テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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 青年カオスはアローネ、タレスと共に旅をしていた。

 開戦式にてバルツィエのラーゲッツとダリントン隊のウインドラが戦うことになった。

 ウインドラが自らをカオス=バルツィエと名乗ったことにより広場全体が混乱を起こすが…。


奥義衝突

王都レサリナス 北部 城前広場 ウインドラサイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!

 楽しいねぇ!

 楽しいぜぇ!!

 こりゃあ!!

 こんな強敵が騎士団の中に隠れてたなんてなぁ!!」スサササッ!!

 

 

 

「………クッ!!」キンキンキンッ!!

 

 

 

「どうしたどうしたぁ!?

 それが限界かぁッ!!?

 まだ序の口程度しか力は出してねぇんだけどなぁ!!」スッスッスッ!!

 

 

 

「…!

 瞬迅剣ッ!!」シュッ!

 

 

 

「オラッ!」バキンッ!

 

 

 

「!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クルクルクルッ…カラーン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「素直に槍を使えよ?

 そっちがお前のメインなんだろ?」

 

 

 

「………ではそうさせてもらおうか!!

 瞬迅槍ッ!!」シュッ!!

 

 

 

「ほいきたぁッ!!」スッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スサササササササササササッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………この俺にはもうその速度は通用しないぞ?

 俺の回りを駆け回ったところで………。

 ………!?」キィィンッ!!

 

 

 

「防がれたか。

 俺もお前と同じで突き専門なんだがな。

 どうやら体術では決着が付かんらしい……。

 だったら…!!」バッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「!!」ググッ

 

 

 

「ここはバルツィエならバルツィエらしく火力勝負といこうじゃねぇか!!

 テメェもバルツィエなら見せてみろよ!!

 テメェの最大火力をよぉ!!?」

 

 

 

「………受けてたとう!!」

 

 

 

「そう来ねぇとなぁ!!

 バルツィエを名乗るんならこれぐらい張り合ってもらわないと詰まらねぇぜ!!

 行くぞ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「オーバーリミッツ!!」」パァァッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なるほど!!

 バルツィエを名乗るからにはこれぐらいマスターして来てたか!

 それなら俺も遠慮なく撃てそうだぜ!!」

 

 

 

「貴様の攻撃などこの俺が撃ち抜いてくれる!!

 このカオス=バルツィエがな!!」

 

 

 

「テメェがバルツィエかどうかなんてもうどうだっていい!!

 テメェが俺と対等に戦える戦士だってのは認めてやるよ!!

 だがそいつはこの一撃を耐えてからの話だがなぁ!!」

 

 

 

「無論貴様の攻撃ごと跳ね返してやるさ!!」

 

 

 

「大口叩くねぇ!!

 かかってきなぁ!!」

 

 

 

「いざ参るッ!!

 『落雷よ!我が手となりて敵を撃ち払え!ライトニング!!』」パァァッ…ピシャァァ!!

 

 

 

「へぇ!

 そうやって槍に電気を流すのか!

 じゃあこっちも準備させてもらおうか!!

 『火炎よ!我が手となりて敵を焼き尽くせ!ファイヤーボール!!』」シュボボボボボボボボボッ!!

 

 

 

「ファイヤーボールの八連追撃か…!

 そのくらいなら…!」

 

 

 

「まだ終わりじゃねぇぜ!

 こいつを………!」グググ…

 

 

 

「!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボオオォォォォォォォォォォォォォォッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(巨大な火球に………!?)」

 

 

 

「これが俺の最大出力!!

 『グレムリンフレア』だ!!

 俺はこの技でダレイオスの街を一つ焼き払ったことがあるぜ!!」

 

 

 

「………大した火力だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 北部 城前広場 フェデールサイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ラーゲッツの馬鹿が…。

 そんなもん撃ったら街が半壊するだろうが…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お、おいヤバくねぇか!?

 あんなもん発射されたら俺達も巻き添えに!!?」

 

「はっ、早く逃げるぞ!?

 ここにいたら危険だ!!」

 

「おっ、おう!

 じゃ、じゃあ怪我人を連れて離れよう!!」

 

「そうだな!

 よし、逃げるぞ!」ガッ

 

「おい!

 お前起きろ!

 ここにいたら危ない!

 避難するぞ!!」ガッ

 

「…すっ、すまない………

 俺はもう………。」

 

「諦めるな今すぐ助けて」ドンッ!

 

「おい何を立ち止まって…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「騎士団長………フェデール………!?」

 

 

 

「………………ん?

 あぁ、君達はバーナン隊の………。

 逃げるんならさっさと行きなよ?

 俺は別に追いかけたりしないからいいよ?」

 

 

 

「なっ、何ィッ!?」

 

 

 

「君らみたいなチリは放っておいてもいいからさ。

 好きなところに行きなよ。」

 

 

 

「貴様!?

 我等を侮辱…「待て!!今は怪我人を手当てするのが先だ!見逃してもらえるのなら有り難い!」」

 

「………そうだな。

 騎士団長、我々バーナン隊は本日より騎士団を辞職致します!

 それでは………。」ザッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 北部 城前広場 ウインドラサイド

 

 

 

「さぁ!!

 お互い準備も整ったところで力比べと行こうか!!」

 

 

 

「そんな火花に俺が止められるとでも?」

 

 

 

「俺のグレムリンフレアを甘く見てると火傷じゃすまねぇぜ!!

 

 

 

 喰らいな!!

 カオス=バルツィエ!!」ゴォォォォォッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……瞬雷槍ッッッ!!!」バァァァァァァァァン!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴォォォォォォオオオォォンッ!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何ィッ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「終わりだ!!

 バルツィエ!!」シュッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グサッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぐぉぉぉぉああああああああああああっ!!?」バリバリバリバリバリバリッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドサッ………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 北部 城前広場 アローネサイド

 

 

 

「やっ!?

 やりおった!!?

 やりおったでござる!!?

 あの騎士殿がぁッ!!?」

 

「バルツィエが………倒された…!?」

 

「ラーゲッツ=ギルトが倒されたァ~!!!」

 

「いける!!

 いけるぞあの騎士!!」

 

「やっぱりアルバート様のご子息様だったんだぁ~!!!」

 

「この調子で他のバルツィエもやっちまってくれぇ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの方がバルツィエの一人を撃ち取ったようですね…。」

 

「信じられません………。

 この世にバルツィエを倒せる人がいたなんて………。」

 

「あのカオスと同じ名前の方は一体………?」

 

「それよりもあの人が次に他のバルツィエを………、

 ………!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 北部 城前広場 ウインドラサイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ハァ…ハァ………!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やぁ、

 偽者のカオス君こんにちは。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「!?」バッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何処を向いているんだい?

 俺はこっちだよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…!?

 貴さ「はいストップ。」ぐあっ!?」ドスッ

 

 

 

「よくラーゲッツを倒したね?

 アイツはあれでも魔力だけなら俺と同じくらいはあるんだけどねぇ。

 それを倒したとなると君は俺達にとって十分驚異だよ。」ゲシッ

 

 

 

「騎士団長!

 フェデール………!!」グググッ

 

 

 

「まさかダリントン達がこんな隠し玉を持ってたなんて思わなかったよ。

 実際のところはあの手配書の彼こそが本命だと思ってたんだけどねぇ。

 してやられた気分だよ。

 おめでとう。

 君達は俺の裏をかくことに成功したわけだ。」

 

 

 

「貴様なぞに誉められたところで…!!」

 

 

 

「有り難く受け取っておきなよ。

 俺が人を誉めるなんて滅多にないことだからさ。

 君達は相応に見合ったことをしでかしたんだ。

 俺も少し舐めてたとこがあったよ。

 反省しなくちゃね。」グリグリ

 

 

 

「ぐぅぅ………!」

 

 

 

「………でも君らの作戦にはダリントンとバーナンっていう手駒があってこそだろ?

 君がどういう経緯でそこまでの力を付けたかは知らないけど流石にラーゲッツとの戦いで疲弊しているね。

 君を休ませてくれるダリントンとバーナンっていう兵隊がいてくれたら君も………

 ユーラスくらいまでなら撃ち取れただろうに。」

 

 

 

「お、俺が貴様をォッ!!」

 

 

 

「何?

 俺まで倒そうっての?

 欲張りだなぁ。

 けど君には無理だよ。

 君のような紛い物じゃあ…。」

 

 

 

「…!?」

 

 

 

「誰も君とカオス君を知らないのをいいことにバルツィエのスキルを真似てカオス君に成りきってたようだけど長年いろんな奴を見てきた俺から言わせてもらえば君の動きは俺達バルツィエの動きを模倣しちゃいるが体に相当負担かけてるだろ?

 無理に再現しようとしているのが見え見えだよ。

 俺達バルツィエの体術は普通の奴等には決して真似できない。

 そういう仕組みになってるから。」

 

 

 

「俺は…!

 バルツィエだ!!」

 

 

 

「違うだろ?

 その証拠に君は飛葉翻歩すら使えない。

 あれはバルツィエの血筋を持つ者ならやり方さえ分かれば誰でも最初に簡単に身に付けられる初歩だ。

 魔神剣なんかよりもね。」

 

 

 

「…!?」

 

 

 

「バルツィエは何も火力だけじゃないんだ。

 君はどうしてもバルツィエになりたかったみたいだけど君は出だしで挫かれてるんだよ偽者君?

 いや………ウインドラ=ケンドリュー隊長補佐?」

 

 

 

「クソッ…!!

 こんなことで俺が……!!」

 

 

 

「ラーゲッツを倒した功績を讃えてもう一つ君には教えてあげようか。

 君達が敗けた答え合わせを…

 それはね………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お前達のような有象無象の劣等種がいくら積んだところで俺達バルツィエのような選ばれた“本物の人間”には勝てないってことさ。」

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