テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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フェニックスについて

ブラーゼン天風道 残り期日九十日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビュオオオオオオオオオオオオオ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「()()()()!()!()!()!()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マンティス「ギィエッ…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドサッ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミシガン「あぁ~~!!?

 またカオスがやっつけちゃった~!!」

 

 

タレス「カオスさんだけ剣術のみで戦うルールにしても意味ありませんね。

 元々剣で戦ってきた人ですし剣の方が逆にモンスターを倒すスピードが早いですよ。」

 

 

ウインドラ「ここまで()()()はモンスターと戦闘しているがカオス以外で四人もいて俺達の誰かがモンスターに攻撃出来たのはたったの二回だな。」

 

 

アローネ「ほぼ十回に一度の割合で私達はやっとカオスよりも先にモンスターに攻撃するのが追い付けるのですね………。

 それも四人での話ですから実際には一人あたりの攻撃回数は一回にも満たない………。」

 

 

カオス「そんなこと数えてたの?

 別に誰が何回攻撃したとか倒したとか気にしなくてもいいのに。」

 

 

ウインドラ「精霊の力無しに純粋な技力で言えばな、俺達はお前に大きく差がある。

 お前の力は俺達の遥か先を行っているんだ。

 同じパーティーチームとして背中合わせに戦っているというのに敵は全てお前が持っていくとなると俺達の立つ瀬が無いんだよ………。」

 

 

ミシガン「精霊の力が大きすぎて忘れてたけどカオスって剣の腕も一流だからね………。

 これはもう剣も封印するしかないよ。」

 

 

カオス「剣も魔術も封じられたら俺はどう戦えばいいんだよ………。」

 

 

ミシガン「だから戦わなくていいって!

 私達でモンスターは何とかするからさ!

 カオス最近働きすぎだよ!?

 ここまでのモンスター全部って言ってもいいくらいカオスが倒してるんだからさぁ!」

 

 

タレス「この辺りならまだボク達だけでも十分ですよ。

 カオスさんだってそろそろ疲れているでしょうし今から遭遇するモンスターはボク達に任せてください。」

 

 

カオス「そう?

 そんなに疲れてはいないんだけどなぁ………。

 マナだってまだ全然減ってないし………。」

 

 

アローネ「………」

 

 

ウインドラ「…魔術の枷が外れてからカオスはどんどん戦いにおいて手がつけられない程腕を上げていくなぁ………。」

 

 

タレス「オサムロウさんが言ってたことを肯定したくはないですがカオスさんは一人の方がなんか主討伐も捗りそうですよね………。」

 

 

ミシガン「………って言うかさぁ………、

 なんかこの地方さぁ………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 モンスターがやけに多くない?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウインドラ「………確かにな。」

 

 

 

 

 カオス達がこのフリンク族領に足を踏み入れてから彼等はモンスターとの連戦続きである。先程ウインドラが発言した通りここに来てからカオス達は三十にも及ぶモンスターとの戦闘が行われていた。

 

 

 それも………、

 

 

アローネ「そうですよね………、

 この地方に入ってからはモンスターの出現頻度が格段に上昇しています。

 ブロウン族領とは比べ物にならないほどに………。」

 

 

タレス「それだけじゃありませんよ。

 こんなに沢山モンスターとの戦闘があるにも関わらずこの地方では………、

 

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 今までのダレイオスでの旅のことを振り返ってみれば有り得ない確率です。

 他の地方では戦闘があれば三回に一回はヴェノムに感染したモンスターが出てきてたのにここではまだ一度もそんな個体に遭遇すらしない………。」

 

 

ミシガン「ヴェノムって次から次へと他のモンスターに感染を続けるんでしょ?

 ヴェノムが一日から数日でスライム形態になってそれから何も食べられるモンスターがいなくなったら飢餓で消えちゃうって………。

 こんなにモンスターがいたらそんなこと起こらないと思うけどなぁ………。」

 

 

ウインドラ「正確にはヴェノムに感染した生物がヴェノム形態になるのは飢餓が起こり始めてからだ。

 捕食出来る他の生物がいるのなら暫くはゾンビ形態が続く。

 言ってみればヴェノム形態が既に飢餓している途中の状態だ。

 ヴェノム形態に陥った個体は飢餓は免れられない。」

 

 

アローネ「とするとこの付近でヴェノムが確認されないのはそういった個体すら存在しないことになりますね。」

 

 

ミシガン「ヴェノムの主はこの地方にもいるんだよね?

 フリンク族の人達も犠牲になった人は一人しかいないって言ってたしヴェノムウイルスを撒いているフェニックスがウイルスを撒けてないってことにならない?」

 

 

タレス「余程フェニックスは狩りをするのが下手だと言うことになりますね。」

 

 

ウインドラ「しかし情報によればフェニックスは鳥型のモンスターの筈だ。

 上空から攻めればそう獲物を逃がすとは思えないのだが………。」

 

 

アローネ「……何かこのフリンク族の領地は変ですね………。

 ヴェノムの主を警戒して住民が移動した形跡はあるのにこの地方にはヴェノムの影すら確認できない………。」

 

 

 

 

 

 

ミシガン「………本当にフェニックスっているのかな?」

 

 

ウインドラ「それは…………いるからこの間の村はもぬけの殻だったんじゃないか?」

 

 

ミシガン「でもさぁ………、

 ブルータルやクラーケン、ジャバウォック、ビックフロフター、レッドドラゴン、カイメラと後……何だっけアインワルドの………「アンセスターセンチュリオン」それそれ!

 そのどれもが元からいたギガントモンスターだったり沢山食べ過ぎて変化したモンスターだったでしょ?

 けどフェニックスって()()()()()()()()んだよね?

 

 

 それってどんな変化をしたらそうなるの?

 フェニックス自体がこのデリス=カーラーンでも架空の存在なんだよ?

 子供の時に呼んだ本とかで伝説上の生物として描かれてくるくらいだし………。」

 

 

タレス「…しかし現にフェニックスが現れたからフリンク族は………。」

 

 

ミシガン「それでもヴェノムが全然いないってなるとこの地方に本当にヴェノムがいるかどうか…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アローネ「ヴェノムを感染させないヴェノムと言うのであれば一つだけ思い当たる節がありますよ。」

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