テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

250 / 972
 カオスはオサムロウとの試合でまたもや剣を突き付けられ敗北を言い渡されるがミストのためにもそれを素直に受け入れることが出来ずオサムロウを振り払う。

 そしてカオスは今まで積極的に使うことのなかった魔術を発動させ………。


再興宣言

スラートの地中都市シャイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………………!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「!?

 何だ地震か…!?」

 

「かなり大きいぞこれは………!?」

 

「…………!

 この揺れは………!?

 

 

 

 

 地上で何かが暴れてるんだ!!」

 

「こんな揺れを起こせるのなんてヴェノムの主くらいだろ!?

 昨日この辺にいたブルータルヴェノムが倒されたばっかりじゃないか!?」

 

「まだ他にヴェノムの主が彷徨いてたのか!?

 そんな報告は聞いてないぞ!?

 地上で今何が起こって………!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッッッッ……………!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピシピシッ………!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいっ!?

 このままじゃ天井が崩れそうだぞ!?」

 

「はっ、早く地下にいるもの全員に避難勧告を…!?」

 

「けど地上にはヴェノムの主がいるかもしれないのにどうすんだ……!?」

 

「そんなこと後になって対処すればいいだろ!!

 今は、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こんなところで生き埋めになるよりかはマシだ!!」ダダダッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都セレンシーアイン 西区 闘技場 カオスサイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァ…………ハァ…………!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都セレンシーアイン 西区 闘技場 アローネサイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………本当に魔術を撃った…………。」

 

 

 

「カオス………どうして………?」

 

 

 

「………なんて破壊力だ………。

 たった一発の魔術で闘技場………だけじゃないな。

 闘技場の向こうにあった市街地まで吹き飛ばしている………。」

 

 

 

「またあの人格が出てきてる訳じゃないよね………?

 カオスが直接撃ってこんなに………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………なんという凄まじい力だ………。

 こんな力がたった一人の者から放たれたと言うのか………?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この力はもしやトリアナスを破壊したという………。

 時期的にもこの者等がダレイオスに渡ったのと丁度被る………。

 

 

 

 ………あの者がマテオの………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都セレンシーアイン 西区 闘技場 カオスサイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ッ………!」ドサッ………

 

 

 

「俺の全力を見たがっていましたよね。

 これが俺の全力を込めたまじゅ………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………………!」ドサッ………

 

 

 

「!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都セレンシーアイン 西区 闘技場 アローネサイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「!?」」」

 

 

 

「カオスッ!!」タッ!

 

 

 

「………あれだけの魔術………、

 一度放つのが限界のようか………。

 実戦向きの術ではないな………。

 使い時としては………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 仲間がおって初めて使い物になるだろう………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………あれはダレイオスにとって良い兵器として使えそうだな………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「族長ッ!!!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………来たか………。

 説明する手間が省けた………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王都セレンシーアイン 西区 闘技場 カオスサイド

 

 

 

「ぐっ………!?

 体に力が入らない……!?

 何で………!!」

 

 

 

「………ソナタ、

 とんでもない底力を秘めていたのだな。

 長年生きてきた中でもソナタ程の力を持つものは他にはおらなかった。

 我の中でソナタは最強の魔力を持った戦士だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だがそれは魔力だけの話だ。

 魔術の扱いに関しては素人のそれだ。」

 

 

 

「何………だと!!」

 

 

 

「ソナタはバルツィエに生まれておきながら何故魔術を封印してきたかが分かった。

 ソナタは魔術の使い方が成っておらん。

 ………見ろ。

 ソナタが放った魔術の爪痕を………。

 我を狙って撃ったのだろうが我の立ち位置から大分逸れておるぞ?

 危うくソナタの仲間にも直撃するところだったではないか。

 以後も今まで通り魔術は封印するのだな。」

 

 

 

「アンタが俺の全力を見たいって言うから「まぁ聞け。」…!」

 

 

 

「ソナタがバルツィエの騎士としては欠陥があるがそれを補って余りある魔力を持っているのは確かだ。

 その魔力があれば数千から数万に渡る戦闘でも活躍を期待できるだろう。

 ………それだと言うのにソナタの戦い方は惜しい!

 惜しすぎる!!

 そんな戦闘の仕方は効率的ではない!

 もっと上手く立ち回るのだ!」

 

 

 

「(………?

 なんだ?

 これは貶されてるのか?)」

 

 

 

「ソナタの力は最終手段として使ってこそだ!

 力の使い方を謝るようならとてもヴェノムの主の討伐を依頼なぞできんな!

 こんな敵味方巻き込むような魔術は慎め!!

 もっと上手に魔術を使いこなせるようになってから戦闘で使用しろ!」

 

 

 

「………」

 

 

 

「………よってソナタにはヴェノムの主討伐の依頼を出すまでの間、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 我が剣術と魔術の稽古をつける。

 それを終えてからヴェノムの討伐の依頼へと出向いてもらおうか。」

 

 

 

「!?

 ………じゃあ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「試合は終了だ。

 結果は………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 合格だな。

 ………先程の魔術の余波で我も立ち上がることができない。

 よってこの試合はソナタの勝ちだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………やった……のか?「カオス!!」」

 

 

 

「無事かカオス!?」「どうしちゃったのカオス!また魔術なんか使っちゃったりして!!」「お怪我は無いようですね………。」

 

 

 

「皆………。」

 

 

 

「カオス………何故魔術を………?」

 

 

 

「それは………。」

 

 

 

「カオスらしくありませんよ?

 いつもなら魔術を使用したりなんかしないのにどうしてこの試合で………?」

 

 

 

「…オサムロウさんにヴェノムの主の討伐を諦めろって言われて………、

 でも俺達がヴェノムの主を討伐しないとミストも………世界も無くなってしまうって思ったら………、

 なんだか余裕が無くなっちゃって………、

 気付いたら魔術を………。」

 

 

 

「………少し焦りすぎですよ。

 殺生石のあの方はヴェノムを滅してほしいとは言ってましたけどそんなすぐに世界を破壊したりなどはしませんよ。」

 

 

 

「…そうじゃないんだ………。

 ……アイツは………、

 ………………殺生石は半年後には………。」

 

 

 

「半年………?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「諸君。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「!!」」」」」

 

 

 

「先程の試合は我の負けだ。

 ソナタ等には宣告通りヴェノムの主の討伐を依頼したいのだが、

 ………その前にやらなければならないことがある。」

 

 

 

「やらなければならないことだって……?」

 

「ボク達にまだ何かをやらせるつもりですか………?」

 

「このまま俺達をお前達の言いなりにしようと言うんじゃないだろうな?」

 

「後から条件を増やすなんてそんなの卑怯だよ!!

 これ以上何をやらせようって言うの!?」

 

 

 

「別にソナタ等は何もしなくていい。

 ………あちらの方を見てみよ。」

 

 

 

「あちら………って!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワ…………………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………こんなにスラートの人が沢山集まって来てたのか………。」

 

「カオス気付いて無かったのですか?」

 

 

 

「それだけ我との試合に集中していたのか。

 あれだけの魔術を使用すれば地下にいる者達も驚いて飛び出してくるだろう………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 聞けェェェィッ!!!!

 

 

 

 

 

 我が同族の民達よォォォォォッォッ!!!!

 

 

 

 

 

 我等はこの時よりこの者等の協力を得て我が物顔で地上を闊歩するヴェノムの主を討ち滅ぼしダレイオスの地を取り戻すッッッ!!!!

 

 

 

 

 

 そしてその祈願を成し遂げた暁にはァァァァァッ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 マテオよりいづる侵略者バルツィエとの因縁を断つべく再戦への狼煙を上げるのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッッッ!!!!!!!!!」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。