テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~ 作:モニカルビリッジ
そのことについてバルツィエが話し合いをしてる最中にウインドラに倒された筈のラーゲッツが登場するのであった………。
王都レサリナス バルツィエ邸
「おうよ。」
「体調はどうだ?」
「特に問題はねぇよ。
それで俺が寝てる間にあれからどうなったんだ?」
「ラーゲッツが寝てる間にいろんなことがあったぜ?
隕石が降ってきたりとか戦争が取り止めになったりとか「そんなことは聞いてねぇよ。」」
「アイツ………、
俺をぶっ刺したカオス=バルツィエはどうなったんだよ?」
「お前をぶっ刺したぁ?」
「俺がこうなった原因の奴は今どうしてんだか聞いてるんだよ…!」
「…………あ!
あ~あ!
アイツのことか…!」
「ラーゲッツ、
お前を刺したのはカオス=バルツィエじゃなかったんだよ。」
「は?
何言ってるんだよ。
俺を負かす奴がカオスじゃねぇ訳が「アイツはな?」」
「カオス=バルツィエの………影武者だったんだよ。」
「影武者?」
「あの後別にカオス=バルツィエが出てきてそっちが本物だったんだ。
お前はカオスじゃない奴に刺されたんだ。」
「ダッセーよなぁ?
お前。
並の奴にやられてんだからよぉ?」
「………」
「お前が刺されて意識を失った後はそのカオスが広場を荒らしてお前を刺した奴と一緒にダレイオスに逃げてったよ。」
「…その後は………?」
「さっき話に出した隕石ってのがユーラスの部隊ごとカオスとその影武者達を屠ったよ。」
「………何?」
「急に降ってきた隕石がシーモスからダレイオスまでの道に降って辺り一面を爆砕したんだとよ。
ユーラスの奴外れクジ引いたもんだよなぁ。」
「ユーラスの奴死んだのか…?」
「あぁ。
お前と違って肉片一つも残さずにな。
お前が倒れてなかったらお前があの隕石に殺られてただろうぜ?」
「………何でそんなもんが降ってくるんだよ?」
「俺が持ち帰った映像を検証したら隕石にはマナが込められていたことが分かってね。
議会のお偉いさん達にも見せたら大魔導士軍団なるものがダレイオス側にいて俺達の牽制で隕石を降らせる術を使用したんだと。」
「隕石を降らせる術………?」
「見た目は超巨大なファイヤーボールだったぜ?
それが海上でドカーンっ!
って爆発したのさ。
その爆発で津波が起こって今マテオの北側はパニック状態さ。」
「そんでよ?
それを降らせた奴等を俺達で叩きに行くところなんだ。
戦争はしないってんで大部隊率いてダレイオスには行くなって言われてるからよ。」
「………」
「リベンジする相手がいなくなってて清々したか?
それともやりきれない気持ちで一杯か?」
「………そうだな。
ランドール。
今はお前をぶっ飛ばしたい気持ちで一杯だ。」
「そうなのか?
俺は今からちょこっと用事思い出したからバイビーだぜ。
じゃあな。」サッ
「待「待てランドール。」」
「あ~ん?
何だい騎士団長?」
「俺との話もまだ終わってないが?」
「その件はもういいだろ?
やっちまったもんはもうしゃーねぇだろ?
ほいじゃあな。」スタスタスタ…
「……何やらかしやがったんだアイツ…?」
「ランドールがマテオ全土のカーラーン教会を潰す命令をフェデールに黙って各地に伝えたんだって……。」
「カーラーン教会を…?
何でカーラーンに手を出したんだ?」
「カオスが修道服着て出てきたからカオスを匿ってた容疑で制裁してやるって言ってた…。」
「………は~ん?
それでフェデールがとやかく言われてたのか…。
いいじゃねぇかあんな宗教集団なんか潰しても。
どうせ残しててもろくなことしかねぇだろ?」
「………」
「お前のことだからカタスティアのことが気になって今まで手を出さなかったんだろ?
お前あの女にだけはいい顔してたしよぉ?」
「………そんなんじゃねぇよ。」
「うちから見てもカタスティアは美人だとは思うけど………、
あの女はあまり好きじゃない………。」
「お前の下心でカーラーンの肩を持ってたってんなら………、
あんな奴を弁護なんかしたくはねぇがランドールのやったことは責められるようなことじゃねぇだろ。」
「フェデール…、
あの女のこと好きだったの…?」
「多分そうなんだぜ?
あの女の前だけはコイツ猫被るからなぁ。
女関係については俺の目はごまかせねぇぜ?」
「………お前と一緒にすんじゃねぇよ。」ゴゴゴ…
「…フェデールをからかうのはこのくらいにしといてやるか。」ガタッ
「うちもブラムを呼びにいかないと…。」ガタッ
「………」
「じゃあ何か用があったら呼べよ?
それまではゆっくりしとくからよぉ…。」ガチャッ
「うちは夜には戻る…。」
「………何も知らない奴は気楽で羨ましいな………。」
「さぁて………、
何して過ごすかな………。」
「ようラーゲッツ。」
「………丁度いい遊び相手が見つかったな…。
ランドール、
さっきの宣告通りテメェをぶっ飛ばしてやるぜ。」
「まぁ落ち着けって。
お前寝起きだから体もそんなに動かねぇだろ?
それで俺とやっても結果は………分かるだろ?」
「テメェをウォーミングアップに使ってやるから心配するな。
すぐに丸焼きにしてやるよ。」
「だから話を聞けって!
お前が起きてくる頃だからお前の為に女も用意したんだからよ。」
「女…?
お前が…?」
「あぁ、
お前を喜ばせようと思ってな。
とびっきりの娼婦をよんであんだ。
女好きなお前のことだからこれから眠ってた分の遅れを取り戻すつもりなんだろ?」
「………」
「今お前の部屋で待たせてあるからよ。
情事が終わったら俺と一緒にカーラーン教会の残骸でもあさくりに「いいわ。」…?」
「今は女を抱く気分じゃねぇわ…。
てきとうに散歩でもしてくるぜ。」
「………珍しいな。
お前が女を抱かねぇなんて……。
朝昼晩女を抱くことしか頭にねぇお前が………。」
「俺にだってそんな時くらいあるんだよ。
…気分も萎えたしそれじゃあな。」スタスタスタ…
「…どっか頭でも打ったのか?
アイツ………。
一度死んで蘇ったってのに性欲だけ死んだままになってねぇか?」
「………俺を殺した奴………、
アイツだけは絶対に許さねぇ………。
探しだしてこの俺の手で本物のカオスごと焼き付くしてやる……。
俺が死んでる間に隕石で全滅しただと?
そんな嘘で俺は騙されねぇぞ。
………先ずは騎士団の名簿からアイツを割り出すところからだな………。
影武者野郎………。」