テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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魔の軍団ここに在り、

王都セレンシーアイン 闘技場 雨

 

 

 

「バルツィエめ………、

 あんな飛行手段を持っておったとは……。」 

 

 

 

「!

 ファルバンさん!!」

 

「ファルバン!!

 皆でアイツ等を撃ち落とすように命じてくれ!!」

 

 

 

「待て。

 あの速度で飛行する的に皆で迎撃した所で当たりはせん。

 それよりも………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カオス!!」

 

 

 

「!

 ミシガン!?

 ウインドラは……!?」

 

 

 

「アローネさんに任せてきた!

 私がいなくても大丈夫だって…!

 それよりも私はあのランドールとか言うのに一発かましてやりたくて上がって来たの!」

 

 

 

「そっ、そう……。

 でも………。」

 

 

 

「!

 何あれ……!?

 空飛んでるけど………あれにランドールと……何かもう一人女の人が………?」

 

 

 

「あれはダインって言う人でランドールと一緒に来てたみたい。」

 

 

 

「………あれを撃ち落とせばいいんだね?

 任せ「よく聞けお前らァァァァ!!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この国に大魔導士軍団とか言う奴等がいるらしいんだが知ってる奴はいねぇか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワ………!!!

 

ダイマドウシグンダン……?

 

シラネェヨナ?

 

ドコノダレカナノカモ………?

 

ソイツラガナンダッテンダ?

 

バルツィエガナンデソイツラヲ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「約二十年前!!

 ここから西にあるテメェ等の大都市ゲダイアンとかいう街を焼き払った奴等だ!!

 ソイツ等はここ二十年テメェ等の都市を焼き滅ぼしてから音沙汰無しで俺達バルツィエは最近までソイツ等がその都市と一緒に消えたと思っていた!!

 

 

 

 ………だがつい先日!!

 テメェ等の中にも知ってる奴等がいるだろうがここダレイオスとマテオを繋ぐ海道シーモス……!!

 テメェ等はトリアナスって呼んでる海道を粉微塵に爆砕した奴等がいた!!

 

 

 

 俺達バルツィエは悟った!!

 俺達が仮の名で呼んでる大魔導士軍団がまだ消えてないってことを!!

 どういう方法でか知らねぇがソイツ等は恐らくテメェ等ゴミ共に自分達で編み出した秘術を使わせて海道を破壊させたんだ!!

 可哀想なことにそこにいるカオス=バルツィエ達を大魔導士軍団の奴等が援護して俺達バルツィエの一人も行方不明だ!!

 十中八九その爆砕した魔術に巻き込まれたんだろう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そこで俺達はマテオ政府に内密でその大魔導士軍団を狩りに来た!!

 臆病風に吹かれてそんな大魔導士軍団なんていう他人任せなクソッタレ共が怖くて何も出来ねぇマテオ政府に代わって俺達バルツィエが大魔導士軍団をぶっ倒すんだ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワ…………!!!!

 

アイツノイウコトゴホントウナラダイマドウシグンダンガゲダイアンヲ……?

 

アノクチブリダトゲダイアンヲコウゲキシタノハバルツィエジャナイノカ………?

 

ダイマドウシグンダンッテ………アノボウメイシャタチガサガシテルレンチュウダヨナ………?

 

ダイマドウシグンダンッテナンナンダ?テキカ?

 

バルツィエノテキッテコトハ………ミカタジャナイノ?

 

ケドダイマドウシグンダンガゲダイアンヲモヤシタラシイゼ?

 

ドウイウコトダ?

 

コノクニニソンナレンチュウガホントウニ………?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………さてここまで聞けばオメォ等にも分かるだろう?

 俺達マテオの見解では大魔導士軍団とやらは誰かに術を習得させてそれを放たせるんだが………その誰かってのはずばり……、

 

 

 

 テメェ等ダレイオスの民共だ!!

 俺からしてみればテメェ等は大魔導士軍団を知っていようが知っていまいが関係ねぇ!!

 テメェ等全員行く行くは大魔導士軍団の捨て駒として俺達バルツィエに楯突いて来るんなら………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今の内に纏めてぶっ殺しちまったほうがいいと思わねぇか!!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワ………!!!!!

 

オッ、オウボウダ!!

 

ソンナカオモナマエモシラナイレンチュウノナカマミタイニイワレテモ!!

 

イヤアイツナカマジャナクテステゴマッテイッタゾ!?

 

ステゴマ!?ナンデステゴマニナルンダ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おおぉ!!

 俺としたことが言い忘れてたぜ!!

 大魔導士軍団はゲダイアンではともかく今回の海道の件で少なくとも十四人は自殺させてる!!

 

 

 

 奴等大魔導士軍団の秘術は一発がまんま隕石そのもので威力もそれと同等だ!!

 うちで計測した限りじゃ海道に飛来して破壊した隕石はどれも桁外れにマナ密度が高かった!!

 あんなもん撃たされちゃ人のマナは一気にゼロを通り越してマイナスの域にまで突っ切るぜ!!

 そんなのが発動しちまえば術者は死ぬ!!

 確実にマナが足りなくなって生命活動を維持できずに死ぬ!!

 確定事項だ!!

 例え俺達バルツィエであってもあれを一発出しただけで黄泉行きが決まる!!

 そんぐらいの捨て身の一撃性があの隕石にはあった!!

 文字通り命懸けの術のようだからなぁ!!

 

 

 

 それが今回続けざまに十四回だ!!

 一発二発でも十分だっただろうところを十四発だぜ?

 同時に放たれたんじゃなくそれぞれが別々に飛来していた………!!

 普通なら最初の術者がマナを魔術に搾り取られて死ぬのを他の術者達も見ていた筈だ!!

 それなのに連続して十四連続!!

 どうした途中で止めなかった!!?

 それを撃てば術者が死んじまうことは目の前で起こってた現象だろうに………!!

 

 ………これはもう大魔導士軍団が何らかの方法で他人に術を発動させることが出来ると見て間違いない!!

 先日追っ手からカオス達を逃がすためかどうかは俺も詳しくは聞いちゃいねぇがダレイオスの海道近くのどこかで大魔導士軍団がいたことは確かだ!!

 都合よくカオス達だけ助けたのは何か企みあってのことだろうよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワ!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「分かったか?

 俺達はさっさと大魔導士軍団をぶっ殺してマテオに帰りてぇんだ。

 素直に知ってる奴がいたらこの場では殺さずにおいてやるよ。

 

 

 

 ………だがもしテメェ等が何も知らない無価値なただのゴミ共だったなら………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 生かしておく価値はどこにもねぇよな?

 なんたって大魔導士軍団の捨て駒なんだからよぉ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………………………………………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「にっ、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「逃げろォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゴミ共が………。

 逃がす訳ねぇだろ。

 ダインやれ!!」

 

「………『氷雪よ我が手となりて敵を凍てつくせ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アイシクル』」パァァ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パキパキパキパキパキ………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

!?トウギジョウノデグチガコオラサレタ!?

 

イソイデヒデトカセ!!

 

ダメダコノアメデヒナンテツカネェヨ!!

 

ソンナ…!?

 

トウギジョウニトジコメラレタ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヒュ~!

 やっぱり水と氷のコンビネーションは抜群だな!

 一瞬で氷の牢屋が完成したぜ!!」

 

「………」

 

「………それで?

 俺の質問に対する答えが“逃亡 ってことは………

 俺はお前らに裏切られたってことでいいんだよな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワ……!!!

 

ダッ、ダイマドウシグンダンナンテシルカ!?

 

ココカラダセ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「慌てなくてもその檻からは出してやるよ………。

 ………テメェ等が出るところは………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 地獄の底へ続く入り口だけどなぁぁぁ!!!

 『水流よ!!我が手となりて「待たれよ!!」』!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大魔導師軍団ならここにおるぞ………。」

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