テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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即勝利

リスベルン山 ??? 残り期日七十五日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「!!?

 お前はッ……………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ラーゲッツ!!?」

 

 

 いざカーヤに本当の父親が誰なのかを伝えようとした時にその父親本人が現れた。

 

 

ラーゲッツ「あ?

 何で俺の名前を知ってんだ?

 ………ってかお前どっかで見たことがあんなぁ………どこだっけか………?」

 

 

カオス「………俺のことを覚えてないのか?」

 

 

ラーゲッツ「ハッ!

 俺が見ず知らずの野郎のことなんざ記憶するわけねぇだろ。

 俺が覚えてるとしたら身内の野郎くらいなもんだ。

 後は………今このダレイオスに渡ってきてる偽カオスと本物の……………………………………………………………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………!?

 テメェは………!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「………漸く思い出したのか。」

 

 

 今頃カオスのことを思い出すラーゲッツ。ラーゲッツがダレイオスに渡ってきてる目的はそもそもカオス達を追ってのことだったはずだが何故そのことを失念していたのか………。

 

 

ラーゲッツ「………やっぱりテメェ等この辺りにいやがったみてぇだな!

 俺の予想も捨てたもんじゃねぇな!

 一ヶ月近く張ってた甲斐があったもんだぜ!!」

 

 

カオス「(一ヶ月近くって言うか一ヶ月以上ラーゲッツがこの付近にいるって話だったけどそこはプライドが高そうだし地味に自分がまだここに来たばかりだって言いたいのかな………?)」

 

 

 一ヶ月前に遡るとカオス達はまだトロークンにかけてからウィンドブリズ山の辺りにいたはずだ。そうなるとラーゲッツの予想は完全に的外れだったことになる。………と言ってもこうして出会ってしまったのであれば完全は言い過ぎなのだろうが………、

 

 

ラーゲッツ「………先に焼き鳥野郎の方から始末したかったんだがこうして目の前に獲物が現れちまったんならそうも言ってられねぇなぁ………、

 

 

 先にテメェから始末してやるぜ。

 本物のカオスさんよぉ!!」チャキッ

 

 

 カオスと分かった途端に剣を抜くラーゲッツ。闘士全開のようだ。

 

 

 ………しかしこの場にはカーヤが………、

 

 

カオス「…待て………、

 戦う前にお前には知らせておかないといけないことがある。

 ここにいるカーヤにも………。」

 

 

 そう言ってカーヤに視線を送るがカーヤは以前として塞ぎこむように顔を伏せたままだった。

 

 

ラーゲッツ「はぁ?

 まさか命乞いをするつもりじゃねぇだろうな?

 俺様の力に微々って仲間が来るまでの時間稼ぎをしようってんならその手には乗らねぇぞ?」

 

 

カオス「……時間稼ぎだなんてそんなことはしないさ。

 俺の仲間達が来るまでもなくお前一人なら俺だけで十分だしな。」

 

 

ラーゲッツ「………何だと………?

 お前俺のことを舐めてんのか?」

 

 

カオス「お前のことは皆の話を聞いてだいたい知ってる。

 お前は………バルツィエの中でも………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ()()()()()()()()だってことも………。

 レサリナスじゃウインドラに負けてたしこの間はフリューゲルでもこの()()()()()()()()()()()

 ここで俺と一対一で戦っても俺に負ける要素なんて一ミリもないね。」

 

 

ラーゲッツ「………言ってくれるじゃねぇか………。

 このラーゲッツ様にそこまで口を聞いた代償は高くつくぜ?」

 

 

 挑発されて気をたてるラーゲッツ。かなり重要なことを口走ってしまったのだがそのことにすら気付かなかったようだ。………こういう手合いはカオスにとってはやり易い相手だ。自らを高く見積もる相手こそカオスにとっては打ち倒しやすい敵。そういう相手との戦闘はザックや村の子供達との喧嘩の中で経験してきた。

 

 

 このラーゲッツはカオスからしてみれば体と力が強いだけの子供と変わらないような相手に見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス・ラーゲッツ「魔神剣ッ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザザンッ!!!ゴオオオオッ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カオスとラーゲッツとの戦闘が開始された。

 

 

カオス「(先ずは話をするにも一度こいつをのしてしまわないといけないなあ………。

 一度負かさないと話を聞くような奴じゃなさそうだし………。)」

 

 

ラーゲッツ「!!

 情報通り本物のバルツィエの血族らしいなぁ!!

 バルツィエの血族、アルバートの孫らしいなぁ!!

 レサリナスじゃ死んだユーラスやランドール、ダイン、あとフェデールにも上手くやったようじゃねぇか!!」

 

 

カオス「そこまで知ってるんならお前が一人で俺に勝てないことくらい想像できそうなもんだけどね。」

 

 

ラーゲッツ「へっ!

 どうせあいつ等はテメェの力に油断してドジ踏んじまっただけだろ!!

 その隙をお前が見逃さなかっただけの話だ!!

 俺はあいつ等のようにドジは踏まねぇさ!!

 

 

 聞いてるか?

 俺達は普段レサリナス近辺じゃ力を制限されてんのさ!

 俺達バルツィエの力は余計なもんまで破壊しちまうからな!!

 そういう点ではこのダレイオスではその制限はねぇ!!

 ここでの戦闘なら俺達バルツィエは本領発揮できる!!

 俺達の武器は剣技だけじゃねぇ!!

 俺達の武器は戦場でこそその真価を問われる!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こんな()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()教えてやるぜ!!」

 

 

 そう言ってカオスから距離をとるラーゲッツ。魔術で森ごと焼きさらうつもりのようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 実に考えが読みやすい相手だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラーゲッツ「『火炎よ……!!

 我が手となりて敵を焼き尽くせ!!!

 ファイヤーボール!!

 追撃の二十連撃!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 グレムリン「遅いよ。」………!?』」

 

 

 長い詠唱と下らない長話のおかげで簡単にラーゲッツの懐に潜り込めた。ここで、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「剛・魔神剣ッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズザンッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラーゲッツ「ぐはぁっ!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドサッ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 呆気なく不意をついた一撃でラーゲッツはその場に倒れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「…強い力を最初から持つってのは案外そういい話でもないんだね。

 その力に溺れてこんなあっさり倒されることになるなんて………。」

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