どうか、
ご了承ください。
少し設定変えました。
黒狐といじめ
side小夜
私の名前は〝月宮 小夜《つきみや さよ》〟。
凝山中学校の2年生の女の子です。
中学二年の時に転校しました。ここに転校した理由は2つ。
1つは
両親の仕事の関係上での都合での引越し、
2つは
この凝山中学校には私の幼馴染がいるというのも理由である。
ちなみに幼馴染の名前は〝轟 焦凍〟という、誰から見てもとてもかっこいいイケメンである。
彼は幼稚園の頃からの友人であった。
でも、またまた両親の仕事の関係上で引越しが決まり、一時期離れ離れになっていたが中学二年の時に転校して同じクラスになった。
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転校してから私はよく焦凍と話すことが多くなった。
だがしかし、問題が起きた。
焦凍はとてもイケメンというところである。
なので、
彼とお近づきになりたい女子はとても多い。
急に転校してきた1人の女子が、あんなに親しげに焦凍と話していたら、とても嫉妬する女子は多いだろう。
だからだろうか、
私の教科書を隠したり、椅子が濡れていたり、椅子のネジを外されていたりなど、私に対する嫌がらせや、度が過ぎすぎていじめに近いようなことを毎日されていた。
先生も気づくような嫌がらせもあったが、先生も見て見ぬふりをしていた。
多分先生の方も、焦凍のことが気に入っていたのだろう。
だがある日、
私が階段を降りていると急に体が浮いた。後から誰かに押され、階段から落ちかけていたのである。
でも、
私は私の個性〝黒狐〟を使い、風を起こして、着地した。
階段の上を見てみると同じクラスの女子数人が悔しそうに私を見ていた。私は彼女たちを睨んでいると彼女たちはどこかに去っていった。
そして、
放課後私は彼女たちに呼ばれ、屋上に行った。
そこには、私を落とした女子数人がいた。
「月宮さ~ん
あなた。ちょ~しのりすぎじゃな~い?」
そうA子が言うと、ほかの女子が私を囲んだ。
「そうだよ~。
なに~?幼馴染だから~あんなに親しくしていいと思ってるの~?」
そうB子が聞いた。
「あのね~
月宮さぁ~ん。
轟くんはぁ。留美が狙ってる、子なんだよ~。
あんたみたいなのが手ぇ出しちゃいけない存在なんだよ!」
と、C子が言った。
それを見ていた彼女たちのリーダーの留美が私のところに近づき、
「月宮。
あんた、本当にムカつくんだよね。
轟くんの横でさぁ!ヘラヘラ笑ってさぁ!」
そう言って私を押し、屋上の手すりの方に追いやって行った。もう一度押されれば落ちてしまいそうな場所に立っていた。
「だ~か~ら~
月宮に罰ゲ~ム~。」
そう言って留美はわたしに近づいてきて、
「月宮。
あんたの個性は、風を操る個性らしいねぇ。」
そう留美に言われた。
事実、半分あたりで半分ハズレである。
でも、私はあまり私の個性を人に話していない。特に、こういったことをしそうな奴らには。
どうやって、調べたのだろう?
と、思っていると留美が再び話し始めた。
「あんたが、風を操れるのならば、ここから落ちても死なないよねぇ~。」
「・・・はぁ?」
その言葉を聞き、ほうけたような声が出た。
「はぁ?
じゃないでしょ。あんたは風を操る個性なら、この4階から落ちても死なな
いんでしょ。個性自分で制御できてるらしいし。
だから、
私たちのた~め~に~、こっから落ちろって、いってんのぉ~。」
いやいやいや。
馬鹿でしょ!こいつ!確かに〝私だったら〟無傷で済むけど、ほかの人だったら絶対死んでる!!
・・・ん?・・・待てよ。
これを使えばこいつらを後悔のどん底に陥れれるのではないか。
そう私が俯きながら考えていると、
「あれれ?
もしかして、できないのぉ?
まぁ、出来なかったらどうしよっかな~?」
と、留美が考えている。
その時に私は、
「・・・ふふふっ・」
と、笑った。
「おい!月宮!
お前!何笑ってんだァ!」
そう、
A子が突っかかってきた。
それを留美が辞めさせる。
「何がおかしいのかな?
月宮。」
と、私に聞いてきた。
なので私は、
「いいやぁ。
あんたなんかに焦凍は絶対振り向かないなぁ~って思ってね。
・・・そんなあんたの性格だったら絶対焦凍は振り向かない。」
そう、
私は怒鳴った。
「この!!
言わせておけば!!」
留美はとても怒り、
私を突き飛ばした。
よし!
計画通り♪
あとはなんとか死なない程度に怪我をするだけ・・・
そう私が思っていると、
屋上の扉が開いた。
扉から出てきたのは、この話の中心人物の轟 焦凍だった。
女の子たちはヤバいっていう顔をして、焦凍を見ていた。焦凍は彼女たちと落ちかけている私を見て、
「!?
小夜!!」
「焦凍!?」
焦凍は私の名前を呼び、私に向かって走り出した。目の前にいる留美たちを押しどけて私に向けて個性を使った。
だが、
間に合わなかった。私は口パクで焦凍に〝ごめんね〟と、伝え、落ちていった。
個性で風を操り、死なない程度の傷をおったところで意識がシャットダウンした。
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side 轟
俺が中学二年の時に転校生が来た。
その転校生は俺の幼馴染の月宮 小夜だった。
小さい頃、両親の仕事の関係上で引越して、しまったが、また会えてとても嬉しかった。
俺の中学校に来てから俺たちは一緒に行動する事が多かった。
それから数日たった頃からあいつの周りに異変が起きていた。
よくあいつのものが無くなっていたり、机や椅子が濡れていたりと、まさにそれはいじめだった。
このいじめを無くすために俺は小夜と犯人を探した。
だがなかなか犯人の足跡を見つけることはできなかった。
そしてまたある日の放課後、
小夜は、いつも俺や小夜のことを見ていた女子4人組に屋上へと連れていかれた。俺もすぐ後を追おうとしたがクラスの担任に止められ、足止めをくらった。
用事を済ませて、屋上の扉を開けると、そこには、屋上から落ちかけている小夜とその小夜の周りに集まっている女子4人組の姿だった。
「!?
小夜!」
「焦凍!?」
おれは小夜を助けようと小夜に近ずいて行った。
そして俺は左手を使い、氷を出し小夜を助けようとしたが間に合わなかった。
その時、小夜は俺に向かって〝ごめんね〟っと言っていた。
小夜が落ちたあと下から悲鳴が聞こえた。
俺はすぐに小夜の元に向かった。
月宮 小夜 ①
性別︰女の子♪
見た目︰青黒い髪の毛をショウトヘアーにしている。
普段は黒い目だが、個性を使うと、目の色が変わる。
風を使った時は、瞳が翠になる。
個性︰黒狐
相手の個性をコピーしたり、奪うことが出来る。
風を操る個性は、小さい頃、初めて発現した時に近くにいた子の個性を
奪ってしまったもの。