テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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クラーケン出現?

カイクシュタイフ洞窟 中枢

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいっ!

 いつまで無駄話してんだ!

 そんなお前たち以外に理解できない話する前にとっとと先に進みやがれ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「!」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「余裕こいてくっちゃべてるようだがここにはヴェノムやそのボスのクラーケンがいるんだぞ!

 人の年とか気にする前にクラーケンにどう立ち向かうのか作戦でも立てたらどうだ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…シーグスさんの言う通りだね。

 先ずはここにいるクラーケンをどうにかしないと………。」

 

「作戦か………。

 触手に絡めとられないようにするくらいしか気を付けることは無いが………。」

 

「触手が八本あるんならここにいる六人だけじゃ一本一本相手してても足りないよね。」

 

「………六人?」

 

「ミシガン………、

 シーグスさんは数に数えない方がいいんじゃない………。」

 

「あの人はヴェノムに掠りでもするだけで即アウトですよ?」

 

「けどここまで付いてきたんならちょっとでもクラーケンの気を引き付けておいてもらうだけでも戦いやすくなるでしょ?

 戦闘には参加しなくてもいいから私達が攻撃している時にそこら辺を走り回っててくれたら楽になると思わない?」

 

「逆に足手まといにしかならんだろう………。

 あいつを庇いながら戦うのは苦戦を強いられそうだ。」

 

「そうかな…?

 でもここまで勝手に付いてきたんだからそれくらいしてもらわないと足だけ引っ張られてたんじゃ私達が危険な目にあうだけ損するだけじゃない。」

 

「ミシガンの当たりが強いな………。」

 

「レイディーを彷彿とさせますね。」

 

「あの人の悪影響を受けすぎだろ………。」

 

「レイディーさんは最初から悪態つくような人だったから馴れれば気にならなくなっていきましたがミシガンさんのような人が急にレイディーさんみたいな感じになったら異様に映りますね………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カイクシュタイフ洞窟 最深部

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ここなのか?

 シーグス。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「変だな………。

 ここに追い詰めた筈なんだが………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「通り道にはヴェノムはいましたからこの洞窟の中に何かがいるのは間違いない筈ですけど………。」

 

「どうなってるの?

 ここに来ればクラーケンがいるんでしょ?」

 

「時間が経ちすぎてどこかに移動したのかな?」

 

「それではまたクラーケンを探すところからやり直しなんですね………。」

 

「もう!

 ここまで来て何も進まずにまた逆戻りなの!?」

 

「喚いてもクラーケンは出てこんな…。

 一度引き返すか。」

 

「その方が宜しいですね。」

 

「シーグスさん!

 クラーケンいないみたいなんで一回外に戻りますよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え?

 もう戻るのか?

 ………まぁクラーケンはいないようだしな。

 こんな危ないところとっとと出た方が………。」ズリズリズリ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「!?」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「?

 何だよ俺の顔見て………。

 なんか付いて「危ない!!」え?」シュルシュルシュル!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギュゥゥゥゥゥゥ………!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オアッ!?

 なっ、何だ!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれは…!?

 蛇!?」

 

「シーグスさんが大きな蛇に!!」

 

「どこから現れたんだ!?」

 

「見て!

 あの蛇地面の中から出てきてる!」

 

「ここにいるのでしたらあれもヴェノムに……!

 ……しかしこれまでのモンスターは皆スライム形態でしたが……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ばっ、バカがッ!!?

 こいつが…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 クラーケンだよッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「!?」」」」

 

 

 

「この蛇が………クラーケン!?」

 

「!

 よく見ればあの巻き付いている先に頭らしき部分がありません!」

 

「この長いのってもしかして触手!?」

 

「(…あれだけの太さと長さの触手だと全長は………、

 どれぐらいになるんだ!?)」ボコッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボコボコボコボコボコボコボコッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「!

 次々に触手が…!?」

 

「全部で………八本!

 どうやら本当にクラーケンのようだな………。

 だが……。」

 

「本体はまだ地面の中から出てこないな………。」

 

「うげぇ……、

 くねくねしててなんか気持ち悪い………。」

 

「ただ地面の中から出てきたのでは無さそうですね。

 予定通り………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 クラーケンに見つかってしまったようです。

 戦闘開始ですね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ”あ”ッ………!!?」ギュゥゥゥゥゥゥ………!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………こうしちゃいられないな。

 とにかくシーグスさんを助けだそう!」

 

「所詮は海にいる魔物だ。

 地上での動きは鈍いだろう。

 捕まりさえしなければいくらでも対処できる。」

 

「捕まったらあんな風に締め上げられちゃうんだね。

 戦う前にどんな攻撃が来るのか分かってよかったよ。」

 

「シーグスさんには悪いですが先制攻撃を受けなくて助かりました。」

 

「それではそろそろシーグスさんをお助けして差し上げなければなりませんね。

 あの触手から解放するには………。」

 

「俺とウインドラとタレスで前に出て触手を斬り落とす。

 それしか無さそうだね。」

 

「本体が出てくる前に触手を八本とも全部斬り捨てるぞ!」

 

「これだけの大きさですとどこまで伸びるのでしょうか………?」

 

「頭が出てきたらどのくらいか分かるんじゃないの?」

 

「さぁな………、

 下手したらこの空間よりも大きいかもしれん。

 だから頭が出てくるよりも先に……、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この触手を無力化してしまおう!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「!!………はっ、早く………助けてくれ………。」ギュゥゥゥゥゥゥ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「魔神剣ッ!!」「孤月閃ッ!!」「瞬迅槍ッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザスッ!ザンッ!!ザシュッ!!ボトッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よしっ!

 先ずは一本…………!?」グワンッ…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガスッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「!!…………、

 斬り落とした触手で攻撃してきた!?」

 

「まだまだ触手の長さに余裕があるようだな。

 これは全て斬り落とすまでに時間がかかるぞ!」

 

「ですが時間をかけてはシーグスさんが……!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…あ”あ”あ”……!」ギュゥゥゥゥゥゥ……!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの状態が長引けば………。」

 

「長引いただけ命を落とす可能性が高まる………。

 なんとかしてあいつが捕まってる触手を斬り落とせれば………!」

 

「どうする!?

 魔術で一気に集中攻撃をかければ「駄目です!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「地上ならともかくこのような地下深くでの魔術は洞窟の崩落を誘発します。

 助け出すには洞窟にダメージを与えない程度の攻撃でないと私達はおろかシーグスさんもろとも生き埋めになってしまいます!」

 

「!!

 そういえばネイサムでも………。」

 

「そうなの!?

 それを早く言ってよ!!」

 

「………騎士学校でも習っていたことだと言うのにそのことを失念していた………。」

 

「………………これは思っていたより倒すのが………

 ………いや………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 戦うだけでも難しい相手だな………。」

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