テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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 ダレイオスを南下しサンフ渓谷まで来たカオス等一行。

 ミーア族の住んでいる場所まであと少しというところで人型モンスターアルラウネと遭遇し………。


発動フレアボム

サンフ渓谷

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………カオスが………………ですか………?」

 

 

 

「どうしたんだ………?

 ここ最近のお前は………?」

 

「カオス………、

 魔術を使うのに躊躇いが無くなって来てない………?」

 

「トリアナスではカオスさんは無意識に魔術を使用したと聞いて吐くほどだったじゃないですか。

 そんな無理して使わなくても………。」

 

 

 

「いや………、

 俺達の今を考えると火と氷が使える人は必要なんだ。

 そうでないとこの間のスライムの時のようなことがあったとき対処方法が全員分からなければ全滅もありうる。

 ………だったら俺が皆の代わりになる。

 火と氷でしか倒せない敵が出てきたら………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺に任せてくれ。」

 

 

 

「………だがお前はこの前魔術を一度使用しただけでダウンすれすれだっただろう。

 お前の魔術は強力だがそれではお前に身が危ないのじゃないか?」

 

「そうですよね………。

 カオスさんは今のままでも十分に強いですしそんなに気負い込むほどのことではないと思いますけど………。」

 

「二つの属性の穴はその分私達が腕を上げれば良いだけの話ですよ。」

 

「場合によっては逃げれば良いんだよ。

 カオスは剣だけでも強いんだしさ。」

 

 

 

「大丈夫だよ。

 オサムロウさんとの特訓で俺も魔術を教わったんだし。

 それに始めの内は“魔技”から使おうかなって思ってるから。」

 

 

 

「魔技を………?」

 

 

 

「うん、

 魔技なら魔術を使う感じで練習にもなるからこうやった………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 フレアボム!!」ゴォォォォッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴオオォォォォォオオォオオォッッッッッッ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザバァァァァァァァァァッ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「………」」」ビショビショ………。

 

 

 

「…っ、

 こっ、こんな感じで使えるみたいだし………。」

 

 

 

「「「「………」」」」

 

 

 

「………………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………やっぱり駄目かな………?」

 

 

 

「………気持ち的には有り難いですが………。」

 

「ウインドラ平気………?」

 

「………あぁ、

 どうやらただの水なら安全らしい。

 これが魔術による水だったら死んでいただろうがな。」

 

「…また一つ私達の特性を知ることができましたね。」

 

「“相反する属性による攻撃が危険”………、

 それ以外のマナの込められていない普通の物質は安全、と………。」メモメモ…

 

「カオスのおかげでまた新たな情報が得られました………、

 ですが………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 やはりまだカオスの魔術や魔技はやり過ぎ感が否めませんね………。

 もう少し力加減を抑えませんとこのように被害が甚大です。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………実用化にはまだ早すぎるみたいだね………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………………………………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………服も乾いたようだな。

 そろそろ出発するか。」

 

「ゴメン………、

 余計なことして立ち止まらせて………、

 今は早く主を倒さないといけないってのに………。」

 

「カオスも皆のことを思ってやったことなんだし皆気にしてないからいいよ。」

 

「火と氷の穴はカオスさんでカバー出来ることが分かっただけでも収穫ですよ。

 これからは戦闘になって必要な時が来たらお願いします。」

 

「使うタイミングだけは気を付けて下さいね?

 あの威力では私達にも攻撃が及んでしまいますから。」

 

「そこは気を付けるよ。

 もしもの時は………ってことだよね。」

 

「分かっているならいいんだ。

 それじゃ先を急ぐか。」

 

「えぇ、

 それでは出発………」ヒソヒソ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「………」」」」

 

 

 

「………聞こえましたか? 」

 

「今のは俺にも聞こえた。

 さっきの爆発でまたアルラウネがこの滝のところまで来てるのかもな。」

 

「またなの………?

 もうあんなの相手にするの懲り懲りなんだけど………。」

 

「ワザワザ敵がいるのを分かってて近付いてくるのを待ってる必要はありません。

 ここは無視して先に行きましょう。」

 

「用の無い敵に構ってられるほど暇じゃないしね。

 急いでこの渓谷を抜けようか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………イッタカ?

 

ナンダッタンダロウナアイツラ?

 

キタカラキタッテコトハスラートノヤツラカソレカホカノブゾクタチカ………。

 

ナンニシテモアノアルラウネタチヲケシテクレタコトニハアリガタイガ………、

 

ギリギリデタキノナカノドウクツニハカエッテコレタガヤツラナカマヲヨンデイリグチヲフサイデイタカラナ、

ナカマデハイッテコラレタラドウナッテイタカ………。

 

 

 

………サッキノアノケンシガハナッタマギハバルツィエナミノイリョクガアッタゾ………?

 

…ヤツラ………マテオカラキタバルツィエノブタイカ………。

 

トウトウキヤガッタノカ………バルツィエメ………。

 

ドウヤラコノタキノナカニイルオレタチニハケドラレナカッタヨウダガ………。

 

………ヤツラガドノテイドノキボデマテオニイルノカシリタイナ………。

 

アイツラガムカッタサキハ………オレタチノムラノホウダナ………。

 

シラミツブシニダレイオスノヤツヲサガシアルイテルノカ………。

 

ココヲハッケンサレタラメンドウダ。

ショクリョウヲハコブサイニミツカリデモシタラオレタチハオワル………。

 

………ヤツラノアトヲツケテレンチュウガドノアタリヲキョテンニカツドウシテイルカシラベルゾ………。

 

ケシテミツカルナヨ?

ミツカッタラココニハモドッテクルナ………。

 

アァ、

ツイセキニハオレヒトリデムカウ。

オレガモドッテコナカッタラムスコタチハ………。

 

………オレタチデメンドウハミル………。

 

………………ヨシ、

デハ………マタモドッテコレタラ………。

 

キヲツケロヨ、

レンチュウノオンナノホウハカンガイイラシイ。

 

ワカッテル、

オレガアイツラニミツカラナイコトトモンスターカヴェノムニヤラレナイカダケイノッテテクレ。

 

………カナラズモドッテコイヨ、イイナ………?

 

オレガイキテカエレタラナ………………。

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