それぞれの夢   作:羽沢ちゅぐみ

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ここから本編
ギャルゲー展開にだけはならないようにしたい(切実)


プロローグは終わり
多分本気出す


過去と未来

「おはよ〜、揃ってるねえ〜」

「おせーぞ、モカ!もうすぐあの二人が来るから早く支度しろ!」

「いや〜、なかなか朝のパンが決まらなくて〜。すぐ着替えてきま〜す」

「友希那さんからもうすぐ着くって連絡入ったから急いで!」

 

「うぅ〜、千聖ちゃん、緊張するね」

「大丈夫よ花音。みんなであれだけ練習したんだから、良いステージになるわ」

 

「蘭!ミッシェルがどこにもいないわ!?どこへ行っちゃったのかしら」

「ミッシェルなら2人を迎えに入口の所に行ったよ。もうじき戻ってくるから大人しく待ってて」

「あら、そうだったのね。てっきりいなくなっちゃったのかと思ったわ」

 

控え室には22人の女の子達がライブの開始時刻まで待機している。

今日はPoppin'Party、Afterglow、Roselia、Pastel*Palettes、ハロー、ハッピーワールド!の5つのグループが合同で行う卒業ライブ。

ただ、このライブは卒業ライブとは別の意味でそれぞれが特別な思いを持っていた。

 

……………………………………………………………………

 

「そこのフレーズは『私たちの』よりは『私たちだけの』の方が思いが伝わりやすくて良いと思うのだけれどどうかしら?」

「ふむふむ......本当だ!流石友希那さんです!」

 

ゴールデンウィークに入った初日、私は友希那に作詞の手伝いをしてもらうため、私の家に来てもらっていた。

作詞を始めて2週間が経ったがかなり難航していた。ピアノを習っていたとはいえ作詞をしたことはないので当然何から始めていいのかわからずこうして友希那に手伝ってもらっている。

 

「少し休憩にしましょうか。頭を使いすぎるのはあまり良くないわ」

「そうですね、私も頭がパンクしそうです」

 

時刻は夜の8時手前。5時に友希那が来て始めたので既に3時間考えっぱなしだった。

 

「友希那さん今日は泊まりますか?泊まるんだったらお母さんに伝えてきます」

「そうね、お邪魔じゃなければ泊まらせていただこうかしら」

 

最近はお互いの家に泊まったりするのが普通になっている。少し心配に思っているところもあるが友希那と一緒に過ごす時間が今はとても嬉しい。

 

あの日、友希那の家に初めて行った日の夜に私たちは特別な関係となった。

『羽沢さん、私の...その...恋人になってくれない...?』

友希那が顔を真っ赤にしながら言った一言。少し声は小さかったが私ははっきりと聞き取ることができた。

 

恋人とは言っても女同士。こうしてお泊まり会をしたり一緒に料理をして食べたりということくらいしかしていない。

私たちは一緒に夕食を摂り再び作詞作りを再開した。

 

……………………………………………………………………

 

「何ででしょうね...あの時、私があんなこと言わなければ...貴女の未来は良い方へ進んでいたのかしら...」

 

一の前で一一一は目に涙を浮かべながら呟いた。

その一には一一一の名前が刻まれており一一一は毎日のようにこの場所に来ている。

一一一に声はもう届かない。どれだけ叫んでも、どれだけ一一一に想いを伝えたくても...。

 

「今日は卒業ライブがあるの、だからもう行かなくちゃ。貴女の作った歌、全力で歌ってくるわね」

 

そう言って立ち上がり、一一一はライブ会場へと向かった。

その目は昔とは違い生気が消え失せた目をしていた。




なかなか難しいけどこんなものかな
あ、来週から土日は更新をしないようにします
理由はバイト等があり少し忙しいからです

本編とは言ったものの結局あまり進まないやーつね 次回はもう少しがんばりゅ

ではここまで読んでくださりありがとうございます コメント評価是非ともお願いします
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