オレの個性は地怨虞……地怨虞!?あの角都さんの!?   作:ベニヤ板

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すまぬ、テスト近いんで来週と再来週の更新はお休みします。
あ、因みに今回、アメコミキャラがい一人出てきます。
ドクターオクトパスではありません。
まあキャラ崩壊してまうけど、軽く。



心臓六十個目 オクトパス主人公説

「よーし落ち着け角都。

深呼吸だ。」

 

「ウガアアアアアアアアアア!!!!」

 

「・・・・・・・デスヨネー」

 

どうも、角都のパパのオクトパスだよ。

いやー、角都め、暴走するなんて立派にオリ主道を突っ走ってるじゃないか!

いやまあ、角都がオリ主かどうかは知らないけど。(※オクトパスは転生者じゃないよ!!)

 

「ガアアアアアアアア!!!!」

 

「アブナッ!?」

 

角都が飛び掛かってくるのを間一髪でよける。

自分で言うのもなんだが、オレはエンデヴァー先輩並みの戦闘力はあると自負している。

まあ、ランキングは大きなお友達しか支持してくれないから下がってるけど。

それと疲れ切っているのにも関わらずに互角に渡り合うって・・・・・・

 

「工事現場さんの大陸の地形を変えれるってのは嘘じゃなかったらしいな・・・・・・・

まあいい!オクトパスアッパー!!!」

 

地面に着地した隙にアッパーカットをして、角都を上空に打ち上げる。

よっしゃ命中!!

角都は地面にドシャッと落ちるが・・・・・・・

 

「ググググ・・・・・・・」

 

「・・・・・・・ヒュー」

 

命中の直前、上空に飛び上がって衝撃を軽減しやがったぞ。

こいつ、角都の戦闘センスをそのまま受け継いでやがる。

はっきり言ってやばいっす。

だって今ので勝ったと思ったもん。

絶対気絶すると思ったもん。

\(^o^)/オワタ

いや、諦めないけどさ?

 

「知能、いや本能か・・・・・・人間の野生化みたいだな、シルエット的に。

さてと、真面目な話、無事に帰りたいなら応援を呼んだ方がいいな。

しかしそんな隙を見せてくれる相手じゃないんだよなぁ・・・・・・・」

 

最悪ここ等一帯に触手の津波を起こしてもいいが、皆パニックのせいで逃げ遅れが多数。

市民も巻き込む。

ここらで一つ苦肉の策の番外編でも作者に書いてもらって一週間分作戦会議に費やしたい。

いや、無理なんだけどさ。

さてと、こいつを倒す方法を考えていこう。

こいつは本体である角都が疲労困憊であるため、一発でもオレの攻撃が直撃したら勝てる。

しかし、身体能力と反射神経がバカみたいに高い。

一発でも命中させるのは至難の技だろう。

ならば一気に触手を放出して捕らえる?

無理だ。市民がまだ避難できてない。

応援も呼べる隙がない。

ならば自分で捕まえざるを得ない。

しかしそれは非常に難しい。

人手が欲しい。

しかし人を呼べる状態じゃないの無限ループだ。

無限ループって怖くね?

しかし、角都のほうは中々襲ってこない。

いや、長考できてうれしいんだが、ちょっと怖いな・・・・・・・

角都は現在、獣のように身をかがめて、いつでも飛び掛かれる体勢だ。

だが、飛び掛かってこない。

一応オレのほうも隙のない構えをしているからか、あるいは・・・・・・・

うん、絶対相手も隙を伺ってんな。

ちょっと試しによそ見。

 

「!」

 

「・・・・・・・・・」

 

一瞬飛び掛かろうとしたのはわかるが、すぐに罠だと勘づいたか。

うわー・・・・・・・角都の洞察力も兼ね備えてやがる。

いや、これも本能か。

本能万能説

よし!ここはひとつ・・・・・・・

ブラックオールマイトを解除する。

そしてオレは懐から携帯電話を取り出す。

 

「あ、もしもし?

テレポータマンか?

ちょっと応援頼みたいんだけど今いける?」

 

「!?」

 

そう、電話する。

応援を呼ぶ。

因みにテレポータマンなんてキン肉マンチックなヒーローはいない。

マジで電話はかけているが、それはマナーモードにして家に置いてきたプライベート用の携帯にかけた。

そして誰かに応援を頼みたいのは事実。

この嘘とマジを合わせた罠に引っかかるか?こいつは。

 

「?・・・・・・・・???」

 

おっと、迷ってるみたいだな。

飛び掛かっていいのか、はたまたダメなのか。

嘘とマジの混同は本能で感知するには難しいらしい。

よし、今度は一回電話を切って、本物のオレのサイドキックに電話する。

 

「あ、もしもし?

アザゼルか?

息子が反抗期なんだ、助けて。

てちょいちょいちょい待て、冗談だ。だから切らないでお願い。

応援を頼みたい。今の位置はオレのコスチュームのGPSで確認してくれ。

あとはよろしく。」

 

ピッ、と電話を切る。

予想通り電話しても襲い掛かってこなかった。

 

「フッハッハー!!今の電話の隙に攻撃をってアブネッ!!!」

 

角都は右腕の鋭い爪を突き刺そうとしてくる。

ちゃっかりこの隙をついてきやがる・・・・・・・

やれやれ・・・・・まあアザゼルのやつはオレの雄英時代の同期で、なぜか独立しようとしない変わり者だけど実力じゃオレと同レベル!!

あいつとオレのコンビは最強だぜ!!!

よ~し、パパ反撃しちゃうぞ~!

 

「・・・・・・・・・?」

 

あれ?この、オレの腹から突き出てる赤黒いのはなんだ?

なんか赤黒いのの周りもちょっと赤黒くいシミがあって、徐々にそのシミは大きくなっている。

あれ・・・・・・・そういえばこの腹から出てるやつの形、まるでう・・・・・・で・・・・・・?

 

「ゴフッ!」

 

口から血が出る。

チラリ、と角都のほうを見ると、なぜか右腕が伸びており、それがオレを刺し貫いたようだ。

しかしなぜ腕が・・・・・・・・

 

(ああ、そうか・・・・・・・)

 

そういえば角都はオルフォとの戦いで右腕を失ってて、触手を右手の形に編んでたっけ・・・・・・・

ああ・・・・・・・しくじったなぁ・・・・・・・・

昔っからいつもこんな感じだ・・・・・・・・大事な時に油断して、機を逃す。

あ、そういえばあの時、オレがまだサイドキック時代にも似たようなことあったっけ。

 

 

 

 

 

 

 

「フゥーハハハハ!

バカヴィラン共!!今オレはお前らに気付かれてないうちにタカヒロさんをここに呼んだ!!

お前らはもうチェスでいうところのチェックメイトにはまったのだ!!!」

 

タカヒロ、それがオレがサイドキックとして働いてたヒーローの名前だ。

名前から勘違いされやすいが、鷲の個性で初老のヒーローだ。

ヒーローランキングも高く、実力も相当のもの。

そして現NO.3のホークス君のお父さんだ。

あの時のホークス君はまだ学生だったなぁ・・・・・・

 

「タカヒロさんが来るまでの間、貴様らの相手はこのσ(゚∀゚ )オレ!

σ(゚∀゚ )オレだよσ(゚∀゚ )オレσ(゚∀゚ )オレ!!

・・・・・・・・・あるえー?

触手がなぜか動かないぞー?」

 

「ハンッ!バカめ!!

オレの個性は『異形封じ』!

異形型の個性の人間がオレに顔を見られるとそいつの個性は機能しなくなる!!

例えばお前のいうタカヒロの場合は見た目は変わらずだが鷲っぽいことは一切できなくなる!!」

 

「え?何その完全な異形メタ?

なんでそんなピンポイントに・・・・・・・・あ、ちょっと待って。

皆さん笑顔で武器構えながらこっちくるのやめて。

あ、いや、ギャアアアアアアア!!?」

 

あの時はマジで死んだなって思った。

だがその時、突然ヴィランの一人が消えた(・・・)

文字通り、跡形もなく。

そいつがいた場所に、薄く少ないながら赤い霧のようなものを残して。

その赤い霧は、すぐに霧散した。

この特徴を、オレはよく知ってる。

 

「お、おい!あいつ、どこ行った!?」

 

味方が一人消えたことに気付き、辺りを警戒し始めるヴィラン共。

しかし、あいつには関係ない。

いつも神隠しのように、相手も一緒にワープさせるにはその相手に触れなきゃいけないのに、敵には一切姿を見せずに、いや気付かせずに連れ去り、一対一に持ち込む。

そして迅速に無力化させ、次の相手を連れ去る。

一人、また一人とヴィランの数が減っていき、最終的には1人になった。

 

「なんだよ!?なんなんだよォ!!?」

 

そいつは辺り全体を警戒している。

違う、そうじゃない。

あいつに対する対処法で最も好ましいのは壁を背にすることだ。

そして最後の一人も連れ去られ、ちょっとしてからヴィランを連れ去った張本人が出てくる。

肌は赤く、先端が矢印のような形をしている、軍服に似たコスチュームを着ているまさしく悪魔といった風貌の男。

手にはトンファーとナイフを合体させたような武器を持っており、それは血に濡れている。

・・・・・・・まあ血の付き方から見るにヴィランを殺してはいない、はず。

そう、こいつこそオレの同期で同じヒーローの元でサイドキックをしている・・・・・・・

 

「芦戸ォ!!」

 

「今はヒーロー活動中だぞ。アザゼルと呼べよオクトパス。」

 

「おっと、いけね。」

 

芦戸紅魔。個性は『ワープ』。

オレと、今のオレの嫁とは幼馴染だ。

苗字から察していると思うが、なんの因果か芦戸三奈ちゃんのお父さんだ。

・・・・・・・別に三奈ちゃんはナイトクロウラーじゃないよ!

 

「いやー、お前が来てくれて助かったよ。

今回は死ぬと思った・・・・・・・・」

 

「黙れ!大体お前はいつも突っ走りすぎなのだ!

まったく五面さん(オクトパスの嫁の旧姓)という彼女もいるというのに、お前はいつも無茶ばかりする!!

ちょっとは考えてから行動しろとなんど言えばわかる!!?」

 

「うー・・・・・・・」

 

いつもの説教を食らわされる。

反論できねぇ・・・・・・・

こいつ、プライベートでは愉快で優しい奴なんだが、ヒーロー活動になったら大真面目。

いやまあ、説教魔であることにはプライベートでも変わらないんだけどさぁ・・・・・・・

あいつ、ホントなんでオレのサイドキックでとどまってるのかわからない。

まあ確かに独立はお前より早くしたつもりあったが、まさか自分をサイドキックにしろというとは思わなかった。

まあ昔っから実力は相当なもんだから快く承諾したがね。

 

(そういやオレが独立してからもよく説教されてたっけ・・・・・・)

 

まるでオカンのように説教して、それでなぜか自分の嫁がそれに嫉妬して意味の分からない三角関係みたいになったっけ・・・・・・・・

そういやなぜか昔に角都が寂しそうだったから三奈ちゃんと会せてみようって話を持ちかけた時、拒否られたな。

もしかして、角都自身で乗り越えさせて成長させようとしてくれたのかもしれない。

あいつは昔っからそうだ。

自分のことはいつも後回しで回りを成長させようとする・・・・・・・でも結婚はあいつのほうが早かったな。

あ、なんか回想してて、これから死ぬみたいな雰囲気だしてるけど死なないよ。

だって・・・・・・・・・

 

「フッ!ハァッ!!」

 

「グガァ!!?」

 

角都は後ろから突然切り付けられ、驚いている。

その隙にオレの腹に刺さった腕を抜く。

・・・・・・・・本当、こいつはすぐ駆けつけてくる。

 

「今日は遅かったじゃねぇか・・・・・・芦戸ォ・・・・・・」

 

「今はヒーロー活動中だぞ。アザゼルと呼べよオクトパス。」

 

「おっと・・・・・いけね・・・・・」

 

「グギギ・・・・・・・」

 

「おいオクトパス、戦えるか?」

 

「フンッ・・・・・・この程度でヘバる分けねぇだろ?」

 

傷口を触手で覆い止血する。

 

「それもそうだ。

だがな、お前は一体いつになったらわかる!?

考えてから行動しろと言っていただろ!!

サイドキック時代どころか学生時代から!!

息子のこととなればなおさらだろ!!!」

 

「うー・・・・・・・」

 

「グアアアアアアア!!!」

 

「フンッ、それより今はあいつだ。

お前の暴走した息子なんだろ?

じゃあ、あんまし傷つけずに無力化するぞ。」

 

「ああ、最初っからそのつもりだ!!

いいか!オレ達のコンビはな――――――――――」

 

昔っからだ。

昔っから変わることはなかったことがある。

 

 

 

 

 

 

 

「―――――――最強だ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

オレ達のコンビは負け知らずだということだ。




はい、アザゼルさんでした!
随分といい人キャラ!
しかも芦戸さんのパッパ!!
しかもイケメン!!
主人公の(恐らく)最初ライバルだったけど途中から相棒になるタイプのキャラ!!
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