木弔」

 

「よくやった、黒霧」

 

今、この二人はとあるバーにいる。

雄英のセキュリティを突破し、その生徒達を恐怖に陥れた組織、ヴィラン連合の隠れ家である。

 

「しかし・・・・・なぜ触手の化け物が出たタイミングで化け物にこの機械をつけろと?」

 

「その機械はドクターのお手製だ。

人の脳波をジャミングするという、そういう個性の相手にしか効果の無い物だ。

また、実験の結果そういう個性で操ってる奴、もしくは物につけると、操ってる奴は暴走するらしい。

まあ角都が化け物を脳波で操ってるかは結構賭けだったがな。」

 

「なるほど、そんな効果が。

しかしなぜ角都君の化け物を暴走させるような真似を?」

 

「あいつは『先生』にも目をかけられてるからな。

『先生』曰く、テストのような物らしい。」

 

「テスト、といいますと?」

 

「どんな時でも冷静さを失わず、仲間たちの支えになれるほど頼れる奴かどうかを知っておきたい。」

 

「先生もしっかり我々のことを考えてらっしゃるのですね。

・・・・・・でも、その先生が知りたいと言っている能力は、どっちかというとヒーロー向きかどうかを知る感じになるのでは・・・・・・」

 

「・・・・・・・」

 

「・・・・・・・」

 

「・・・・・・・しっかり見張っておけよ」

 

「はい・・・・・・・・」

 

ヴィラン連合の隠れ家に何とも言えない気まずい空気が流れました。




~角都外伝 あの日のファンレター~

「そういえば角都、職場体験の時に貰ったファンレターは読んだか?」

「あっ!?やっべ読んでねぇや・・・・・家で読むか」

~家~

「何々~?
『どうも角都さん。先日の体育祭、拝見いたしました。
あなたは自身の個性に関して強いコンプレックスを抱いていらっしゃるようですね。
実は私共は個性を消す薬品を作成しております。
ただ、そんな薬の研究をしているため、夜には背中に気を配らなければなりません。
よろしければ、あなたの力を見込んで私の護衛をしてくださらないでしょうか?
もちろん、薬が完成したら真っ先にあなたに差し上げましょう。
理論上、異形型にも効くはずです。
死穢八斎會(しえはっさいかい)会長 オーバーホール』」

・・・・・・・・・

「親父ー!ちょっと来て!!!むしろ助けて!!!」





いやはや、あの手紙は死穢八斎會からだったんですね~
皆、忘れてたでしょ?
しかしこれで主要なヴィラン団体全員に目をかけられたことになりますね。
さすが角都!オレ達にできないことを平然とやってのける!
そこにしびれる憧れるゥ!
はい、嘘です。
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