テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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フリンク族の虚言を暴く

リスベルン山 ??? 残り期日七十五日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウインドラ「…確定だな………。」

 

 

ミシガン「嘘でしょ………?

 だってそんなことが………。」

 

 

ウインドラ「現にこうしてカーヤの口から聞くまでは俺も何者かの策略かと疑ってたよ………。

 

 

 …だが分かるだろ?

 ここまでダレイオスを旅してきてそんな者達がいなかったということを………。

 少なくとも同時期に出現したヴェノムの主達にはその時期に()()()()()と接触している者がいたはずだが部族間の軋轢を考慮すると非常に難しい話なんだ。

 このダレイオスのヴェノムの主事案はつまり()()()()()()なんだろう………。」

 

 

ミシガン「そんな………。」

 

 

アローネ「…確定………とまではいきませんがフラットさんやナトル族長が隠していたカーヤの追放のことを見てみれば彼等もそう考えていて話をなさらなかったのでしょうね………。」

 

 

カオス「…カーヤが………。」

 

 

カーヤ「………?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タレス「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザッ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「!

 タレス………!」

 

 

 タレスがカーヤへと向かっていく。その表情は暗く重い。そして怒りの感情が滲み出ている………。

 

 

 今度の事件の核心に迫る事実を知ってしまったのであればタレスがその感情に囚われてしまうのも無理は無いが………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………しかし………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タタッ………!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タレス「………」

 

 

カオス「待ってタレス………!

 話を聞いてたならカーヤが悪くないってことは分かるだろ………!?」

 

 

アローネ「()()()()()()()()()()()()()()()()が彼女であったのだとしても彼女は何も知らなかった!!

 ()()()()()()()が自身に危険なウイルスが宿りそれを理由に追放されたのならまだその時の彼女は外でどのように行動しなければならなかったのか理解していなかったのです!!」

 

 

ミシガン「気持ちは分かるけど落ち着いて!!

 ね?

 タレスだって彼女がわざとやったんじゃないってことはカーヤを見てれば分かるでしょ!!?」

 

 

ウインドラ「冷静になれタレス。

 今の彼女にその怒りをぶつけても後で後悔するだけだぞ。

 責めるべきはもっと他にいるはずだ。

 

 

 ………例えば………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タタタタタッ………!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウインドラ「………ほらな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タレス「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラット「ハァ………!ハァ………!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タレス「フラットさん………。」

 

 

 タレスを宥めていると唐突にフラットが現れる。

 

 

ウインドラ「………ここ最近変なところでよく会うなフラット殿。

 やけに俺達と会う回数が多くないか?

 こんな森の中で人と人が会う確率などそう高くは無いと思うが。」

 

 

ミシガン「私達のことずっと見張ってたんじゃないの?」

 

 

アローネ「そう見て間違いなさそうですね。

 この様子からして私達を追っていたようですし………。」

 

 

 息を切らせて駆け付けてきたフラットを見ればミシガンとアローネの指摘通りなことが伺える。

 

 

フラット「ハァハァ………、

 ………何を仰いますやら………?

 私は………ハァ………皆様がまだこの地に残ってカーヤを刺激するのを止めていただくよう忠告しに参ったのですよ………?」

 

 

 これまでの流れからしてそう言うのも()()()()()()話だ。

 

 

 ………では()()()()にはどう受け答えするのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タレス「………フラットさん。」

 

 

フラット「はい、

 何でしょう?」

 

 

タレス「………カーヤはずっと………、

 ()()()()()()()()()()()()()()()()という話………、

 

 

 あれは本当ですか………?」

 

 

フラット「!?」

 

 

 タレスの質問に一瞬痛い所を突かれたような表情をするフラットだったがその問いに対して、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラット「………当然ですよ。

 私達はカーヤが生まれてからずっとカーヤを見てきました。

 十六年間カーヤがこの地から外に出たことは一度もありません。

 カーヤが()()()()()()()してからもそれは変わらずずっとカーヤは私達の管理の元この地で過ごしてきました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タレス「………そう………ですか………。

 

 

 ………やっぱり………そういうことだったんですね。」

 

 

 フラットの発言は何もカーヤから聞かされてなければそのまま鵜呑みにして信じてしまっていただろう。

 

 

 しかしこのフラットの発言が全くの嘘だということを皆は見抜いた。カーヤの様子を見ても、

 

 

カーヤ「………?

 え………?

 カーヤは………。」

 

 

 この様子では事前にカーヤに話を通してなかったみたいだ。カーヤとカオス達がここまで急接近して会話をするような仲になるとも思えなかったのでそういった打ち合わせはしなかったのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …………この様子から()()()()()()()が纏めてこの件に関与していることが分かった。全ては()()()()()()()()()()()()()()()とカオス達に誤認させるための嘘だったと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タレス「………フラットさん………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………もう…………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ネタは上がってんだよ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガッ!!ドサッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 タレスがフラットに飛びかかりくみふせた。

 

 

フラット「あうっ………!?

 なっ!何を!?」「惚けても無駄だ!!!」

 

 

タレス「アンタ達は!!!

 アンタ達は全部知っててこれまでボク達に嘘をついてきたんだな!!?

 カーヤが外に行ったことが無かったという話!!

 あれは全部出鱈目だったんだ!!

 アンタ達はカーヤが外に出たことによってどうなったか()()()()()!!

 だからカーヤが外に出たことがないだなんた嘘をついた!!」チャキッ!!

 

 

フラット「ヒィッ……!?」

 

 

 タレスがフラットに鎌を突き付ける。フラットは自分が命の危険に晒されていることに恐怖し悲鳴をあげる。今回ばかりはタレスの手荒い行いを見咎める者は出なかった。

 

 

ウインドラ「フラット殿………、

 俺達は知ってしまったよ。

 貴方達が何故こうも嘘を重ねるのか………。

 ………始めは貴方達の怨恨もあってか騙されてしまったが漸く俺達は真実に辿り着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 詳しく話してやろうか?

 俺達が見抜いた貴方達の真実を。」

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