オレの個性は地怨虞……地怨虞!?あの角都さんの!?   作:ベニヤ板

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イイイイイイエエエエエエエ!!テスト終わったあああああああ!!!


心臓六十一個目 いやー、角都は強敵でしたね。

「ん・・・・・・・?」

 

知らない天井。

イケない太陽( ゚д゚)ヘイッ!ナーナーナーナナナーナナー

 

「しかし、ここは・・・・・・・」

 

辺りを見回すと真っ暗だ。

・・・・・・・あ、そういえば目玉つぶされたんだっけ。

と、いう事は今のオレは盲目ってことか。

心眼に切り替える。

すると、辺りの状況がわかる。

オレってすごい。

 

「ってなんだ、病院か。」

 

「いや、なんで目が見えないのに病院ってわかるんだよ。」

 

オレの肩にミニ牛鬼がボフンっと出てくる。

 

「そこはまぁ、心眼?」

 

「いや、どんだけ精度いいんだよ。

感知系かお前は。」

 

「いや、異形型です。」

 

まあ多分忍術的な意味だったんだろうね。

とりあえず人がいないとどうにもならないんで、ナースコールをしてみる。

 

『テレレレテレッテテレレレレ~ン』

 

「にゅうてんするっと見せかける」

 

なぜか某コンビニの音がナースコールしたら流れてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、病院の人に色々説明してもらったところ、オレは昨日の爆豪とオレ救出作戦の時に牛鬼を与えられて暴走。

それを親父に止めてもらって気絶。そして今に至る。

医者いわく、どうやら一度過労死してたらしくこんなに早くオレが目覚めるのは予想外だったとのこと。

え?マジ?そういえば、心臓の鼓動が一つ足りないような・・・・・・・・

ま、いつものことか。

そしてどうやらこの病院、親父や耳郎さん、ピクシーボブさんもいるらしい。

なぜか飛段さんはいない。

あの人、個性的にすぐ怪我するからいると思ったんだけど・・・・・・

早速お見舞いに行きたいって言ったらナースさんの素の「は?」が聞けた。

そして重傷なんだからせめて明日か明後日にしろと言われた。残念。

・・・・・・・・・よし、ポ〇モン厳選でもしよう。

6Vようききょううんヤミカラスを今日こそ手に入れるぞー!

 

 

 

 

 

よーし!お見舞い解禁の今日!

と、思ったら午後からって言われたちくしょう!

午前は暇になるな。

バトンテッカニンでも作るか。

そんなことを考えていると、コンコンと扉をノックする音が聞こえる。

 

「角都ー・・・・・入るよー・・・・・」

 

おや?芦戸さん、元気ない?

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・数日ぶりに見た、角都本人の姿。

右手は肩から先がない。

さすがに時間がたちすぎてくっつかなかったようだ。

そして目だ。

両目を隠すように包帯が巻かれており、包帯についた血が痛々しい。

角都のお母さんから聞いたのだが、一度過労死したらしいのだが、そのせいか顔が若干青い。

左手には点滴で栄養剤が注射されている。

テレビで見た通りだ。

出来ればアレが夢であってほしかった。

夢であって・・・・・・ほしかった・・・・・・・

 

「芦戸さーん?どうした?うつむいてるけど、なんかあった?」

 

角都が目は見えないはずなのにこちらの顔を覗き込む。

すると、目の傷が、右手のついてない右肩が目に入り、しゃくりあげそうになる。

 

「もう・・・・・こんな無茶しないでよ・・・・・・」

 

声を絞り出して、言った言葉がこれだ。

面食らったような顔をする角都。

 

「目が見えなくなって、右手もなくなって、変な個性植え付けられて・・・・・・・テレビで様子を見た時、びっくりした・・・・・・・沢山心配した・・・・・・」

 

こういうのは、何かがきっかけで一瞬で崩れるものだ。

目じりが熱くなり、頬に何かが垂れる。

頭の方に手をやると、髪飾りが手に当たる。

角都に貰った髪飾り。

今は無くなった右手でつけてくれた髪飾り。

あの時、綺麗な目で見つめてくれたけど、それも今はない。

緑谷や切島に私もついていったら、少しは変わったかもしれない。

私一人が増えたところでさほど変わらなかったかもだが、それでも、まだマシになったかもしれない。

それで、私も行かなかったことに凄く後悔した。

夜も沢山泣いた。

お父さんやお母さんにも励まされたってことは、他人からも見て取れるほどに落ち込んでたんだ。

必死に隠してたつもりだったけど、隠しきれていなかったようだ。

最初、中学生の時に角都に話しかけたのは、すごく寂しそうな目だったから、可哀そうだと思ったからだ。

それで助けてあげようと思った。

だって私はヒーローの娘だから・・・・・・・

でも、結果は?孤独は無くしてあげれた。

でも、角都は個性のせいか、元々の性格のせいか、すぐに合理的だと考えたら命を捨てる。

武器化人間の時もそう。USJの時も。そして、今回も。

私は、守ってあげれなかった。

いつも、守られてばかり。

皆を守りたい。

だから、強くなろう。

いままでの何倍も努力して、角都だろうと誰だろうと守れるように。

だから・・・・・・・私が皆を守れるようになるその日まで、

 

「もう・・・・・・・絶対に無茶しないでよ・・・・・・・」

 

「・・・・・・・もう無茶はしない、とは断言できない。

けど、わかった。もう誰にも心配されないようになろう。

何があろうと、あいつなら大丈夫って誰にでも言われるほどに、強くなってみせよう。」

 

ああ、そうじゃない。そうじゃないんだよ、角都。

でも、心のどこかでは、角都がこう返事するってわかってた。

どうせ、いくら止めても無茶するってことはわかってた。

でも、角都は自分の発言には責任をしっかり持ち、それを実行する大バカだ。

きっと、絶対に心配されないほどに強くなるだろう。

・・・・・・・・安心した。

私は、角都に抱き着き、大声で泣いた。

 

 

 

 

 

 

 

「スー・・・・・スー・・・・・」

 

泣き疲れて寝ちゃったか。

しかし、どうやら本気で心配かけてたらしい。

まさか、怪我のことも考えずに抱き着いてくるとは。

( ;д;)傷口イテェ・・・・・・・・

しかし、寝ちゃったか。

仕方ない、このままにしとくのもアレだし、このベッドに寝かすか。

ここのベッドは広いからな。

人二人でも近寄ればなんとかなる。

左手から出した触手で芦戸さんをオレのベッドに運び、優しく掛布団をかけた。

・・・・・・・・よし、理想のツチニンでも厳選するか。

すると、またもやコンコンとノックの音が聞こえる。

誰ぞ?

 

「入るぞー、角・・・・・・都・・・・・・・?」

 

お!1-Aのメンバー勢ぞろいじゃねぇか!

 

「よっ!皆!おはよう!!」

 

「おい角都!!」

 

「ん?どうしたエロブドウ?」

 

「テメェコノヤロウ!!散々オイラのことエロブドウ呼ばわりしてきたくせにお前だって人のこと言えねえじゃねえか!!!」

 

「は?何言ってんの?」

 

「とぼけんな!!横に寝てる芦戸が動かぬ証拠だ!!!」

 

「峰田君!芦戸さんは動くよ!?」

 

ん・・・・・・・?・・・・・・・・あ

 

「いやまて、これは誤解だ!」

 

「そんな・・・・・・角都が・・・・・・」

 

「あの超絶ウブ角都が1-A最初に脱童貞か・・・・・・」

 

「信じられませんわ角都さん!私、見損ないました!!」

 

「いや、だからごか「角都。」ど、どうした切島君?」

 

「・・・・・・・オレは応援するぞ」

 

「ン"ン"ン"ン"ン"ン"~~~~~~!!!!」




角都のパーティ編成!

・ドンカラス
・テッカニン
・クチート
・サメハダー(メガ)
・バンギラス
・ガオガエン(かくれ特性)

です。
見事にあく統一パですね。
ん?テッカニン?知らんなぁ
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