テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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カイメラを追って

リスベルン山 中腹 残り期日七十五日

 

 

 

マウンテンホーンズ「メ?」

 

 

 

 

 

 

ミシガン「いた!?

 いたよ!?本当にいたぁ!?」

 

 

タレス「まだこの辺りにいたんですね。

 ウィンドブリズ山からかなりの旅をしていたのにこの辺りで腰を落ち着ける気だったんでしょうか。」

 

 

ウインドラ「コイツを捕らえておけばその内カーヤがコイツに会いに来るんだな?

 話の流れ的にコイツがカーヤと何か関係があるのは間違いないんだ。

 早速捕縛して「捕縛してどうするのですか!そんなところをカイメラと仲のいいカーヤが目撃すればそれこそ印象最悪です!」」

 

 

アローネ「…カーヤがカイメラと()()()()にあるのなら私達もカイメラと同じように親しくなってカイメラにカーヤへの仲裁をしていただきましょう。

 それがベストな方法です。」

 

 

カオス「カーヤの友達のカイメラの友達になれれば俺達もカーヤと友達になれそうだね。」

 

 

ウインドラ「そんなに上手くいくのか………?

 友人の友人ってのは近いようで結構距離の遠い関係だぞ?

 ………昔の話だがレサリナスで俺の友人Aが他の友人Bの話をよく話していたんだがそのAの友人Bとは結局話だけの登場で直接会うことはなかった………。

 案外友人というのは遠回りせず直接相対する方がより深い関係になれると思うが………。」

 

 

アローネ「だからと言ってカーヤのお友達を拘束するのはいただけませんよ。

 ウインドラは親しい方が目の前で酷い扱いを受けていて黙っていられるのですか?」

 

 

ウインドラ「それは………………黙ってはいられないだろうな。」

 

 

タレス「…けどカイメラと仲良くなる………とは。」

 

 

ミシガン「今はこうして可愛くなっちゃったけど………、

 この子が前は()()だったんだもんね………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マウンテンホーンズ「メ………?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カイメラは依然としてカオス達が何について話し合っているのかを理解していないようだ。この話の結末次第では少々手荒な方向に進むことにもなるのだが………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アローネ「………やはり捕縛してしまうのは看過しかねます。

 ここは穏便に打ち解けるのがよいかと。」

 

 

カオス「…でもどうするの?

 この前はカイメラ走って逃げてったけど?」

 

 

アローネ「………相手が動物ならこちらがプレッシャーを与えずに堂々としていれば「ケッ!」「おい!逃げたぞ!」………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「(………意外とアローネは俺と同じで動物とは相性があまりよく無いのかな………?

 俺の場合は………モンスターとかの血を浴びすぎたせいでそうなったんだけどアローネは()()()()()()()()()()()………。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タレス「………どうします?」

 

 

アローネ「…追いましょう!

 ここでカーヤと接触できる唯一つの方法を失ってはなりません!」

 

 

ウインドラ「なんだ、最後にはやっぱり()()()()()()なるわけか。」

 

 

ミシガン「あのカイメラが私達とそう簡単に打ち解けられるわけないもんね。

 こうなったら()()()()()()()()でもカイメラを私達に慣れさせるんだよ!」

 

 

カオス「酷いやり方だな………。

 でも別に倒すわけじゃないんだしいいのかな。」

 

 

アローネ「迷っている暇などありませんよ!

 もうほら!

 カイメラがあんな遠くの方まで走って行ってしまいました!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メェッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「もうあんなところにまで…!?」

 

 

 アローネに促されてカイメラの方向を見ればカイメラはもう鳴き声も聞こえにくい位置にまで逃げ去っていた。

 

 

アローネ「とにかくカオスはカイメラを捕まえてください!

 カイメラに逃げられてはカーヤと話をすることも出来なくなりますから!」

 

 

カオス「わっ、分かった!」

 

 

ミシガン「なるべくゆっくり近付いた方がいいかも!

 動物って急な動きをすると警戒を強めるから!」

 

 

カオス「え!?

 ゆっくり!?」

 

 

タレス「急いでください!

 あのカイメラのスピードに追い付けるのはカオスさんだけですから素早く捕まえないと逃げられてしまいます!」

 

 

カオス「ゆっくり捕まえた方がいいのか素早く捕まえないといけないのかどっち!?」

 

 

ウインドラ「分からなければ足止めだけしておけばいい!

 俺達全員がカイメラと接触しなければならないんだ!

 俺達がカイメラに追い付くまでカイメラを止めておいてくれ!」

 

 

カオス「!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 了解!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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カオス「………カイメラの奴、どこに行ったんだ………?

 見失っちゃったじゃないか………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………それでここはどこなんだ?

 皆はどこにいるんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カイメラを追跡中、カオスはカイメラに巻かれ更に一人で先行しすぎたためアローネ達ともはぐれてしまった。

 

 

カオス「(……皆と合流するのは………そんなに難しくない………。

 ヴェノムの主を呼び出す時のように俺かウインドラのどっちかが雷を打ち上げれば簡単に皆とは合流できる………。

 ………けどそれだとまだこの近くにカイメラがいたとしたら雷を見て驚いてまたどこかに逃げていってしまう………。

 今度はカイメラがどの方角に逃げたのかも分からずにこのままカーヤどころかカイメラにすら会えなくなる………。

 そうなればカーヤはずっとこの先もフリンク族の人達に利用されて生きていく羽目になる………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなの駄目だ!!

 カーヤは俺と違って故意に事件を起こしたんじゃない!

 ただの事故だったんだ!

 それなのにいつまでもあんな質の悪い人達のいいなりになり続けている必要なんてない!

 

 

 俺が………、

 ………俺達でカーヤを救う!

 そう誓ったんだ!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………って言ってもカイメラを見付けないことには話が始まらない………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーヤ「………」

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