テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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発動の重力魔術

砕かれた山地

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガキンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シックスヘッドカイメラ「ヘアオオオオオオオゥゥゥゥゥゥウッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロトゾーン「………流石にこやつは我一人では捌ききれんな………。

 三百年振りに元の体に戻ってはみたが思うように動かしにくい………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………どうにかしてこやつをもう一度変身する際のヴェノム形態に持っていきたかったが後一歩力が及ばんか………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「無属性………魔術………?」

 

 

ダイン「そう……、

 あの術は現存する六つの属性とは違う七番目の属性による魔術だと思う……。

 あの魔術なら………カイメラの無敵の防御を突破出来る筈……。」

 

 

 ダインは自信は無さそうにいうがどこか確証があるように提案する。

 

 

 ………確かにあの魔術は基本六属性の地水火風氷雷のどれとも違うエネルギーを持った術だとは思うが………、

 

 

アローネ「あの術とは………?」

 

 

 事情を知らないアローネ達四人はカオスとダインの間で交わされるあの術が何なのか分からず困惑する。それもそうだ。あの魔術グラビティについてはまだ()()()()()()()()()()()()()()だから疑問に思うのは当然だろう。

 

 

ウインドラ「……カオス、この四十日の間で何か新しい術を編み出したのか?」

 

 

カオス「…編み出したというよりも教えてもらったって言った方がいいのかな………。

 ………あの殺生石………()()()から………。」

 

 

タレス「マクス………?」

 

 

ミシガン「あの精霊に名前なんてあったの?」

 

 

 カオスが口にした殺生石の精霊らしき者の名前を聞いてミシガンが驚く。あの精霊に人格があることが分かってからこれまで名前など本人からも聞かされてなかったので突然名前があったことに驚くのも当然だと思うがその事について答えたのはダインだった。

 

 

ダイン「二人でいる時にカオスの中の精霊が話し掛けてきたの……。

 最初は六精霊の誰かだとは思ったけど六精霊とは違うって言ってたしうちらバルツィエが昔から魔術の研究を進めていくうちに六精霊にはもっと強い上の存在精霊王がいることが仮定されてたの……。

 マクス………って言うのはその時に何かの文献とかでそれらしき存在に仮の名で付けられてた名前をそのまま呼んでるだけで実際にはマクス……なんとかだったよ……。」

 

 

ウインドラ「マクスなんとか……?」

 

 

 ダインもうろ覚えで正式な名前を思い出せそうには無さそうだった。しかし今は精霊の名前などどうでもいい。そんなことよりもあのカイメラにダメージを与えられる可能性があるのならあのグラビティを試してみ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アローネ「………()()()()()()………ではありませんよね………?」

 

 

 アローネがおもむろにマクスに続くであろう名前を繋げて口に出す。

 

 

 マクスウェル………?

 

 

ダイン「!!

 そう!!

 確かマクスウェルだった……!

 うちが昔見た時そんな名前で載ってたと思う……。」

 

 

 アローネが発言したマクスウェルという名前にダインが肯定する。どうやらバルツィエ達が持っている文献とやらには殺生石の精霊のことをマクスウェルと仮称して呼んでいるものがあるようだ。

 

 

 しかし何故それをアローネが………?

 

 

タレス「どうしてアローネさんが精霊の名前を知っているんですか?」

 

 

 タレスがアローネが何故名前を言い当てたのかを訊く。皆も同様にアローネへと視線を向けるが、

 

 

アローネ「いえ……、

 私の知っている方にそのような名前の方がいらしたので同じフレーズから始まる名前でしたのでもしやと発言してみただけでしたのですが………。」

 

 

 言い当てたアローネも自分が言い当ててしまったことに驚いている。偶然当たりを引き当てただけのようだ。

 

 

ダイン「……とにかく……、

 あのカオスの魔術ならあのカイメラでも防御するのは不可能だと思う……。

 一度見た限りじゃあの技は物理的なエネルギーじゃなくて重力に作用する技だと思うからカイメラでさえも防ぐことは無理……。

 

 

 カオスあの技をカイメラに使ってみて……。

 きっとあの技なら………カイメラを倒せる……。」

 

 

カオス「………」

 

 

 あのグラビティがカイメラには有効かもしれないのか………。他に打てる手も考え付かないし試してみる価値はありそうだが………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロトゾーン「ガフッ…!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス・アローネ・タレス・ミシガン・ウインドラ・ダイン「!」

 

 

 これからカオスがカイメラにグラビティを撃つと決めたタイミングでプロトゾーン形態のオサムロウがカイメラに突き飛ばされてきた。

 

 

プロトゾーン「うぐ…!

 やはりこの体で戦うにはブランクが大きすぎたか………!」

 

 

 そういうオサムロウの体は徐々に人の形を取り戻していきやがてこれまでのオサムロウの姿通りになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シックスヘッドカイメラ「ヒュオオオオオオオオオオオオオッッッッ!!!!」「ホオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッ!!」「フォオオオオオオオオッッッッ!!!」「ゴスウウウウウウウウウウウウウウッッッッ!!!」「ジャボボボボボボボボボボボボボボボボ!!!!」「バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「…!?

 首が全部……!?」

 

 

 オサムロウがこちらに飛んできたことで今カオスがいる場にはこの戦闘に参加している七人全員が集まっている。そこ目掛けてカイメラの六つの首が伸びてこちらへと全咆哮砲撃を集中放火させようとしていた。

 

 

 六射咆哮砲撃(アスタリスク)の一点集中攻撃がくる!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 迷っている暇はない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 シックスヘッドカイメラよりも早くあの術を撃たないと!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「『戒めの楔は深淵へと導く…………!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 グラビティ!!』」

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