オレの個性は地怨虞……地怨虞!?あの角都さんの!? 作:ベニヤ板
今回、轟覚醒!?
主人公は死ぬ(嘘)
「・・・・・八百万さん。」
「はい?どうかなさいました?」
「オレの生み出した化け物の触手を体に巻き付けるのはやめようか。
こう、ヴィジアルがやばい。」
そう、今目の前には化け物(火属性)を体に絡ませている八百万さんがいるのだ。
なぜこうなったのかというと・・・・・・
(やばい、作戦何も考えてない。)
(作戦も考えてないのに始まってしまいましたわ。)
気まずい雰囲気のまま、作戦を話しあう事無く訓練が始まってしまった。
さて、これからどうしようか?
そんな事を考えていると突然・・・・・
「!?」
「何ですのこれ!!?」
ビル全体が凍り付かされました。
うん、話そう話そう思ってる内に始まってしまったのです。
「氷を炎で溶かしてください角都さん!!」
「ああ、わかっている。頭刻苦!!」
頭刻苦の炎で氷を溶かす。
やべっ、服に引火しかけた。
「ふむ、これは轟君の個性だな。」
「相手の個性を知っていたんですの!?どうして言ってくれなかったのですか!!?」
「ここまで強大だとは思わなかったからだ。」
はい、今僕嘘つきましたー。
おかげで八百万さんのオレに対する好感度が下がってしまった。
どうしようか・・・・・・・・ティン!!
「その服では寒かろう。
化け物(火)、八百万さんの護衛のついでに炎で暖めてやれ。」
化け物は八百万さんの近くに行き、炎を吐き出して八百万さんの体を暖めている。
きっと気分は四方八方に置いてある焚火に同時にあたっている感じだろう。
「ムッ、ちょっと動かしづらいですわね。」
動かしづらい?何が?
八百万さんの方に目を向けると、頑張って触手を体に巻き付けている八百万さんが!!
そして冒頭にいたります。
「? なぜヴィジュアルがやばいのですか?」
「えっ!?・・・・・・化け物に襲われた人みたいだからだ。」
はい、また僕嘘つきましたー。
だって言えないじゃん・・・・・・素直な好奇心を帯びた、汚れのない目の相手に触〇プレイっぽいから、なんて言えるわけないじゃん・・・・
「ヒーローが化け物に襲われて、なおかつ無抵抗だったならば、そのヒーローはその化け物に完全に屈したと捉えられる。
そんな事になれば民衆の安心感も崩れよう?」
「ふむ、なるほど。
確かに民衆の安心を守るヒーローがその安心を崩してはいけないですわね。
わかりました、外しましょう。」
「・・・・ところでなぜ触手を体に巻き付けようと?」
「そちらの方が温かそうでしたし、もしかしたら鎧のような役目を担ってくれるかも、と思ったからですわ。」
・・・・・この子は触〇プレイという言葉を果たして知っているのだろうか。
ていうか最悪、まだ子供はコウノトリが運んでくる、とか思ってそう。
「あの、角都さん、頼みたい事があるのですが・・・」
「(最初に比べたらフレンドリーになってきたな。やったぜ。)なんだ?」
「残りの化け物、風と土の化け物を核の護衛をさせてほしいのですが、いかがでしょう?」
「そんなことか。ふむ、二人と一体よりはそちらの方が確かに良いな。」
そう返事を返し、土と風に核の護衛をさせる。
えっ?雷の化け物?今出したら死にます。(心臓の個数の都合で)
「さて・・・・・いつ、どこから来るか・・・ん?」
「どうしたのですか?」
「いや、ちょっと遅くないか?相手チーム。」
「・・・・!確かに少し遅いですわね。」
「ちょいと、触手で辺りを探ってみるか・・・・・」
「・・・・本当に汎用性高いですわね、それ(見た目ももう少しよければ完璧なのですが・・・・)」
触手を廊下への入り口のすべてに伸ばしていく。
ちょうど触手が自分達の死角に入った所で・・・・・
「予想が当たった・・・・・」
「えっ?」
「あの二人、偵察をしていたんだ・・・・・もしかして相手の個性について何かわかるんじゃないかと、自分の目で・・・・・」
「どうしたのですか角都さん!!?」
「やられた・・・・触手が・・・・」
廊下に伸ばしていた触手は、
「!?これって!?」
「ああ、轟焦凍の個性だ・・・・・
さっきから・・・・・なんか・・・・スゲー寒い。」
そう言い放ったのと同時に、轟とそのペアの障子君が出てくる。
「やってくれるじゃないか・・・・フレイザード・・・・」
「・・・・寒くてもフレイザード呼びは変わらないんだな。」
なぜだ?なぜこれほどまでに寒い?
これだけ寒いのなら、轟本人が寒さで震えていても充分おかしくない。
いや、体に霜がついてもおかしくない寒さだ。
現にオレの体に霜がついている。
だが轟にはついていない。
まさか・・・・・・?
「まさか、と思うが・・・・・炎を使ってるのか?
推薦入試の時は・・・・使いたくないとか・・・・言ってたくせに?」
「・・・・ああ、正解だ。
オレはお前に勝つため、炎の、左側をちょっと使ってるのさ。
体温調節のためにな。」
「それは、ちょっと認められてるってことか?
・・・・うれしいねぇ。」
「ああ、まあな。それにオレは体温調節に使ってるだけで戦いには使ってない。
ちょっと微妙なラインだが、これもお前に勝つためだ。
それじゃあお話は終わりだ。
障子!!お前は八百万を頼む!!
オレは角都を相手にする!!」
「ああ、わかった!!」
「角都さん!!私が轟さんの相手をしますから、あなたは「駄目だ。」!?
なぜです!!」
「化け物の炎では・・・・轟の氷を一瞬で溶かせない・・・・
轟はオレが相手する。」
「!?・・・・・わかりましたわ。」
「それじゃあ・・・・・行くか。」
やばいいいいいいいい!!!かっこつけたけどこれは本当にやばい!!
だって耐寒仕様のこのコスチュームを着てるのに超寒いんだぜ!!??
本当にどうしよう!?
ていうかヤオモモなんで納得してるの!?
今の説明をもっと否定していいんだよ!?
何!?信頼してるの!?今までの中でどこに信頼できる要素があった!?
まあそれはおいといて、土、風の状態変化の化け物は核の護衛につかせたままの方がいいだろう。
そっちの方が安心安全。
しかし電気だけで半分こ怪人フレイザードを相手にするのか・・・・
あ、そうだ。
「うっ、・・・・・うえぇ!!」
「「「!!??」」」
口や背中から触手を大量に出す。腕も軽く分割しておく。
まあナルトVS角都戦の角都さんの状態です。
「うっ・・・・・口から触手はやっぱきもい・・・・・・
口にミミズ入れてるような気分・・・・」
ズリリ・・・ズリリ・・・
そんな音とともに皆が後ずさりでオレから離れていく。
うん、この形態とさっきの表現もアレだったけど、その反応は傷つく。すごく。
「ううっ・・・・・行くぞおおおおおぉぉぉ!!!」
涙を呑んで轟に襲い掛かる。
・・・・・おい、露骨にいやそうな顔して後ずさりするな。
傷つく。
「触手パーーンチ!!」
触手パンチ(前回の話参照)はあっさりと避けられる。
うん、知ってた。
だって本命じゃないしー。
「偽暗!!」
「うぐおっ!!」
偽暗で障子君を攻撃する。
ヤオモモに気を取られていたため、命中。
なんかすごいビクンビクンしてる。
ゴメン、加減ミスった。
「八百万さん!捕縛テープを!!」
「はい!!わかりましたわ!!」
「障子!!今たすけ「触手パーンチ!!」うおっ!?」
チッ、またよけられた。
これ命中精度悪いのかなぁ?
「さあ、あとはお前だけだ。
土と風の化け物はもう戻していいか。」
「さあ、おとなしく降参してください轟さん!!」
「・・・・・・」
轟君の目に炎がともる。
その目には『覚悟』の色があった。
ちょっと待って。
何この覚醒フラグ。
「なんかよくわからんがくらえっ!!」
「おやめください!!それはフラグという奴ですわ!!」
なぜヤオモモがフラグという言葉を知っているのだろう。
まあいい。
今度こそ当たれ触手パーンチ!!
轟は左手でいなそうとしてくる。
ん?左手?あっ(察し)
次の瞬間、オレの腕は、燃えた。文字通りに。
「あづッッッ!!
熱い熱い!!クソッ!!ヤオモモなんとか助けて!!」
「えっ、ええ!わかりましたわ!!」
そう言ってヤオモモは氷を個性で創り出してオレにくれる。
本当に便利だな、その個性
「ふうぅぅぅーーー。
・・・・・左側は使わないんじゃなかったのか?」
今の轟は、左側を覆っていたコスチュームが焼けるほどの炎を出していた。
その姿は、原作での緑谷VS轟戦を思い出す。
「まあいい。
覚悟を決めたとみなした!!
ヤオモモ!!化け物ちょっと返してもらうぞ!!
こいつと本気で戦う!!!」
「ええ、やっちゃってください!!」
こうして全属性の心臓が戻ってきた。
えっ?水?知らない子ですね。
「角都!!オレの本気を食らえぇ!!」
「こいっ!!こっちも本気でやってやるぜ!!」
フルバーストを放つため、三つの化け物の顔を轟に向ける。
轟は巨大な炎の塊を作っている。
2人が大技を放とうとしたとき・・・・
『タイムアップ。ヴィラン側の勝利。』
時間切れ・・・・・そういやあったなそんなの・・・・・
この場にいた者、モニターで観戦してた者も、同時に同じ事を思った。
(((((((時間制限忘れてた!!!)))))))
この時、確かに1-Aの心は一つになった・・・・・・
そしてヤオモモとオレは軽い風邪をひいたのだが、それはまた別のお話。
そういえば評価がゆっくりとよくなってる。
投票してくれた人、ありがとー!!!
さて次回、『角都 死す!!』
来週もデュエルスタンバイ!!
・・・・個性的に本当に死にそう。