ちょっとバイトが忙しすぎて帰る途中で不幸にも黒塗りの高級車に衝突してしまい((((((
という糞みたいなくだりは置いといて読んでくださいお願いします何でもしますから(なんでもするとは言ってない)
「さあ、いよいよ本番だよ!」
ひまりちゃんの緊張を帯びた声が室内に響いた。
「今日の為に練習してきたんだ、そんなに緊張すんなって」
巴ちゃんも顔は余裕って感じだけど少し手が震えている。蘭ちゃんは音楽を聴いている。ライブの前はいつもこんな感じだ。
「つぐー、大丈夫だよ。リラックスリラックス〜」
緊張が顔に出ていたのかモカちゃんが声をかけてくれた。人前で話しをしたりするのは珈琲店でのバイトで多少慣れているとはいえやっぱりライブになると違う。
「うん、この緊張感なかなか慣れないね」
「なら、これでどうかしら?」
突如背中の方から声が聞こえたと思ったら私はふわりとした柑橘系の甘い匂いに包まれた。
「ゆ、友希那さん!?」
友希那は私を後から抱くようにしていて恥ずかしさと緊張と嬉しさでで心臓が爆発しそうだ。
「おーおー」
「湊先輩...大胆...」
「お熱いですな〜」
蘭ちゃん以外の他の3人が何か言っている気がするがそれどころではない。友希那の吐息が耳にかかり更に顔が近いこともあり変な気分になってきた。
「あれ、湊先輩...何やってるんですか?」
こちらの様子に気がついたらしい蘭ちゃんが訝しげな顔でこちらを見た。
「少し緊張していたみたいだからからかって見たのよ。たまには私だってこういうことをするわよ」
クスクスと笑いながら友希那は私から離れた。私は呼吸を整えようとするが胸がドキドキして止まらない。
「本番前なんですからあまりつぐをからかうことはよしてくださいよ。それより湊さんは何故ここに?」
「今日がオーディションの本番だって聞いてたから応援に来てあげたのよ。貴女たちの演奏、期待してるわよ」
そう言って友希那は私の頭をポンポンと撫でてから部屋から出ていった。入れ違いに20代前半の女性が部屋へと入ってきた。
「Afterglowのみなさん、そろそろ準備はよろしいですか?」
彼女は月島まりな、このCiRCLEのオーナーだ。この歳でオーナーをしているのはまりなさんのお母さんから仕事を受け継いだからでとても優しくてみんなからは慕われている。
「じゃあみんな、頑張るよ!」
ひまりちゃんが気合を入れるとそれぞれ顔を見合わせ頷く。私たちはまりなさんの後について行きスタジオに向かった。
オーディション前に音の調整やチューニング等の準備をしてリハーサルを1度行うことができる。
私はキーボードの音を確かめながらステージからの景色を眺めた。
いつもは人でいっぱいだが今日はまりなさん以外客席側には誰もいない。奥の扉がいつもより遠くに感じる。人で満席になるとどのように見えるのだろうか。
私たちは調整を終えるとリハーサルを1度通してみたが、緊張しているのが目に見えてわかる。音もバラついていて練習より酷いのが私でもわかった。
リハーサルが終わるとまりなさんが口を開いた。
「さて、じゃあ始めてもらおうかな。泣いても笑ってもこの1回で貴女たちがこのステージでライブが今後できるかどうかが決まるわ。私たちの試験は1回のみ、最高の演奏を期待してるわ」
そして私たちの演奏が始まった
雑になりすぎたかなぁ_( _´ω`)_
次回は演奏が終わったところからね