テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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 青年カオスはアローネ、タレスと共に旅をしていた。

 開戦宣言の広場にダリントンが現れダニエルを守る。

 その後騎士団の部隊と交戦になるがそれすら突破しダリントンがバーナンのもとへとやって来る。

 そして彼を救出するかと思いきや…。


筋書き通りの台本

王都レサリナス 北部 城前広場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バタンッ………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………………………………………え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 北部 城前広場 フェデールサイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………は?」

 

「………フフッ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 北部 城前広場 ウインドラサイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………………隊長?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 北部 城前広場 アローネサイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………………え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………………………お兄…………ちゃん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 城西 研究所外 カオスサイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………何を、

 ………してるんだあの人?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 城入口 アレックスサイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 北部 城前広場 ウインドラサイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………バッ………………バーナン隊長ォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!?」

 

 

 

「バーナン隊長………!!!?

 ……………きっ、貴様ァァァッ!!!!

 ダリントォォンンンッッッ!!!!!!」ダダダダダダダッ!!

 

 

 

「………まっ、待て!!

 行くなッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ダリントンッ!!

 貴様ッ!!

 何故ッ………!?

 何故バーナン隊長を刺したァァッ!!」

 

 

 

「………」チャキンッ

 

 

 

「貴様ァッ!!

 よくも隊長を!!

 殺したなぁぁぁぁぁっ!!!!」ブンッ

 

 

 

「………」ブンッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………たい………ちょうをっ………。」バタンッ

 

 

 

「………」バタンッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴロンッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 城西 研究所外 カオスサイド

 

 

 

「………相……討ち?」

 

「………どうなってるの?

 あのダリントンって人あの隊長さんを助けに行ったんじゃないの?」

 

「………あれはもしや………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 北部 城前広場 ウインドラサイド

 

 

 

「どうなっているんだ!?

 ダリントン隊!!?

 何故我が隊長を殺したんだ!!?

 貴様らは我等と秘密裏に同盟を組んでいたのではなかったのか!!?」

 

「貴様らの隊長はどうしてバーナン隊長を殺したんだ!!?

 まさかバルツィエに魂を売った訳じゃないよなぁッ!!?」

 

「奴等の軍門にでも下ったというのか!!?」

 

 

 

「そっ………それは我等にも何が何やら…!?」

 

「隊長が独断であのような行動に………!!」

 

 

 

「惚けるなぁッ!!

 貴様らバルツィエの手先になったのだろう!!?

 これは何かの演出かッ!!?」

 

「我等と共にバルツィエと戦おうと言ってきたのは貴様らではないか!!?

 なのにこの始末ッ!!

 どう落とし前をつけるつもりなのだ!!」

 

 

 

「それは………だから………。」

 

 

 

「問答無用ッ!!

 バルツィエの前に貴様ら裏切者を成敗してくれる!!

 かかれッ!!」チャキンッ!

 

 

 

「まっ!

 待ってくれッ!!?

 私達もこの状況が「セイヤァッ!!」ウァァッ!!」ズバッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 北部 城前広場 フェデールサイド

 

 

 

「何だァッ?

 ダリントンがバーナン刺したと思ったらダリントンの部隊とバーナンの部隊が殺り始めたぞ?

 フェデール!

 どうなってんだこりゃあ?」

 

「………見てれば分かるさ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 北部 城前広場 アローネサイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………………いッ、

 嫌ァァァァァッ!!!?

 お兄ちゃん!!?

 何でぇぇぇッッッ!!!?」ガクガクッ

 

「メルザさん落ち着いてッ!!」

 

「何で!?

 何でお兄ちゃんが!!?

 せっかく生きて戻ってきたのにッ!!

 どうしてェェェッ!!!!?」

 

「………やむを得ませんね。

 ナイトメア。」パァァッ

 

「!?

 ………お兄………ちゃん。」ガクッ

 

「メルザさん!

 ………カタスからこの術を教わっていて正解でした。」ハシッ

 

「………どうなっているのでしょうか?

 話ではあの人はバルツィエと対立していた筈。

 それなのにこの状況は………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オイッ!ダリントンガカイチョウヲヤリヤガッタゾ!?

 

ダリントンノブタイハオレタチノミカタシテクレルンジャナカッタノカ!?

 

ヤツラ…マサカバルツィエトテヲクミヤガッタノカ!?

 

ダリントン………ユルセネェ!!

 

カイチョウヲコロシヤガッテ!

 

アノゲドウブタイガァッ!!

 

ヤツラヲユルスナ!!

 

バルツィエノマエニヤツラヲチマツリニアゲロ!!

 

オオオオオオオッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………周りも混乱しているようですが敵意を向ける相手が変わりましたね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 北部 城前広場 ウインドラサイド

 

 

 

「待ってくれ!!

 本当に私達は何も知らないんだッ!?

 さっきのだって何かの「死ねェッ!!」グアッ!!?」ブスッ!!

 

 

 

「殺せッ!!

 ダリントン隊を皆殺しにしろォッ!!」

 

「奴等に明日の日の出を拝ませるなァァァッ!!!」ダダダッ

 

 

 

「止めろォォォ「くたばりやがれッ!!」ッ!!!」ズバッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くっ………!

 このままでは………!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 北部 城前広場 フェデールサイド

 

 

 

「全軍聞けェッ!!

 ダリントン隊とバーナン隊が交戦を始めた!!

 奴等には近付くな!!

 貴様らは民衆の方を収めろ!!」

 

 

 

「「「「「はっ!!」」」」」

 

 

 

「何だよフェデール。

 アイツらほったらかしていいのかよ?」

 

「いいんだよ、時期決着がつくさ。」

 

「?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 城西 研究所外 カオスサイド

 

 

 

「大変だッ!?

 ウインドラの部隊がッ!!?」

 

「あの中にウインドラも…!?

 ウインドラが殺されちゃう…!?」

 

「………あの死体…?」

 

「レイディーさん!

 死体なんて気にしてる場合じゃないでしょう!?」

 

「そうよレイディー!?

 皆死んじゃうかもしれないのよ!!?

 こんなときにどこ見てんのよ!?」

 

「黙れッ!!

 ………あのダリントンの死体、

 変じゃねぇか?」

 

「変?」

 

「見ろよ…。

 さっきバーナンの隊のとこの隊員と相討ちになって首を切り落とされたのに血が全然出てねぇ。

 隊員の方は剣が突き刺さったままなのにもかかわらず流血してるってのに。

 普通逆じゃねぇか?」

 

「………確かにあのダリントンさんの死体…

 体の方からは血が一滴も出てないように見えますね…。」

 

「えぇ!?

 でも頭のある方からは少しだけど血が出てるよ?」

 

「…どうやら相当な悪趣味な奴がいたようだな。」

 

「悪趣味な人?」

 

「あの体の方………どうやらまだ生きてるぜ?」

 

「首を切り落とされたのに生きてる………?

 まさかゾンビ!?

 ヴェノムがこの中に!?」

 

「それだったら今頃起き上がってそこらの連中襲ってるだろうが。

 ………生きた誰かがダリントンの首を乗っけてたんだよ。

 あのゴツい鎧は首との接着面をカモフラージュしてたってこったな。

 簡単なトリックに皆騙されちまってまぁ………。」

 

「!?

 ってことはダリントンさんは!?」

 

「とっくの昔に死んでたってことになるな。

 あの首も前に殺した死体から回収してきたんだろ。

 血が出てるのは血糊でも使ってんだろうな。

 道理でカウンター戦法のダリントンにしてはおかしな動きをすると思ったぜ。

 あんな素早い動きしてたからまるで別人にでもなったのかと思ったがマジで別人だったようだ。」

 

「…!?

 じゃあ早くあの騎士達に教えないと!?」

 

「全員目の前の出来事ではパニック状態だ。

 こんなん死体調べる奴が一人でもいりゃ一発で分かるのにな。」

 

「だったら皆何で…!?

 ………!!」

 

「ほう………、

 この胸糞わりぃ悪戯はやっぱりアイツの差し金だった訳か。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 北部 城前広場 フェデールサイド

 

 

 

「(…馬鹿だねぇ、

 こんなの死体調べれば一発で気付くのにねぇ。

 まぁ、この死体の前に俺が立ってれば誰も調べられないんだろうけどね。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 城西 研究所外 カオスサイド

 

 

 

「フェデールの野郎………。

 よくこんなことを思い付くな。

 感性を疑うぜ。」

 

「あのフェデールって人の周りに皆近付こうとしませんね。」

 

「あの糞騎士団長は実力も伴う本物だからな。

 頭に血が登っているとはいえアイツには皆近寄れねぇのさ。」

 

「あの人があそこにいる限り誰も死体を調べられないってこと!?」

 

「そうだ。

 アタシ達は上から立体的に見て一目瞭然だったがあの位置は下にいる騎士達からは処刑台が平面的に見えるから分かりにくい。

 おまけに調べようにもフェデールが陣取ってるから近付けない。

 ダリントンの部下達は味方同士の部隊で潰しあって詰みだな。」

 

「…!

 ………ウインドラ………!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 北部 城前広場 ウインドラサイド

 

 

 

「…!

 ライトニングッ!!」ピシャァァッ!!

 

 

 

「おやぁ?」バシッ

 

 

 

「…!

 チイッ!!」

 

 

 

「君は…この間の…、

 どうやら気付いてるようだね?」

 

 

 

「………俺はダリントン隊長に直接指導を受けたんだ!!

 隊長の剣技はあんなものではない!!」

 

 

 

「そうだね。

 長い付き合いの君達なら分かる人がいても不思議じゃないよね。

 けどさっきのダリントンが皆の予想外にラーゲッツや俺に善戦しちゃったから皆この嘘に呑まれちゃってるねぇ。

 人ってのは自分に都合のいいことを信じやすいからねぇ。

 結果が良ければそれまでの不自然な過程が頭からすっぽぬけちゃってるんだよ。」

 

 

 

「おのれェッ!!

 皆ァッ!!聞いてくれ!!

 あの死体は「消えろッ!!ダリントン隊!!」グッ!!」ガキンッ!!

 

 

 

「あらら~、

 皆怒りで我を忘れてるね~?

 話を聞かせるどころではないようだよ?

 そんな分らず屋殺しちゃったらァ?」

 

 

 

「ググッ!!

 ハァッ!!「オアッ!?」

 出来る訳ないだろ!?

 同士を手にかけるなど!!」

 

 

 

「ハハハッ紳士だねぇ。

 でもそんな甘いこと言ってると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 全滅しちゃうよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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