テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~ 作:モニカルビリッジ
そしてアローネが一匹の猫を発見し王都の近くに人がいる可能性があると話をした時獣の咆哮が聞こえ………。
王都セレンシーアイン 南区
「グゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッッッッ!!!」ビリビリビリビリビリビリ!!!
「あれは………ギガントモンスター!?」
「スペクタクルズで詳細を調べます!
名前は………………ブルータルです!」パシャッ!
「大きな猪………。
あんな大きなモンスター初めて見た………。
なんであんなのが街中に………?
ミストでもあそこまで大きなボアなんて見たことないよ………。」
「…俺が集合をかけたときに放ったライトニングに反応して呼び寄せてしまったようだな………。」
「別にモンスターには集合かけてないから来なくてもいいってのに………。」
「勘違いさせてしまったのは仕方がありません。
ですが招かれざるモンスターにはそれなりのおもてなしをして差し上げなければ………。」
「とにかくアイツと戦うんだよね!?
って言うかあんなに大きなモンスターに勝てるの!?」
「一度だけあれくらいのモンスターなら倒したことがあるよ。
その時は………なんとかなった!」
「なんとかって………、
それじゃ今度も上手く倒せるか分からないじゃない!」
「この街はダレイオスに何が起こっているのかを知る大事な拠点だ。
それを荒らされてはダレイオスの内情が分からなくなる。
何がなんでも追い払うぞ!」
「ゴォオォォォオオオォォォォッッァ!!!」ビリビリビリビリビリビリ!!
「五月蝿い咆哮だな!
魔神剣ッ!!」ザシュッ!!
「援護します!
『疾風よ!我が手となりて敵を切り裂け!ウインドカッター!!』」ザザザザザスッ!!
「グゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオォォォッッッッ!!!」ビリビリビリビリビリビリ!!
「………あまり効果がありませんね………。」
「ギガントモンスターって結構固いんだな………。」
「皮膚の厚い敵には俺の出番だな!
『落雷よ!我が手となりて敵を撃ち払え!ライトニング!!』」ピシャアッ!!
「ブルルルッ……!!」バチバチバチ!
「これは効いただろう…!
今のうちに全員で畳み掛け「ウインドラ!危ない!!」!!」バチバチバチッ………!
「ブルルルァァァァァァッ!!!!」ゴォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!
「雷撃を撃ち返してきた…!?」バッ!
ゴォォォォォォォォォォォォォオッ!!!
バァァァァァァァンッッッ!!!!
パラパラパラパラッ………。
「………こいつ………!」
「雷は自分も使えると言いたいのか………?
モンスターの癖に小粋な返しをするじゃないか…。
ならその挑発!
俺が買ってやる!
どちらが雷撃使いとして上なのか勝負し「待って!」」
「電撃を使ってくるなら私の水が効くんじゃない!?
私が水をかけてあのブルータルとか言う大きなボア追い払ってみるよ!」タッ!
「え!?
ちょっ!?
ミシガン!!
どこにいくの!?」
「ウインドラの近くで魔術を使ったらウインドラに当たるかもしれないしウインドラの邪魔になるでしょ!
私は反対側から攻撃するよ!」
「待てミシガン!
一人で動いた………!」
「さぁ!
これで自分の電気で感電してなさい!
『流水よ!我が手となりて敵を押し流せ!!
アクアエッジ!!』」パァァ…バシャァァァァァッ!!
ザバァァァァァァ…………!!
「………」パリッ…………パリパリッ…………。
「あっ………あれ?
全然………効いて………ない?」
「ブルルルルラァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」ドドドドド!!
「イヤァァァァァ!!?
スッゴい怒ってるゥゥゥゥゥ!!!?」ダダダッ!
「電気を纏っているからといって水が弱点というほどモンスター達は単純な仕組みはしてないというのに…!!」
「大変です!
孤立したミシガンにブルータルが…!?」
「俺が援護に行くよ!!」シュバッ!
ガキィィンッ!!
「ブルルッ!!」グググ!!
「………ぐぅ!?
これほちょっと………力が………、
違いすぎ…………ッ!?」ブォンッ!!
「カオス……!?」
「あの巨体は人が相手にするには体格差がありすぎます!
スピードが早くても人の力で止めるのは無理です!
ここは魔術でターゲットを引きましょう!
ストーブラスト!!」ズトドドッ!!
「………ブル?」ボコボコボコッ………。
「地属性にも耐性を持ってますね………。
ボクの魔術ではどうにも………。」
「それならば私が………!?」バリバリバリバリッ!!
「さっきの雷撃か!?
あれは今のミシガンには危険だ!!
避けろミシガン!!」バリバリバリバリッ!!
「え………?」
「ミシガンンンンッッッ!!!!」ダッ!!!
「ブルルルルラァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!
ドォォォォォォォォォオォォォォォォォッ!!!!!!!
「………んえ?
………ウインドラ………?」
「何とか軌道をずらすのに間に合ったな………。」グググ…
「ブルルッ………?」グググッ!
「くっ………!
この怪力具合は今まで相手にした中でもトップだな………!!」
「ブルルルルルルッ!!」ググググググ……!!
「くぁっ…!?
これは俺でも………!?」ザザザザ……!
「ウインドラ!?
私のせいで…!!
私が素人なのに余計なことをしたから………!!」
「いけません!!
二人の援護に入ります!!」
「ですがあの巨体はボク達ではどうすることも…!?」
「ではどうするのですか!?
あのままでは二人が押し飛ばされて…!?」
「いや待って!!
ウインドラの様子が………?」
「ブルルルルルル!!」バチバチバチ!!
「またさっきの電気を角に溜めてる………!?」
「俺達を二人纏めて殺るつもりか………!」
「!
だったらウインドラだけでも逃げて!!
私のせいでこんなことになっちゃったんならウインドラはあの電撃を受けることないから…!」
「お前を見捨てて逃げられる訳がないだろ!
お前は俺が守るんだからな!」
「けど!?
私のせいでウインドラがまた酷い目にあうなんて私は「ミシガン!!」…!?」
「俺が絶対に守る!!
お前は何も気にしなくていいんだ!!
こんなボアが少し大きくなった奴なんぞに俺は負け……!?」バチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!
ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオッ!!!