テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~ 作:モニカルビリッジ
フェデールによって虚偽の出生を捏造されたカオスは無事に大衆へとそのことを告げた。
直後、フェデールがカオス達を捕らえようとするが…。
王都レサリナス 北部 城前広場
「お姉さん!?
どうしてここに?」
「久しぶりアローネさん。
元気にしてた?」
「えっ、ええまぁ…。」
「(お姉さん…?)」
「アローネさん、
この女性は?」
「この方はカオスのお姉さんでミシガンさんです。」
「カオスさんのお姉さん…?
…!
ということはミシガンさんもバルツィエなんですか?」
「違うよ?
十年前にカオスが私のうちに形式上養子として引き取られているから姉弟になったの。」
「年は俺の方が上なんだけどね。」
「何言ってるの。
カオスはうちに来てまだ十年でしょ?
私なんて生まれてから十七年いるんだから私がお姉さんであってるの。」
「(そういうことか…。)」
「初めましてミシガン=リコットです。
カオスとそこにいるウインドラとは幼馴染みなの。」
「…初めまして、
タレスと言います。
カオスさんとアローネさんに救われて旅に同行させてもらっています。」
「そうなんだ。
話では聞いてたけど小さな男の子が一緒にいたってレイディーから聞いてたから貴方のことなのね。
よろしく。」
「よろしくお願いします。」
「よう、
呑気に自己紹介済ませてるようだがこっからどうするのか考えてるか?」
「「「「「「「「「「………」」」」」」」」」」ズラァ…
「作戦会議はいいかな?
それじゃあ大人しく捕まってくれよ。
かかれ!!」
「「「「「「「「「「オォォォォォォォォッッ!!!!」」」」」」」」」」
「とりあえずアタシが指揮をとる!
各自分散して騎士共を蹴散らせ!!」
「「「「はっ、はい!!」」」」
「ミシガン、危ないから俺の側に「おりゃあッ!!」「うぉっ!?」」ドスッ!
「何か言った?」
「………何も。」
「そう?
私だって十年間危険な森を一人で抜けてアンタに会いに行ってたんだからこれくらいできるんだから。」
「そうみたいだね。
けど………。」シュンッ
ザンザンザンザンザンザンザンザンザンザンザンザンッ!!!!
「うわっ…!?」「ふぐっ…!?」「飛葉翻…ッ!?」「ガァッ!?」「カオ…ッ!? 」「ぬわぁっ!?」「…ッ!!」「早ッ…!?」「やめッ…!」「あがぉ…!?」「ヒッ…!」「まだこれだけの…!?」ザスザスザスザスザスザスザスザスザスザスザスザスッ!!
「なるべく俺が倒すから。」
「アンタ大分変わったわね。」
「そうかな?」
「きっ、騎士団長ッ!!
カオスが!!
我々の手には負えませんッ!」
「(そう思うんだったら他の奴等を仕留めろよ。)時期は後回しでいい!
それよりも先に他の奴を包囲しろ!!」
「しっ、しかし「孤月閃ッ!!」うわっ!?」ザスッ!
「余所見していると危ないですよ?」
「ダレイオスの子供か。
先ずは女子供から囲んでしまえ!!」
「紳士的じゃねぇなぁ。
そういうの嫌われるってことを教えてやらねぇと分からねぇのか?
『氷雪よ我が手となりて敵を凍てつくせ、アイシクル!』」パキパキッ!
「こっ、氷の壁!?」
「猿!
風を出せ!
ゴリラ!
氷の向こうに水を撒き散らせ!」
「誰がさ「誰がゴリラよ!ゴラァッ!!」!?」
「口答えすんな!
さっさとやれ!!」
「…後で覚えていて下さい!
ウインドカッター!」シュババッ!
「アンタは後で絞めるッ!!
『流水よ我が手となりて敵を押し流せ!アクアエッジ!』」パシャシャッ!!
「よし!
坊やと坊や擬き!!
この氷に飛びっきりの一撃をぶちかませ!!
坊や擬きは電撃も付与しとけ!!」
「はい!」「坊や擬きだと…?」
「いちいち突っかかるな!!
アタシが指示したら即座にやるんだよ!!
ガキ共は中央に寄っとけ!」
「分かりました。」「偉そうにしないでよ!」「………」サッ…
「ウインドラここは指示に従おう!」
「………あぁ。」
「剛・魔神剣ッ!!」「瞬雷槍ッ!!」ザザザザンッ!!!
ドゴォォォォォォォォォォッ!!!!バチバチバチバチバチバチバチッ!!
「「「「「「「「「「「「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぁぁぁぉぉぁぁぉぉぁっ!!!!!?」」」」」」」」」」」」バリバリバリバリバリバリバリバリッ!!
「…!
氷と水を伝って電撃が…!?」
「即席のパーティでもこのくらいの連携はこなしてもらわないとな。」
「………やはり君がいると手強いな。
ったく、
司令官を動かすなよ。
雑草兵が…。」パッ
ガキィンッ!!
「アンタの相手は俺が受け持つよ。」
「時期………。
あまり手を煩わせないでほしいのですが。」
「時期にはならないって言ったぞ?」
「私も言葉を撤回は致しません。
貴方には是が非でも時期当主として君臨していただきます。」
ガキィンッ!キィンッ!シュバッ!ガガッ!
キキィィィィィンッ!!!
「カッ、カオス…?」
「ミストのにいた頃とはまるで別人ね。」
「(…こんなことならもっと早くにバルツィエとぶつけさせるべきだった。)」
「フェデールと互角に戦うとは…、
俺の想像よりも遥かに…。」
「ここは坊やに任せて後の騎士団共を片付けるぞ。」
「きっ、騎士団長と互角だと…!?」
「あんな戦いの中に入っていくなんて無理だ…。」
「他の五人も相当な強さだぞ…!?」
「補給部隊!
倒れている隊長三人に回復を!」
「りょ、了解!!」
「おいやべぇって!
誰かあの他のバルツィエ復活させようとしてる奴止めさせろ!」
「で、ですが騎士団が…!?」
「!
ボクが行きます!」ピョンッ
ピョンッ!ピョンッ!
「こっ、この子供!?
空中でジャンプしたぞ!?」
「スキル持ちか!?」
「ていっ!」ジャラララララララッ!!
「がっ…!?」ザスッ!
「バルツィエの隊長格の復活なんてさせませんよ。」
「こっ、子供の分際で生意気なッ!!
囲んで串刺しにするぞ!!」
「「「「「おうッ!!」」」」」
「!!」
「「「「「「せやぁッ!」」」」」」シシュッ!!
ピョンッ、ガキィンッ!!
「また飛びやがったか!」
「ストーンブラスト!」パァァッ
「おおっ!?」「地面が!?」
「円閃牙ッ!!」ジャラララララララッ!!
「「「「「「うわぁっ!!?」」」」」」ザザザザザザッ!!
「マテオの騎士を殺すのに遠慮はしませんから。」スタッ…
「怯むな!
今度は空中に飛び上がったところを狙え!!」
「…!
しまっ………。」ピョンッ
「今だや「させるか!!」ぬぁぁっ!?」ザスッ
「貴方達は…。」
「ここは我々ダリントン隊とバーナン隊も助太刀させてもらおう。」