テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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カーヤに対する街の人の印象

フリンク族の都市フリューゲル 残り期日八十四日

 

 

 

 カオス達一行はカーヤの救済とラーゲッツを打破すべくフリューゲルへと戻ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

警備人「………?

 貴殿方は………先日このフリューゲルを発ったと思ったのですが何かまだご用がございましたか?」

 

 

カオス「ええっと俺達は「フェニックスの情報をもう少し調べようと思いまして戻ってきたんですよ。」」

 

 

警備人「…あぁ………、

 やはりフェニックスを倒すことに決定してしまったようですね………。」

 

 

ウインドラ「……そういうことになった。

 ついてはフェニックス………いや()()()という少女について何か知ってることがあれば詳しく話ができる者を探している。」

 

 

警備人「!!?

 カッ、カーヤ………!?

 何を申されますか!?

 カーヤは少女などではなくホークという「その辺の事情は知ってる。俺達に知られずにあの少女の存在があったことを隠しておきたかったこともな。」」

 

 

 

 

 

 

警備人「………貴殿方は全て御存知のようですね………。

 カーヤがモンスターではなく人であるということを。」

 

 

カオス「直接俺達はこの目で見てきました。

 フェニックスがカーヤに戻る瞬間を。」

 

 

アローネ「そのことを詳しく知るために私達はフリューゲルまで戻ってきました。

 貴殿方は………あの少女を本当に死なせてもよいとお考えなのですか?」

 

 

警備人「………」

 

 

ミシガン「私達はフリンクの人達からしてみれば全くの他人になるけど事情を聞いたらカーヤが絶対に悪い子には思えないの。

 あの子のことを憎んでるフラットさんとナトルさんはともかく他の人達はカーヤのことをただバルツィエのラーゲッツの娘だから追い出したかっただけなんでしょ?

 だったらカーヤを殺さずに私達が他の場所に連れていくって手もあるんだけど………。」

 

 

警備人「………自分は…………、

 

 

 

 

 

 

 ………カーヤを殺さないでほしいとは思ってますよ。

 カーヤをどこかに連れていくというのも反対です。

 カーヤはこのフリンク領にいるべきです。」

 

 

 

 

 

 

アローネ・タレス・ミシガン・ウインドラ「!」

 

 

カオス「それってカーヤを「カーヤがいれば…」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

警備人「カーヤがいれば私達フリンクは他の外敵から身を守れる。

 あのガキがここにいさえすれば私達はそれだけで十分な生活ができますからね。

 あいつがいるからここに移り住んできた後民もいますしカーヤがいなかったらこんな先民が威張り散らすような場所に来たりなんかしませんよ。

 多分他にも私と同じ考えの人は大勢いると思いますよ?

 ですからカーヤはできることなら貴殿方には倒してほしくないし連れていってもほしくない。

 ……でも貴殿方がなされようとしていることを思えば仕方ないんですよ。

 とりあえずはカーヤを倒すのならブルカーンも一緒にどうにかしてきてほしいですね。

 私から言えるのはこんなことくらいです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス・アローネ・タレス・ミシガン・ウインドラ「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………………………………………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それからカオス達はカーヤについてフリンク族の人々に話を聞き回った。カオス達はカーヤを連れ出すのが最善な道だとは考えていたがそれでもカーヤがこの街を律儀に守り続けているのはこの街が彼女にとって大切な場所だと考えているからだろう。それなら無理に連れ出さずともカーヤがこの街で平穏に暮らせるかどうかを聞き回ったのだが………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カーヤ………?

 あぁ、あのバルツィエの娘のことを知ってるのか。

 ………いいんじゃないか?

 あんな娘消しても。

 アンタらはラーゲッツもブルカーンもどうにかしてくれるんだろ?

 だったら特にあのガキが消えちまっても問題ないだろうぜ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カーヤを殺すってのは本当なのか?

 ………悪いんだがカーヤを殺すのは待ってくれよ。

 勿論あんなガキ殺してしまっても構わないんだがそれは最後に回してくれねぇか?

 そうじゃねぇとブルカーンやラーゲッツが攻めてきた時俺達じゃどうしようもねぇんだ。

 俺達フリンクは一番腕の立つ奴でもスラートやブルカーンの平凡な奴等に負けちまうぐらい弱い部族だ。

 あのガキがいなくなっちまうとこちとら全滅の危機だぜ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…アンタらはこの先ダレイオスをまた統合化しようとしてんだろ?

 だったら俺達はアンタらが倒してきたようにカーヤもぶっ殺してもいいと思うぜ?

 あんなヴェノム擬きよりかはアンタらにこのフリンク領の未来を託した方が安心だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………お前達はあのカーヤを殺すのか………?

 もしカーヤを殺すってんならよ?

 カーヤの代わりに俺達をブルカーンやモンスター、ヴェノムから守ってくれる奴を代わりに置いていけよ。

 そうじゃなけりゃカーヤを殺すのは反対だ。

 

 

 ………そうだな。

 そこのアイネフーレの生き残りや女とかよりかはお前達みたいな強そうな剣士がカーヤの代わりになるってんならカーヤを殺してもいいだろう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………………………………………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「………」

 

 

アローネ「………」

 

 

タレス「………」

 

 

ミシガン「………」

 

 

 

 

 

 

ウインドラ「………大方の予想はしていたがこの街の奴等は酷い考えの連中が多いな………。

 気分が悪くなってくる………。」

 

 

 

 

 

 

カオス「………………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………尚更カーヤをこんな悪所に置いていけないね………。

 カーヤを絶対にこんなところから連れだそう。」

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