テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

518 / 972
フリューゲルにラーゲッツの襲撃

フリンク族の都市フリューゲル 残り期日八十四日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「カーヤにまた会うにしてもどこで会えばいいんだ?」

 

 

ウインドラ「事は内密に実行しなければならない。

 実行するとしたらフラット殿やナトル族長達が直ぐに駆け付けてこない時間帯と場所を選定する必用があるな。」

 

 

タレス「時間帯は………夜間として場所はまたリスベルン山がいいんじゃないですか?

 この前もカーヤはあそこにいましたし。」

 

 

アローネ「……いえ、

 そちらは避けた方が宜しいかと思います。

 この間私達がカーヤと戦闘した直後にフラットさんが現れました。

 あの付近はカーヤが住んでいることもあってモンスターがおりません。

 と言うことはあの場所へは割りと安全に行き来が可能だということ。

 人が駆け付けてくるのにそう時間はかからないでしょう。」

 

 

ミシガン「え?

 でもあの辺りって子供達に行かないよう注意してたくらいだしこの間のフラットさんは偶々だったんじゃないの?」

 

 

アローネ「よくお考えになってください。

 あのような場所に偶々人が来る理由があると思いますか?

 ……あの時は私達がカーヤを討ち取れるか見物しに来ていたのでしょう。

 私達の力に疑いはなくとも信用はされていないのですよ。」

 

 

ウインドラ「更に俺達はカーヤの事情を聞き出してしまった。

 その上で俺達はまたここへと戻ってきた。

 用心深いフリンク族のことだ。

 俺達が事情を知ってカーヤを討つ気がまだあるのか気になるところだろう。

 

 

 ………今もほらな。」チラッ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サッ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ウインドラが目配せをすると周辺にいたフリンク族達が一斉に視線を反らす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「………」

 

 

アローネ「見張られているな………。

 俺達の動向を探っているようだ。」

 

 

ミシガン「…ここの人達はそんなに私達がカーヤを倒すかどうか気になるのかな………。」

 

 

ウインドラ「フラット殿の手回しにしろ全員が同じ考えで動いているとは限らんがな。

 ここにいる連中は俺達にカーヤを即座に滅してほしいか、後回しにしてほしいか、保身のために倒してほしくないかだろう。」

 

 

タレス「このように見張られていては夜間でも動きづらいですね………。」

 

 

アローネ「実行する時間帯は夜、場所はリスベルン山のようなモンスターが徘徊していない場所以外でこの街から離れた場所、期日は………少し様子を見た方が良さそうですね。」

 

 

ウインドラ「幸いにもまだ時間には大分余裕がある。

 この近辺にはモンスターが豊富のようだしな。

 食事に困ることもない。

 俺達が動くタイミングが分からなければ連中もいつまでも俺達を見張り続けるのは難しいだろう。

 どこかで必ず連中の目を盗んでカーヤに会うタイミングが来るはずだ。

 先ずはそれをいつにするか………、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォオッッッ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス・アローネ・タレス・ミシガン・ウインドラ「「「「「!!?」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ラッ、ラーゲッツが現れたぞおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カオス達がカーヤと対談する策を練っていると突如として爆音が鳴り響きラーゲッツ襲来の声が上がった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラーゲッツ「オラァァァァァァァ!!!

 出てこい糞焼き鳥野郎ッッッ!!!

 テメェの大事な大事なお仲間さん達を皆殺しにしちまうぞぉぉぉぉぉッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォオ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うっ、うわああああああぁぁぁ!!?」

 

 

「だっ、誰か助け………!?」

 

 

 突然の敵の出現にあわてふためくフリンク族達。街中でレアバードに搭乗したラーゲッツが街を焼いていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「………ラーゲッツ!」

 

 

ウインドラ「本当に生きていたとはな………。

 しかもこんな場所で加減もせずに魔術をぶっ放すとは……!」

 

 

タレス「こうしてはいられません!

 急いでラーゲッツに迎撃を!」

 

 

ミシガン「その前に街の人達を避難させないと!?」

 

 

アローネ「街の中に侵入を許してしまった時点で避難は間に合いません!!

 私達は一人でも犠牲者が出る前にラーゲッツを迎え撃…………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒュウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥンッ………!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラーゲッツ「どうしたどうした!!?

 出てこねぇのかよ!?

 焼き鳥野郎!!

 早く来ねぇとテメェの守りたい連中が全員消し炭に「ドゴォッ!!」ゴワァッ…!?」

 

 

 ラーゲッツがフリューゲルに向けて火を放っているとラーゲッツの頭上から高速でラーゲッツに迫りラーゲッツを吹き飛ばした者が現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カーヤだった。カーヤがまた火炎を纏いラーゲッツを追い払うべく飛来してきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「カーヤ………!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラーゲッツ「グハァッ……!?

 ……くそッ!!

 現れやがったな焼き鳥ィッ!!

 テメェはここでは………「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」何ッ!?」

 

 

 

 

 ラーゲッツに向けてカーヤが火を吐き出す。それを受けてラーゲッツは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラーゲッツ「ぐわああああああああああああああああッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 火の勢いに飲まれて遠くの方へと飛ばされていった………。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。