テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~ 作:モニカルビリッジ
王都セレンシーアイン 氷付けの闘技場 雨
「カオス達を直接狙えば打ち消されることは分かってんだ!!
だったら間接的に闘技場そのものを打ち砕くまでよ!!
『流水よ!!我が手となりて敵を押し流せ!!』
二十連撃!!」
「来る!!?」
「任せて!!ここは私が!!
「『清蓮より出でし水煙の乙女よ!!
破浄なる柱を天へと結べ!!』」
「『メイルシュトローム!!!』」「『スプレッド!!!!!!』」
ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッッッッッ!!!!!!!!!!!
「何だ!?
これは………!?」
「水の竜巻と………水の柱……?」
「いあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!!!」
ワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ…………!!!!!
ナッ、ナニガオコッテルンダ!?
アノバルツィエノコウゲキヲ………フセイダ!?
ソレモ………ミタコトモナイジュツデ!?
「カオスの姉かよッ!!
こんな術を持ってやがったのか!!?
だが水ってのは重さを持ってんだ!
上から放たれる術の方が有利に決まって………!!」
「何この術………?
カオスの姉……?」
ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!
「なっ……!?
俺のメイルシュトロームが跳ねかえされる!!?」
ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!
ザザァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!
「ごっ、ゴァァァァァァァッ!!!?」「……!!」
バキバキバキバキッ!!!バキィィィィンッ!!!
「闘技場を囲っていた氷が割れたか……!?
急いで皆を避難させるぞ!!」
「その必要はない。
もう決着は着いた。」
「ファルバン!
だがまだ奴等は………!?」
「………ハァハァ………!!
死ぬかと思ったぜ………。
メイルシュトロームが幾分か威力を削ってくれなきゃ今ので死んでたかもだぜ……。
この俺が水の魔術で負けるとはな………。」
「……ビショビショ………。」
「流石に殺られ破せんかったか………。
むしろ好都合だな。
アヤツ等にはまだカオスの力を見せ付けておらんからな。」
「やるんですか………?」
「当然だ。
ここでアヤツ等にソナタの力を見せ付けてやれば今後マテオは更にダレイオスへと攻めいるのが難しくなる。
さぁ………、
見せてやるがよい。」
「………分かりました。
一応当てなくてもいいんですよね?」
「ソナタは………あまり殺生を好まんのであったな。
………よいぞ。
今回はただの威嚇だ。」
「………では。」スッ………
「………?
カオスか。
俺達に追い討ちをかけるつもりか?
……ダイン、
殺られる前にトンズラするぞ。
こりゃもうダメだ。
これ以上の成果は臨めねぇ。
ずらかろうぜ。」
「大魔導士軍団はいいの………?」
「聞いてたし直に食らって分かったろ?
あそこにいるあの女はカオスの姉らしいぜ?
魔力もそれなりにある。
姉っつーのは確かなんだろう。
その姉が多少俺達より上程度の魔力しか持ってねぇんならカオスが大魔導士軍団ってのはデタラメだ。
そんなの確かめるまでもねぇ。
ここは一旦引いて出直そうぜ。
こんな奴等いつでも殺りに来れる。」
「………分かった………。」
「……よし、
帰ってフェデールに報告して今後のことを…………!?」ピカッ!!!
………その日、
世界中の昼夜が反転した………。
まだ天に太陽が昇る時間帯だったにも関わらずダレイオスは全土が闇に包まれ………
逆に真夜中だったマテオではダレイオスから届いてきた光によって夜の闇が光に照らされた………。
「『バニュシュボルト!!!!』」
ピカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッッ!!!!!!
………それはただただ天へと昇る光………
一本の天へと続く光………………
その光を見たダレイオスのあるものはその光を天へと続く柱と揶揄した………。
またあるものはその光をゲダイアンを消滅に誘った光とも言った……………。
時を同じくして突如強烈な光に照らされたマテオの者達はダレイオスから立ち上るその光を見て大魔導士軍団の仕業だと思いダレイオスに大魔導士軍団が実在することに恐怖した。
………………世界中に届いた僅か数十秒のその光は………、
これから流れる筈だった世界の流れを屈曲させる程の大きな影響を与える凄まじい光だった……………。
………誰が言い出したかは定かではないがその光は後にこう呼ばれるようになった……………。
『星砕きの光』と……………。