それぞれの夢   作:羽沢ちゅぐみ

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バイトとかバイトとかバイトとかバイトとかで正直疲れてます
けど何気にこれ書いてると癒される(頭おかしくなってる)
つぐみちゃんまじえんじぇー


蘭の夢

「来たわよ!蘭!」

 

黒塗りの高級車から降りてきたのは金髪でいつでも元気いっぱい、私たちと同じ学年の女の子。羽咲川女子校生の中で異空間との異名を持つ超お嬢様でハロー、ハッピーワールド!のボーカル 弦巻こころだ。

 

「はーい、ミッシェルもいますよー」

 

間延びした声で後部座席の方からピンク色の熊のマスコットであるミッシェルも降りてきた。というより何故居るのか。

 

「こころ、なんでミッシェルも連れて...むぐっ!?」

「会いたかったわ!蘭!あなたが居ないと退屈で仕方がなかったの」

「ちょっとこころ、いきなり抱きつくな」

 

蘭ちゃんが弦巻さんと仲が良かったなんて知らなかった。学校も違うし特に関わりがあるわけでもない、いつの間に知り合ってたのだろう。

 

「ごめんねー、羽沢さん。突然お邪魔しちゃって」

「いえいえ!人数が多い方が賑やかで楽しいですから」

「蘭〜?どういう事か説明プリーズ」

 

モカちゃんはぷくっと頬を膨らませている。なんだかお餅みたいで可愛い。

 

「まだ誰にも言ってなかったんだけどね、私たち付き合ってるんだ」

「そうよ!私たちは愛を誓い...」

「こころは少し黙ってなさい」

 

蘭ちゃんに後ろから抱きつかれて弦巻さんは大人しくなった。ものすごく幸せそうな顔をしている。

 

「おやおや〜、モカちゃんという人が居ながら別の人とくっついちゃうなんてモカちゃん悲しいよ〜、よよよ」

「でもいつの間にそんなに仲良くなってたの?」

「私とこころの父さんが知り合いだったらしくてこの間の会食で一緒になったんだよ」

 

確かに2週間ほど前だったか、家の用事で珍しく蘭ちゃんがバンドの練習を休んでいた時があった。その時に仲良くなっていたとは。

 

「それでお互いのことを話しているうちに仲良くなって、帰りにこころから告白されたから付き合うことにしたんだよ」

「なるほど〜、蘭は弦巻さんのこと好きなんだ〜」

 

モカちゃんは嫉妬してるようで少し悲しそうな表情をしている。なんだか可哀想になってきた。

 

「ごめん、モカ。けど私も私なりに考えて受け入れたから、自分の気持ちに嘘は付けない」

「完全に取られちゃいましたか〜。蘭がそう言うなら仕方ないですね〜。弦巻さん、蘭のこと頼みますよ」

「任せておきなさい!私が絶対に蘭のことを幸せにしてみせるわ!」

「あの〜、ひとついいですか?」

 

それまで黙って見ていたミッシェルが口を開いた。先程から思っていたがミッシェルの声はどこか聞き覚えがある。

 

「どうしたの?ミッシェル」

「美竹さんがこころのことを好きになった経緯はわかったんですが、どうして好きになったんですか?この馬鹿のどこに魅力を感じたのかがいまいちわからないというか」

「確かにこころは落ち着きもないしいつも何考えてるのかわからない人だけど、でも話してる時にこう言われたんだ、『仲良しの5人でずっとバンドをしたいのはわかったけど、その先はどうしたいの?」って。正直考えたこともなかった、今が楽しければそれで良いって、モカやつぐみ達とずっとバンドをしていければいいと思っていたから。それでも、私はみんなでCiRCLEのステージでライブをしたい。そして湊さん達や戸山さん達を超えるライブをして、Afterglowが1番になりたいってずっと考えてた」

「蘭ちゃん...」

「私は蘭とずっと一緒にバンドができれば満足かなー、でも蘭がもっと上を目指したいって言うなら、手伝うよー」

 

そんなことを考えてたなんて知らなかった。前にメジャーデビューもしたいって巴ちゃんが言った時に『そんなの興味ない』って言っていたから。

 

「だから私はこころに興味を抱いた。面白い事を常に見つけて考えるより先に行動する、私とは逆のこころをもっと知りたいって思ったんだ」

「私は蘭と一緒にいるのが本当に楽しいわ!私の知らないことを教えてくれるしいろんなところに連れて行ってくれる!私は蘭が大好きよ!それにバンドの事も話してくれるわよ、本当にみんなの事が好きみたいで私も嬉しくなっちゃうわ」

「なんでこころが嬉しくなるのよ...」

「だって、好きな人が楽しいとか嬉しいとか思ってたら私だって嬉しいわ。それに...」

 

弦巻さんは一呼吸置いて高らかに宣言するように言った。

 

「私は蘭と、ハロー、ハッピーワールド!のみんなと世界を笑顔にするの!それにはまず私が笑顔にならなきゃ意味が無いわ!」

「私もAfterglowでみんなとCiRCLEのステージでライブをしてずっと5人でバンドを続けていって1番を目指す、そしてこころの夢を叶える。それが今の私の夢。それにはこころに、Afterglowのみんなの支えが必要」

「私は蘭ちゃんのこと、ずっと支えていくよ」

 

私もAfterglowのみんなでずっとバンドを続けていきたい。それは結成した時からずっと変わらない。

 

「蘭がそう言うなら仕方ないな〜、少し寂しいけど私もAfterglowのみんなを支えていくよ〜」

「こころが迷惑かけるかもしれないけど美竹さん、お願いします」

 

私たちは夢に向かって進んでいく。空は既に晴れ虹が架かっていた。




次回はCiRCLEでのオーディション回になります



ドリフェス40連でつぐみちゃん☆4でした 最強
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