オレの個性は地怨虞……地怨虞!?あの角都さんの!? 作:ベニヤ板
「フハハー!!これから仮免試験を受けるぜー!!」
はい、ざっくりとした前々回までのあらすじ終わり。
どうもどうも、角都です。
今は試験会場にて目良さんの説明を受けてます。
「えぇ・・・・・・では今から仮免のやつします・・・・・・・・
あと僕はヒーロー公安委員会の目良です・・・・・・・・・好きな睡眠はノンレム睡眠です・・・・・・・仕事が忙しくてろくにねれない・・・・・・・人手が足りない・・・・・・・眠たい!!そんな信条のもと説明させていただきます」
『(疲れを隠そうともしない人だな・・・・・・・・)』
ていうか『・』が多いなおい。
まあ実際彼の目の下の隈からして長時間眠ってないのは確実。
健康状態大丈夫かな?
なんかもう疲れすぎてて目も当てられないんでオレが解説しましょう。
まず仮免試験を受けるのは1540人で一斉にスタートして勝ち抜けの演習をする。
スピードが試されるので先着100名が合格、逆に言えば1440人が必ず脱落する。
ワーオ狭き門。
合格条件について。
まず参加者はターゲットを三つ、体のどこかにつける。
ターゲットにボールを当てると光る仕組みになっていて3つ光った時点で脱落。
二人以上脱落させたやつが合格。
・・・・・・・これ、オレの場合ブラックオールマイトしてるだけで勝てそう。
まあいいだろう(よくない)
「えー・・・・・・展開後ターゲット3つとボール6つ配るので全員に行き渡ってから1分後スタートとします」
「ここで展開するのか・・・・・・・・
どんだけ金かかってることやら。」
「各々の好きな地形や苦手な地形があると思いますが自分を活かして頑張ってください」
「みんな、あまり離れず一塊で動こう!!」
「あ、ごめん、オレは単独行動でいい?」
「え?どうして?」
「いやー、いざ尾獣の力使う時に巻き込むとやだし・・・・・・・・・
と、いうわけで単独行動させてもらうぜ!!
アディオース!!」
有無を言わせずグライダーモードで飛び上がるぜ!!
「展開がオレを呼んでいるー!!!」
「何言ってんだ角都ー!!」
「ふむ・・・・・・・この辺でいいか。」
適当なところに着陸する。
なんかさっき地震みたいなのが起きてこの辺りはエリアもクソもないね。
そういや皆はどうなってるだろうか。
実は開始前に皆に連絡用の小型無線を配っておいた。
だから分断されても大丈夫だと思うが・・・・・・・・それでも心配だな。
・・・・・・・・・まあ自分の心配をまずするか。
「さっきから地面から堅いものを砕いてるような音がする・・・・・・・・
誰かが穴でも掘っているんだろうか・・・・・・・・・
徐々にこちらに向かってきている・・・・・・・・・」
偶然こっちの方向に掘り進んでいる可能性はゼロだ。
明らかに目標があるかのような動きだ。
しかしどうやってオレの位置を把握しているのか、それがわからない。
それと結構深いところにいるせいか音が小さいな。
「・・・・・・・・・!!?
突然音が大きくなった!?
もうゆっくりじゃなく高速で近付いてきている!!
もうここにいるのはまずい!!!」
グライダーモードを展開する余裕はない!!
ジャンプして近くの建物の残骸か何かに飛び移る。
するとオレのいた場所の地面から二本の真っ白い
まるで生物のような動きで、なおかつ高速回転をしているが、間違いなくあれは象牙だ。
普通の歯と似たような気配がするからな・・・・・・・
「そしてこの象牙・・・・・・・感じた事のある奴の気配がする。
地面の下にいるときは気付かなかったがな。」
象牙が地面に引っ込む。
するとひときわ大きな音を立てながら象牙の本体が姿を現す。
「よっ!さっきぶりだな、動力君?」
「・・・・・・・・・・まさか、さっきの奇襲が回避されるとは思わなかった。」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・?」
「あ、ごめんなさい、人違いでした。」
「え?」
いやー・・・・・・・だってね?
さっき会ったときはもっと気弱な感じだと思ってたけど今のこいつはとてもとても気弱には見えない。
なんかもうね、覚悟完了してる感じだもん。
もう10年は修羅場潜り抜けちゃってる人の目だもん。
「いや、ほんと誰?」
「酷い!!」
うーん?
「しかしなぜオレを狙った?
わざわざ地面潜ってやるより人数倒したいんならもっとやりようはあっただろうに。」
「そんなの簡単だよ。
仲間のためさ。
君の強さなら体育祭で知っている。
先輩やクラスメイトの皆のために、勝てないにしても相当に疲労させる!!」
「(´ー`*)ウンウンなるほどね。
(゚∀゚)だがしかし!!
そう簡単に重傷を負うわけにはいかないんだ!!」
すぐさま飛び上がり、ロケットキックを
「あ、待った。」
「は?」
「レスラーならば「オレはレスラーじゃない」勝負はリングの上で決めるべきだ!」
「いや、でもリングなんてここには「そこに置いてあるぞ?」えぇ!?」
うっそやろお前・・・・・・・・
どういう意図があったんだ・・・・・・・・
『さぁ動力選手リングイン!!
対する角都選手はまだ戸惑ってるようですね~』
「誰!?え!?」
モウワケワカンネェ。
助けて赤奈ちゃん・・・・・・・
~一方赤奈ちゃんは~
「イレイザー、その子誰?
もしかしてイレイザーの子供!?
私という女がありながら!!」
「違う。
この子はオクトパスさんの娘だ。
用事があるそうだから預かってるだけだ。」
「え?オクトパスさんっていつのまに二人目の子供作ったんだろう?
ていうかお盛んだなwwもう40代なのにwwウケるwww」
~角都に戻る~
「叫びかえ~せハ~ソマッソ~・・・・・・・・」
「え、何その気の抜けたキン肉マン二世のOP」
『さあ注目の一戦、素の戦闘力もさることながら搦め手、奥の手、卑怯な手まで使うヒールファイター角都選手VS傑物学園が産んだ卵と呼ぶには力強すぎる角都と対照的なクリーンファイター動力選手!!』
オレ、そんなに卑怯な手使ったっけ・・・・・・・?
搦め手と奥の手は否定せんが。
つーか動力君はモンスターヒールなんじゃ?
そんなことを考えているうちにゴングがなる。
ちょっと待って!?今誰がゴング鳴らした!?
「行くぞ!!」
「え、ちょま「パゴォ!!!!」あごばっ!!!」
あの剛腕から繰り出されるラリアットが顔面に直撃し、体が
「グェエ・・・・・・・おかしいだろ2回転したぞ・・・・・・・」
わけわかんねぇよどんなパワーしてんだよ。
頭がガンガンするなーもう。
「ってアブネェ!!?」
「パギャ!!」
こ、こいつ・・・・・・ムーンサルトプレスしようとしたな!?
「さすがに今のは死の危険を感じたぞ!!?」
「オレはそれだけの覚悟で挑んでいるという事だ!!」
え、え~・・・・・・・
「え、え~と?慈恩赤奈の背水の陣ラ、ラディ・・・・・・あ、レディオか。RADIO!!
このコーナーはお話の途中で大変なことになってる角都兄さんの代わりに私がゲストをお招きして、別段アドバイスなどはせずにただ雑談するだけ・・・・・・・・らしいです。
それじゃあ今回のゲストはこの人達、小化さんとミミさん!」
「どうもこんにちわ。」
「えと、あなたが別世界の角都さんの妹さん・・・・・?」
「は、はいそうですミミさん」
「べ、別に年上だからって敬語を使わなくていい・・・・・・・・・私自身そこまで大層な人じゃないし・・・・・・・・」
「あ、これは私がたじゅうじんかく?っていうやつらしくて丁寧な口調とそうじゃない口調にどうしても別れちゃうんだ。
だからどうしても二回に一回敬語になっちゃいます」
「そ、そうなの・・・・・・でも多重人格なら仕方ないよ・・・・・・ヴィラン連合にも似たような感じの人いるし・・・・・・・」
「二人ともまだ小さいのにいい子だね。
ミミちゃんに至ってはヴィランで赤奈ちゃんは監禁されてたらしいのに。
本当にそっちの角都先輩が本当に角都先輩なのか疑うレベルだな~・・・・・・・・」
「え・・・・・・?そちらの角都さん、酷い方なんですか・・・・・・?」
「角都兄ちゃんが酷いことするとこ、想像できないな~」
「いや・・・・・・・酷いわけじゃないのよ。
ただ子ども扱いしてくるというか、なんというか・・・・・・・・・
もう私22なのに夜更かししちゃいけません!とかそんな危険な現場に連れていけません!とか、なんというかお母さん的な過保護なのよ・・・・・・・・」
「小化さん、その気持ち、わかります!
こっちの角都兄ちゃんも結構過保護で、台所にまず入れさせないんですよ。」
「私も思い当たる節が・・・・・・・・
ヒーローと戦う際に隠れさせられますし・・・・・・・・一応ヴィランである私はそんな守られていい人間じゃないんですし、戦闘には慣れておかないといけないのに・・・・・・・・」
「・・・・・・・・どの世界でも、先輩は先輩ね。」
「・・・・・・・・・ですね。」
「(コクコク)」
ロリ達の年齢をまとめてみた。
慈恩赤奈 6歳
耳影醜鋭(ミミちゃん) 11歳
小化ちゃん 22歳
わ~お赤奈ちゃん超年下じゃん