テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~ 作:モニカルビリッジ
だが彼女の目的を果たすには彼女だけではどうにもならないことに気付き………。
王都セレンシーアイン 明朝
ザッザッザッザ………
………ホッ、ホントウニアノフシノヴェノムヲタオシタモノガイルノカ?
ウン!
ウチノキャロガサンポシニイッテタノツレモドシニウエニキタラアノモンスターガイテアレトタタカッテルヒトタチヲキノウワタシミタンダヨ!
ソノモノタチハソノゴドウナッタ………?
ソノヒトタチノナカノヒトリガアノモンスターヲヒトリデタオシテカラモンスターガスライムニナッテミンナデタオシテタヨ!
スライムトナッタヴェノムニセッショクシタトイウノカ!?
ソレナラバソノモノタチモヴェノムヘト………。
トクニドウモシテナカッタヨ?
フツウニタオシテソノアトソノヒトタチマチヲミマワッテカライエノナカニハイッテイッテタ。
ヴェノムニセッショクシテオキナガラブジダッタノカ!?
モシソノハナシガシンジツナノダトシタラ………。
ソノモノタチノフウボウハドウダッタ?
ドノヨウナカッコウヲシテオッタンダ?
モンスターヲタオシタヒトハヨロイトカヤリトカモッテテヘイシミタイダッタヨ!
アトカーラーンキョウカイノフクキタヒトガオトコノヒトヒトリトオンナノヒトヒトリズツ…。
アトハ………フツウノカッコウシタオンナノヒトトワタシトオナジクライノオトコノコゴイタ!
………
ヒトリハ………ブソウシタモノトカーラーンキョウカイノフタリ………ソシテオンナトコドモ………コレハ………!
オソラクマテオカラノセンペイダロウ。
ヤツラハソウソウニヴェノムニタイコウスルスベヲアミダシテイタトキク。
イツマタマエノトキノヨウニシングンシテキテモオカシクハナカッタ。
………ダガアノブルータルヲタオシタトイウノハ………。
オイ!?
コッチキテミロ!
ナンダ!
ナニヲミツケタ!?
コレダヨ!!
コレミテミロ!
………コレハ………キョダイナヴェノムガショウメツシタアト………!?
アァ!
キノウソイツラガタオシタッテイッテタシコノ………ショウキノノコリガカラシテモソウナンダロ………。
………ホントウニブルータルヴェノムヲタオシタンダナ………。
ソウラシイ………、
コンナコトガデキルヤツナンテセンペイッツッテモカギラレテクルヨナ………?
ソウダナ………。
………サネット。
ナニ?
オマエノミタモノタチハドノヨウニシテブルータルヲタオシタノダ?
ソコノトコロヲクワシクキキタイ。
クワシクッテイッテモモウハナシタジャン!
ヤリヲモッタヒトガアノブルータルトカイウモンスターノピカー!ッテヒカルノヲウケトメタトオモッタラソノママモチアゲテカラタタキツケテヤリデツイテオワリダヨ?
ソレカラスライムニナッテゴニンデタオシテタヨ。
ブルータルノライゲキヲウケトメタウエデヲモチアゲル………。
ヤハリヤツラシカカンガエラレンカ………。
ソンナヒトノワンリョクデデキナイコトヲヤッテノケルマテオノヤツラトイッタラ………。
バルツィエ………カ………。
トウトウコノマチニマデバルツィエガキタノダナ………。
ヤリツカイガバルツィエデカーラーンキョウカイノフタリハコウフクカンコクノツカイノモノデソノホカノオンナトコドモハミッテイダロウ。
ワレラダレイオスノジョウホウヲサグルタメアエテソノヨウナフウボウノモノヲツレテオルノダロウナ………。
…コノダレイオスニタイシテミッテイカ………。
コレハマタボウジャクブジンナバルツィエニシテハシンチョウナサクセンデキタナ。
イツカハクルトオモッテイタガ………。
………ダガマテオノ………ソレモバルツィエノセンペイガキタトイウノデアレバ………、
ワレワレノトルシュダンハキマッテオルヨナ?
アァ………コノトキヲマッテタクライダ………。
バルツィエトタイジシテイキテカエレルトハオモワンガコレモダレイオス………スラートガホロブノヲサケルタメダ……。
………………マイルゾ!!バルツィエノセンペイノモトヘ!!
王都セレンシーアイン 中央建築物 屋上
ガヤガヤ………………!!
「………ん、んんん?
朝から騒がしいな………?
何の騒ぎだ………?
………ってここは………?
………あぁ、
あれからそのまま寝ちゃってたのか………。」
バンッ!!
「カオス!!」「本当にここで夜を明かすとは………。」「大変だよカオス!」「起きてますか!」
「うわっ!?
どうしたの皆!?」
「どうしたのではありません!
非常事態です!!」
「非常事態?
何があったの?」
「とりあえずゆっくりと下の方を見てみろ。」
「下?」
「あんまり体を出しすぎないでね?
そーっとだよ?
危ないから………。」
「危ないって………、
そんな足を滑らせたりはしないよ………。
子供じゃないんだから………。」
「ミシガンさんはそういう意味で言ったんじゃないと思いますよ?」
「?
じゃあどういう意味で………」チラッ
ガヤガヤガヤガヤガヤガガヤガヤガヤガヤ……………!!
「………人が………いる!?
それもこんなに沢山………!?」
「カオス!
大きな声で喋っては駄目です!
下の方達に聞こえてしまいます!」
「あっ、…ごっ、ごめん………。
………でも何で急にこんなに人が出てきたの………?
昨日までは誰一人見付けることすらできなかったのに今日になってこんな突然………。」
「分かりません………。
分かりませんが………少々ただ事ではないことは分かっております。」
「何で………?」
「俺達も起きてから外が騒々しくて二階から見に行ったんだがな、
どうやら下の連中は俺達を探している様子だ。」
「俺達を?
何でそんなことしてるの?」
「下の連中の目的は分からんが恐らくこの街に入ってからどこかで見られていたんだろう。
連中は大方この街の住人だ。
俺達を盗賊か何かだと誤解してるのかもしれん。
それで数を集めて俺達を捕らえるために探している途中と言ったところか。」
「私達別に何も悪いことしてないじゃない!
素直に事情を話せばきっと分かってもらえるよ!?」
「………そうもいかないと思いますよ?」
「どうして?」
「あれは………重量級の武具を扱ってることからしてスラート族です。
ダレイオスでも最も力があり最も………
………分からず屋で通ってる一族ですから話し合いができるかどうか………。」
「何でそんな部族がここにいるの!?」
「それは………ここが彼等の本拠な訳ですし居て当然かと………。」
「逆に私達の方がこの街に相応しくはないでしょうね………。
彼等が留守の間に彼等の住居を漁るような賊と変わらぬ行動をとる私達は………。」
「そんなぁ!?
何も盗ったりなんてしてないのにィッ!!?」
「不法侵入はしてますけどね………。」
「ミシガンはレサリナスで研究所からワクチンを盗んできたじゃないか。
立派な盗賊だよ。」
「フンッ!!」バキッ!!
「ゲフゥッ!!?」
「ふざけてる場合じゃないでしょうが………。」
「……そうだね。
でもどうしよっか………。
あの様子だと歓迎なんてされてないよね………。」
「歓迎してくれると思うか?
タレス君の話ではマテオのバルツィエに劣らぬ好戦的な奴等のようだ。
奴等に歓迎されるとしたら俺達を袋叩きに「ここにおったか………」!?」
「うわっもうここまで来たの!?」
「アローネ!ミシガン!タレス!
下がってて!!」
「……」
「探したぞ………。
マテオの………、
バルツィエの騎士よ………。」ザッザッザッザ!!
ザッザッザッザッザッザッザッザ………!!
「囲まれたか………。」
「そう警戒することはない。
バルツィエの騎士よ。
我等はソナタ等と争いに参上したのではない………。
我等ダレイオスはソナタらマテオ国家に………、
正式に降伏することを宣言しに参ったのだ。」