テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

147 / 972
 青年カオスはアローネ、タレスと共に旅をしていた。

 フェデールの発表で大衆からの信用を無くし疑いの四川を向けられるカオス。

 その視線で幼い頃のトラウマが甦るカオスだったがそこへ…。


スケット登場

王都レサリナス 北部 城前広場 カオスサイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっと!?

 ウインドラをどこに連れていくの!?」

 

 

 

 

 

「…!?(ミシガン!)」バッ

 

 

 

 

 

 

「何だ君は?

 こんなところまで一般人が立ちいっちゃいかんぞ!

 関係のないものは今すぐあちらの方に戻りなさい!」ガシッ

 

 

 

「何よこの手は!?

 私をどうするつもり!?

 私あっちの人とその人の関係者なんだけど!?」

 

 

 

「時期と………この男と………?

 ………そうか、なら一緒に来てもらおうか。

 詳しく話を聞かせてもらおうじゃないか。」グクイッ

 

 

 

「嫌よ!

 アンタ達についていったらどこに行くか分かったもんじゃないわ!

 私はその人とカオスを連れてミストへと帰るんだから!」

 

 

 

「それこそどこなのか分からないな。

 時期はバルツィエの屋敷へとお連れするんだ。

 この男の方は策謀につき牢に入らせる。

 この男の仲間というのならお前も同罪だ。

 来いッ!」

 

 

 

「痛ッ!?

 離してよ!」

 

 

 

 

 

「待って!

 その子は!?

 ………!!」カチャッ

 

 

 

「フェデール様の手を煩わせないでください。

 我々もどういうことなのか把握しているんですよ。」

 

 

 

「(これは昨日の…!?

 マナが………!)」

 

 

 

「貴方にはこれからより強いバルツィエとして利用させてもらいます。

 ユーラス様やランドール様達を一辺に倒すほどのお力…。

 国民はいっそうバルツィエへと反抗心を抱けなくなるでしょう。

 カオス様………、

 貴方ほどの力を持つ方が王都へと参られてこの国の未来も明るいものとなるでしょう。」

 

 

 

「俺はバルツィエが目指すような未来になんて…!?」

 

 

 

「貴方と問答するつもりはありません。

 それでは参りますよ。

 これ以上邪魔が入らないように。」

 

 

 

 

 

「カオスッ!

 カオス~ッ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 駄目だ。

 

 

 

 この手錠をされたら俺にはどうすることも。

 

 

 

 昨日は何時間もこれに繋がれていて何も出来なかった。

 

 

 

 これをされたら俺は何もできない。

 

 

 

 目の前でミシガンとウインドラが連れていかれているのに………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 勢いよくでてきたけど俺にはやっぱり無理だったんだ。

 

 

 

 戦うしかできない俺があんな嘘の話に騙されて今………

 

 

 

 こうして捕まってるんだから………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アイシクル!!」パシュパシュパシュッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぐあッ!?」「何だ?!?うぁ!?」「氷の魔術!?」「ぐわ!?」「これって…!?レイデ冷たッ!?」ザスザスザスザスッ!!

 

 

 

「!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何してんだよ坊や~?

 バルツィエと戦うって決めたんだろうが。

 あんな嘘八百に気圧されてどうするんだこら。」

 

 

 

「レイディーさん………。」

 

 

 

「すっかり覇気が消えちまってんなぁ。

 そんなに大衆の視線が怖かったか?

 アタシにはどうってこともねぇと思うがな。」バキンッ

 

 

 

「……!?

 ………ありがとうございます。」

 

 

 

「………お前には酷だったか?

 お前がミストから逃げ出したときもあんな視線を浴びせられてたんだろ?

 トラウマでも呼び覚ましちまってんじゃなかったのか?」

 

 

 

「………はい。」

 

 

 

 

 

 

「レイディー!?

 助けるなら私も巻き込まないでよ!?

 冷たかったんだから!?」

 

 

 

「お前なら大丈夫と思ったんだよ。

 頑丈だし騎士連中よりかは効かねぇだろ。

 ………後は日頃の恨みとかだ気にするな。」ボソッ

 

 

 

「レイディー!!」ガッ

 

 

 

「ガッ!?

 こっここで遊んでる暇ないだろうが!?

 離せッ!!

 痛いってごらァッ!!」

 

 

 

「日頃の恨みってのはアンタが原因なんでしょうがぁ!!」グググッ

 

 

 

「分かった分かったって!!?

 もうおふざけはお仕舞いだ!

 とっとと坊やの名誉回復のために動くぞ!?」

 

 

 

「………分かったわ。

 それで何するの?」

 

 

 

「まずこの手を話してくれないか?

 頭捕まれながら話すってのもやりづらいんだが?」

 

 

 

「アンタが馬鹿なことを言わなければ離すわよ。」

 

 

 

「………それまではこのままですかミシガンさん?」

 

 

 

「当たり前でしょ。」

 

 

 

「………そうですか……。

 じゃあ坊や。

 またあの中に入って自分がバルツィエじゃないって否定してこい!」

 

 

 

「でっでも!

 ………バルツィエなのは本当ですよ。

 あの人達の仲間じゃないってだけで………。

 それをどう証明するかも………。」

 

 

 

「………あのフェデールの演説の巧みなところはお前が大衆の前で話せなくなるところも含めて手札を瞬時に組み立てて街の連中にはそれが真実なのかどうかも分からねぇような話を作り上げちまうところだ。

 お前が否定しないから奴等も図に乗るし大衆も乗せられてんぞ?

 フェデールの言ってることもあながち間違いじゃないとこがあるから否定しづらいんだろ?

 だったら一番肝心なとこだけでいい!

 違うって言ってこい!

 お前はアレックスじゃなくアルバート=ディランの孫だってな。

 そこさえどうにかなりゃお前でも喋れるだろ?」

 

 

 

「………」

 

 

 

「………しゃーねーぇなぁ!

 アタシが見本を見せてやる!

 アタシが先に行くからお前は後に続け!

 いいな?

 じゃあ行くぞ!

 アイシクル!」パシュパシュパシュッ!

 

 

 

「って魔術だけなの!?」

 

 

 

「仕方ねぇだろ?

 こうしてお前が掴んでちゃ行くに行けねぇんだからよ?」

 

 

 

「………そうだったわね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都レサリナス 北部 城前広場 フェデールサイド

 

 

 

「………であるからして時期は「団長!魔術が…!?」ん?」

 

 

 

ザクザクザクッ!

 

 

 

「(この氷はさっきの…?

 そして今カオスがいる方向から………!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………」

 

 

 

 

 

 

「どうなさったのですか時期?

 (今の氷はカオスが…?

 ………いや違うな。

 こいつの魔術じゃない。

 別に放った奴がいる。

 ………となると………。)」チラッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カオス!

 頑張って~!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………(あの女か?

 ………でもなさそうだ。

 あの女のマナは“水”の系統のようだ。

 この氷を撃ったにしては精度が高い。

 なら誰だ………?

 まだ俺の知らない協力者でもいるというのか?

 一体どんな奴が………?

 教会の連中は………無いな。

 修道服は借りているだけだろう。

 奴等が俺達と事を構えるには人材不足だ。

 ………まさかカタスティアか?

 あの女ならこの氷も出せなくはないと思うが………。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺は………。」

 

 

 

「!

 ………どうされました時期?

 何か言い残したことでも?」

 

 

 

「………あぁ。

 俺は………大事な事を言い忘れていた………。

 俺は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アルバート=ディランの孫

 カオス=バルツィエだ!!

 魔神剣ッ!!」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。