テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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VSカイメラレッドドラゴン3

新ウィンドブリズ山 麓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カイメラレッドドラゴン「フルル……!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「………まだ動けるのか………!?」

 

 

 カイメラがレッドドラゴンに変身しそこから俺の氷が地形的と人員的な問題で封じられてしまいどう対処すれば迷っていたら息すら凍り付くこの気温の低さを利用してカイメラを濡らしていって凍り付かせるという作戦を考案される。それに従い水の魔術が使える俺とミシガン、オサムロウ、ダインでカイメラのレッドドラゴンの姿に水を浴びせ続けてはいるのだが………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カイメラレッドドラゴン「ホォォォォォォォォォオオオオオオ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タレス「ブレス来ます!!」

 

 

カオス「大丈夫!!

 

 

 スプラッシュ!!」

 

 

 カイメラが炎の吐息を吐く寸前でカイメラの口めがけて水の魔術で相殺を試みる。水はカイメラの空気を吸い込もうとした口に入っていきカイメラの肺の中で次の瞬間には吐き出される筈だった炎とぶつかって小規模な爆発が起こり蒸気を発して漏れ出る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 先程からこれの繰り返しだ。カイメラの外皮は凍り付いても途端に中の火炎袋らしきものが体表の氷を熱で溶かす。カイメラは一動作で俺達が水を浴びせて時間を待ち凍り付いた体の氷を溶かす。ダメージを感じている様子は全くない。

 

 

 これは作戦的に破綻しているのだろうか?

 

 

オサムロウ「…相手が通常のドラゴンであったのならこの作戦も活きるのだろうが………、

 ゾンビという性質を持つ以上何かもっと有効的な手を打たねば無意味に長引くだけだな………。」

 

 

ウインドラ「有効的な作戦………。

 カオスの氷の魔術しか奴に効きそうな手は無さそうだが………。」

 

 

ミシガン「私達がここから離脱するしかないの!?」

 

 

タレス「それが賢明でしょうね………。

 ボク達はハッキリ言ってカオスさんのお荷物にしかなっていないですからボク達がこの場を離れてカオスさんを一人にするしか………。」

 

 

カオス「………」

 

 

 せっかく魔術を使えるようになったというのにカイメラが相手では仲間達を危険に晒してしまう俺の魔術の影響力。この戦いが始まってから皆が天変地異を引き起こすレベルで魔術を行使しているのもあってか山の至る所が破壊の爪痕を作っていく。

 

 

 あまり時間を掛けるようなことをすればダインはよくても他のバルツィエ達がこの場に駆け付けて来るのではないか?俺達はただでさえ目に止まるような力を使いまくっているのだ。皆がこの場を離れたとしてダインのようにレアバードに乗ってやって来るバルツィエ達から俺の目の届かない場所に行かれたら俺は皆を守れない。ダインの話ではランドールと今日のうちに合流するとも言っていた。とするとバルツィエ達ももしかしたらこの山の近くまで来ているのではないか?今の皆がバルツィエに殺られてしまうことはないだろうが万が一ということも考えられる。皆は俺に合流するためにここまで走って駆けつけてくれた。俺の魔術で体力は回復したとしても精神的な部分までは魔術では回復できない。今更皆にこの場を急いで離れる程の精神力が残っているとは………。それに離れるにしても皆が安全な場所まで逃げ切れたことも確認できないから俺がどのタイミングでこのカイメラに氷の魔術を放てばいいのか分からない。話によれば今ダレイオスの北半分は凄まじく極寒だとも言う………。皆は多少平気でもダレイオスの人達にこれ以上は………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第一ダインはどうすればいいんだ。皆を安全なところにまで避難させるとしてダインが俺達と一緒にいるところを他のバルツィエ達に見られればダインはどう思われるだろうか………。

 ダインを仲間に引き入れたいという思いはあるがまだ確定した返事はもらっていない。ダインはブラムのためにわざとバルツィエの情報が漏れるようにバルツィエに在籍し続けているんだ。そんな直ぐにダインがバルツィエを離れることは出来ないだろう。

 だけどもしダインが裏切者としてこちら側についたとしてブラムはどうなるんだ?ダインはブラムを大切に思っている。ブラムに関してはバルツィエの話でも多少怪しく思われている節があるようだし今ブラムが無事なのはダインが庇っているおかげだろう。そのダインがバルツィエからいなくなったらダインの心の拠り所としているブラムはどうなる?ダインを仲間にするにしてもそれはブラムの安全を確保してからでないとダインは俺達と共に来ることはないだろう。

 

 

 ………何かもっと具体的にカイメラを倒せる案は………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイン「カオス!!」

 

 

 

 

 

 

カオス「……!」

 

 

 カイメラを倒す方法を練っていたら上空からダインに呼ばれる。

 

 

ダイン「今のもう一回やって……!!」

 

 

カオス「今の……?」

 

 

ダイン「今やったようにカイメラの口に直接水を投入するの……!!

 

 

 今度はうちがカイメラに直接氷を叩き込む!!」

 

 

カオス「ダインが直接氷を……!?」

 

 

 カイメラはヴェノムだ。ダインの氷ではカイメラを倒すことなど出来ない筈だが………?

 

 

ダイン「何度やってもカイメラの外側を冷やすだけじゃこのレッドドラゴン形態は倒せない…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だから今度は内側から冷やすの……!!

 うちの氷の攻撃は直接的にはダメージは無くても冷やすという観点だけなら可能!!」

 

 

 

 

 

 

タレスミシガンウインドラオサムロウ「!!」

 

 

カオス「……ダイン……、

 そこまで考えて………。」

 

 

 ダインは本格的にカイメラ討伐に参加してくる。ダインは俺や他の皆の使える技や術を大体は理解している。

 

 

 そしてカイメラのレッドドラゴン形態討伐に向けて今一番欲しい力を提示しそれを実行しようと言うのだ。これならダインの仲間入りに皆も納得してくれるだろう。なにせ今共にカイメラを倒そうとしてくれているのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カイメラレッドドラゴン「ホォォォォォォォォォオオオオオオ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「…!」

 

 

 ダインが作戦を話している内にカイメラが再び火炎放射を放とうと大きく息を吸い込む。ここで俺がまた水を口の中へと放てばダインがその水を凍らせてカイメラの内側から氷付けにすることが出来る。

 

 

 ダインの期待に応えるためにもここは指示通りにしなければ………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「スプラッシュ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺はカイメラの口に向けて水をおもいっきり突っ込んだ。

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