オレの個性は地怨虞……地怨虞!?あの角都さんの!?   作:ベニヤ板

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心臓七十九個目 実家のような安心感

キレた。

それは、確実だ。

オレはキレている。

化け物だ何だ、ヴィランだなんだと言われながら育ってきた。

何も悪いことはしていないのに、ただ普通に生きていただけなのに。

オレは否定されていた。

周りからも、オレからも。

少数ながらオレを否定しない人がいた。

オレはその人達を守りたかった。

失いたくなかった。

一人になるのが恐かった。

だから強くあろうとした。

別に飛びぬけて才能がある、というわけではなかったから努力した。

大量に時間を割いた。

気が付いたら体中傷だらけなんてしょっちゅうだった。

そうなる度に自分で手当てして、家族にそのことを隠して心配かけまいとした。

芦戸さんや切島君は否定しなかった。

親父や母さんは生まれた時からやけに精神が成熟していたオレを気味悪がらずに愛情を注いでくれた。

ちょっと前までこの四人がすべてだった。

この四人だけだった。

初見でオレを否定しなかったのは。

 

「あんたはいつもオレのために色々してくれて・・・・・・・・その度にオレは両親からの愛情を感じて・・・・・・・うれしくて・・・・・・・・」

 

多分、小学生の時に自殺しなかったのは親父たちのおかげだろう。

だからこんなことは予想外だった。

 

「親父、あんたも結局!!!

結局最後にはオレを否定するのか!!!」

 

「否定なんかしていない!!!」

 

「しているさ!!オレから見たらしているも同然だ!!!」

 

親父が殴りかかってくるが、それをいなしてその腕をつかみ後方に投げ飛ばす。

しかし投げ飛ばされても空中で体勢を整えてなんのダメージもなしに着地する。

着地した瞬間を狙って飛び上がり、そのまま体重を乗せて上からのかかと落とし。

親父はそれを紙一重で躱し、隙だらけの腹を殴りつける。

 

「うぐっ・・・・・・・!」

 

命中。

この戦いにおいて、先ほどから角都しかダメージを負っていない。

この二人は頭に血が上りすぎて個性の存在を失念してしまっているのだが、それを踏まえても角都がここまでやられているのはおかしい。

オクトパスという人物がどれほど戦闘に長けているのかがよくわかるだろう。

だが、さすがにここまでされてただでやられているほど角都は利口じゃなかった。

 

「!?」

 

殴ってきた腕に足を回して固定。

そのまま体を回転させて捻り上げ、折る。

親父の腕からだんだんと心地のいい音が響いてきて、大きな音が響くと、親父の顔は苦痛に歪んでいた。

 

「脱臼しただけ・・・・・・・・多分。」

 

「・・・・・・・・神経に影響はなさそうだ。

一体どこをどうしたらこんふぼげっ!!!」

 

「ファ!!?」

 

と、突然地面から土が舞い上がって親父が吹っ飛ばされた!!?

・・・・・・・・・ん?

あの地面から生えているやけにぶっといマドハンドは・・・・・・・・・

 

「え・・・・・・・まさか、動力?」

 

「そうとも。

昨日の敵は今日の友、助太刀するぞ!」

 

な、なんだ突然!!?

 

「グフッ、何だこの明らかに強力チームか残虐チームにいそうな見た目の奴・・・・・・・・・」

 

親父、そいつ知性チームです。

ただ、一つ言えることがある。

 

「シリアスが死んだ!!

しかも今回はオレが手を下したわけでもないのに!!!

ていうか空気読めよ!!!

どう考えてもシリアス壊すの今じゃないだろ!!?

折角このあと言い争いが激化すると思ったのに!!!

もしかしたらベストバウトも夢じゃない戦いになったかもなのに!!!」

 

「いや、その様子からしてとっくに冷静さは取り戻してたんだろう?」

 

「・・・・・・・・うん、まあそうだけどさ。」

 

「・・・・・・・・・・え?」

 

「大方、言葉巧みにあの人の激昂させ、動きが大雑把になった所を仕留めようとでもしてたんだろ?」

 

「うん」

 

「え、ちょっと・・・・・・・・・」

 

「しかも地面の下に数体化け物が潜り込んでる・・・・・・・・用意周到なのはいい事だが、戦闘中にこんな用意するか普通?」

 

「(∀`*ゞ)テヘッ」

 

「ん、ん~?」

 

「・・・・・・・・・・・一杯食わされたな、オクトパス。」

 

「う、うるせえ!」

 

・・・・・・・・・よし、同様してる今がチャンス!!

 

「いくぞー動力!アレやるぞアレ!!」

 

「え、まさか・・・・・・・・・」

 

有無を言わさず背中合わせになるように動力を背負う。

そして尾獣化を発動させて身体能力の向上。

 

「マンモス・タスク・トレイン!!!!」

 

「あーんやっぱりー!!!」

 

「ちょ、それはさすがにやば「逃げるぞ。」

 

アザゼルさんが親父に触れて、テレポートする。

 

「ハッハー!逃がすか!!」

 

「ちょっと待ってさすがにそれはやば」

 

大体この会場の地理は把握している。

そして、今回は緊急事態であるためそんな手の込んだ場所にテレポートしないだろう。

一歩間違えば岩の中にテレポートする恐れがあるしな。

そうすればある程度場所は搾れる。

強靭な脚力でジャンプ、目星のつけてたところに人っとびである。

 

「ぎゃあああああああああ!!!!???」

 

「アーイキャーンフラーイ!!!」

 

ええと、親父たちは・・・・・・・・・

 

「ふう、何だあの技・・・・・・・・絶対当たったら死ぬって。」

 

「あ」

 

「ん?どうしたアザゼ「死ねー!!!」ファッ!!?」

 

油断していたところに空中から突進じゃー!!!

 

「アザゼ「無理、間に合わん」\(^o^)/オワうごおおおおおおおお!!!!????」

 

二人ともに命中、受け身はとれたかなあれ・・・・・・・・・・

 

「まあ、何はともあれ勝った!!」

 

「こんなの絶対おかしいよ・・・・・・・・・」

 

この後、オクトパスはキン〇マンを読み返す尾が恐くなったという。

 

「しかし、親父・・・・・・・・」

 

・・・・・・・うん、こんなの面と向かって言えないし、気絶してる今がチャンスか。

 

「実は、親父がどう考えているのか、なんでキレたのか、わかってたよ。

あの場に、ヒーローなんて関係なくて、ただ、親としてオレの事を大切に思っていただけだって。

・・・・・・・せめて、これからは最低限生き残れるように努めるか。

もう自分ひとりだけの命じゃないしな・・・・・・・・・

・・・・・・・・あ、ありが・・・・・・・・・やめとこ。これは(*ノωノ)恥ずかしい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「慈恩赤奈の!背水の陣RADIO!!

こ、このコーナーでは基本的にオリキャラについての解説です!

今日呼ぶオリキャラの人はママ!」

 

「どうも~、角都ママで~す!

今回は私の解説でーす!」

 

「そ、それじゃあ、どうぞ」

 

「あ、私が自分で解説するのね。

私の名前は旧姓で五面、今は慈恩よ。

個性は角都の五個の属性の部分よ。

ただ、私に触手なんてないから相手に背中向けないと攻撃できないから背中からの攻撃に強くて前からの攻撃に弱いっていうよくわかんない感じね。

一応ヒーロー免許は持ってるけど、結婚退職しちゃったからもう身分証明ぐらいにしか使い道がないわね。

パパとは雄英の学生の時に出会ったわ。

エンデヴァーさんとはパパ経由でそこそこ仲良かったけど、DVまがいの事してるって知った時はびっくりしたわ。

でもあの人が異常なくらい不器用なのは知ってるからあんまり強く言えなくて・・・・・・・・焦凍君やエンデヴァーさんのお嫁さんには悪いことしちゃったかな・・・・・・・・

因みに私のことを大蛇丸のイメージで見てるって人がいたから、ちょっと髪型とか肌の色とか大蛇丸っぽいけど、本当にそれだけしか似てないわよ?本当よ?」

 

「ものすごい語りますね・・・・・・・・

あ、そういえばパパとママの下の名前ってまだ知らないんだけど、なんで教えてくれないの?」

 

「フフフ、教えやったら作中で描写されちゃって読者さんにバレちゃうじゃない?

私たち夫婦は名前がわかんないタイプのキャラにしようっていう作者の考えのせいで教えられないのよ。」

 

「角都兄ちゃん同様メタい・・・・・・・・

この親合ってこの子ありってやつですか。」

 

「まぁー!

赤奈ちゃん、まだ小さいのにそんな言葉覚えてるのー?

賢いわー、昔の角都を思い出しちゃう!」

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