テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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 青年カオスはアローネ、タレスと共に旅をしていた。

 ダレイオスへと亡命中追撃部隊に追われるカオス達。

 ここでダレイオス軍と追撃部隊が挟み撃ちを狙っているのかと予感するレイディー。

 それを聞いてダレイオス軍をはね除けようと走り出すが出てきたのは…。


予想外のアクシデント

シーモス海道 夜 カオスサイド

 

 

 

「ハァァァァァァァァァァァ!!」タッタッタッ!

 

 

 

「ア”ア””………ッ!」ズバンッ!

 

 

 

「後どのくら…!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ア”ア”ア”…」「ウ”ゥゥゥ」「ア”ァ?」「ブルルッ!」「バァァッ…!!」「ハッ…ハッ…」「………ッ……」「コホォォォッ……!!」「アッ!…アッ!」「シュゥゥゥゥゥ………」「ア…」「…」「オフッ…!」「ギギッ…」「キキキキキッ…」「アア…ア」「ギュルルルルル…」「ガァァァ…」「コフッ!コフッ!」「ギィィィア”ァァァ…」「ジュゥゥゥゥゥ…!!!」………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………これじゃあレイディーさん達が駆けつけてくるまでに倒しきれない…!

 こうしてる間にもレイディーさん達が来るって言うのに!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウインドカッター!」「ストーンブラスト!」「アイシクル!」「ファイヤーボール!」「ライトニング!」「アクアエッジ!」パァァァッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バシュゥゥゥン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オゥゥッ…」「ゲゲ…?」「ブゥアァ…」バスッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…!?

 皆…!

 もう追い付いてきたのか…。」

 

 

 

「カオス…、

 これはどういう状況なのですか…!?」

 

「ゾンビがこんなに…!」

 

「ダレイオスにヴェノムが蔓延っていることは知っていたがこの海道まで押し寄せてきているとは……。」

 

「カオス大丈夫だったの…!?

 さっきは急に一人で行っちゃうから心配したんだよ!?」

 

「やべぇなぁ…。

 どうもこのゾンビ共………、

 服装や体の劣化具合からして……、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 “アスラの失敗作”のようだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「バァァァァ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「気を付けろ!

 アスラは通常個体のゾンビよりもしぶとい!

 組み付かれたら引き剥がすのは至難の技だ!

 中距離で吹き飛ばして進め!」

 

「バーナン隊!

 ダリントン隊!

 所持しているワクチンを射て!

 全力でここを突き抜けるぞ!」

 

「「「「「「「「「「了解ッ!!」」」」」」」」」」

 

「!

 それってダレイオスとの交渉に使うやつなんじゃ…!」

 

「この大軍団を前に出し惜しみしている場合か!

 人数がいて使わない手はない!

 それに…!」ヒュゥゥゥゥゥ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴォォォォォンッ!!ドゴォォォォォンッ!!ドゴォォォォォンッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「後ろのマテオ軍が進軍を開始したようなんだ。

 ここで歩みを止めるのは危険だ。」

 

 

 

「…こんな狭い道で前と後ろ両方に気を配らなきゃいけないのか…!

 クソッ!

 こんなときに………!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シーモス海道 夜 ユーラスサイド

 

 

 

「ア”ッハッハッハッハッハッハッ~!!

 こいつはいいや~!!

 ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!」

 

「ファイヤーボール撃てぇ!!」

 

「「「「「「「「「「『火炎よ我が手となりて敵を焼き尽くせ!ファイヤーボール!!』」」」」」」」」」」パァァァ

ヒュゥゥゥゥゥ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴォォォォォンッ!!ドゴォォォォォンッ!!ドゴォォォォォンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まさかフェデールの言っていた援軍ってのがヴェノムだったとはなぁ~!!

 奴等ヴェノム相手にいつまで持つかなぁー!!?

 そぉら!!

 どんどん焼いてやれェ!!」

 

 

 

「隊長!

 カオス様の方はいかがいたしましょう?

 カオス様もヴェノムに感染してしまっては騎士団長のご命令に背いてしまうのでは…。」

 

 

 

「気にしないで撃ち続けろ!

 連中もワクチンをいくつか持っているようだ。

 今捕まえに行っても抵抗されるだけだ!

 疲れさせて弱ったところを捕まえに行けばいい!

 そのうちワクチンも無くなる!

 そうしたら奴等も投降してくるだろ?」

 

 

 

「はっ!

 ではそのように!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(どうせ奴等の要はカオスだ。

 カオスが最優先に生き残るように手配をしているだろ。

 

 我が身かわいさにワクチンを独占しようとする奴も出てくるだろうがそうなったら奴等の中でも仲間割れを興すことだろう。

 そうなってもカオスには敵わずにワクチンをカオスに奪われるだけだ。

 俺達は最後に残ったカオスをゆっくり料理してから捕獲できる…。

 フェデールの考えることはえげつねぇなぁ…。

 こんな先のことを瞬時に計画しちまうんだから。

 

 

 

 ………昨日の借りはしっかり返させてもらうぜカオス!!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シーモス海道 夜 カオスサイド

 

 

 

「…!?

 ワクチンがもう後少ししかない…!?」

 

「こっちも残り少ない!

 これ以上消費するとダレイオスへ渡す分が無くなるぞ!」

 

 

 

「………!

 おい!

 バーナンとダリントン隊!!

 お前らは後ろに下がって飛んでくるファイヤーボールの対処しろ!

前はアタシらがやる!」

 

 

 

「ですがそれでは進行速度が落ちてしまうのでは…!?」

 

 

 

「坊やと猿とガキは天然のヴェノム殺しだ!

 サポートはアタシとゴリラでする!

 いいな!?」

 

 

 

「りょっ、了解です!

 バーナン隊!

 飛んでくるファイヤーボールを消化しろ!」

「「「「「「「「「「了解!!!」」」」」」」」」」

 

 

「ダリントン隊!

 同じく火の消化だ!

 レイディー殿や我等に直撃しそうなやつだけでいい!

 他の炎は気にかけるな!!」

「「「「「「「「「「了解!!!」」」」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シーモス海道 深夜 ユーラスサイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………奴等………、

 なかなかしぶといな。

 おい!

 まだ数を減らせねぇのか!」

 

 

 

「はっ!

 我等も全力を尽くしているのですが一方のみの魔術放撃となるとどうにも相殺されてしまいますようで…。」

 

 

 

「そうか………。

 だったら部隊の半分はダレイオスに向けて放て!

 もっとヴェノムを呼び寄せるんだよ!」

 

 

 

「…それでは我々も危険なのでは…?」

 

 

 

「俺がいるだろうが!

 こっちに渡ってくるヴェノムなんて俺がこの細道ごと海に沈めてやるよ!

 あとは………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そろそろ俺も隊列に加わる!」パァァァ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シーモス海道 深夜 カオスサイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「!?

 巨大な魔力反応…!?

 バルツィエの放撃来ます!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何だと…!?

 ここでか…!」

 

「バーナン隊とダリントン隊の皆さんが…!?」

 

 

 

「…!」ダッ

 

「カオス…!?」「カオスさん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シーモス海道 深夜 ユーラスサイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『岩石よ!我が手となりて敵を押し潰せ!ストーンブラスト!!』」ズドドドドドトドトッッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シーモス海道 深夜 カオスサイド

 

 

 

「くっ、来る…!?」「あんなの受けきれねぇよ!?」

 

「…俺が受け止める!」「ウインドラ!だがお前は…!?」

 

 

 

「…一度はラーゲッツの受け止められたんだ!

 それならこんな遠距離放撃など……!」ドドドトドドッ!!シュッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バァァァァッ!パラパラパラパラッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………カオス?」

 

 

 

 

 

 

「一度受けきったって………言っても………、

 その後フラフラだったじゃないか………。

 こんな魔術くらい……俺が……止めるから………。」ハァハァ…

 

 

 

「何をしているんだ!?

 お前は前の方だけでいい!

 後ろは俺達に任せておけば「俺がやるんだ!」!」

 

 

 

「俺が………前も……後ろも守りながら………進むからいいんだ………。」ハァ…ハァ…。

 

 

 

「!!

 一人で全てを背負い込むな!

 お前一人が背負ったって必ず限界が来る!

 お前はヴェノムに対する最高の戦力なんだ!

 そのお前が俺達のためなんかにふしょうすることもない!」

 

 

 

「いっ、いいんだよ……!

 こんな攻撃くらいへっちゃらだから………。」

 

 

 

「とてもそうは見えんが………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「坊や!」

 

 

 

 

 

 

「レイディー…さん?」……フゥ…

 

 

 

「………」ピタッ

 

 

 

「なっ、何を…?」

 

 

 

「………お前、

 よくこんなマナでさっきの攻撃を受けきったな…。

 常人並みにマナが落ちてるじゃねぇか。」

 

 

 

「カオスのマナが落ちてる…?」

 

 

 

「中継地点に砦の中からここまで坊やは戦い過ぎなんだよ。

 だからあれほどお前は休めと言ったんだ。

 坊や、

 お前は………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 魔力が枯渇しかかっている。」

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