テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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叱責

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウインドラ「…それは今の俺達の推測が正しかった、と言うことでいいんだな?」

 

 

アローネ「やはりそういった背景からこのヴェノムの主事件が始まっていたのですね………。」

 

 

 

 

 

 

フラット「えぇそうですよ!!

 どうせ他の部族達の中にカーヤを覚えている者が山程いることでしょうね!!

 六年前カーヤは私達に追放されてから自身を受け入れてもらえる里を探し回っていたらしいですよ!!

 でも見付からなかったみたいですがね!!

 当たり前ですよ!

 バルツィエが襲撃した直後にバルツィエが使う乗り物に乗って飛んできたら誰もがカーヤのことをマテオのバルツィエの一員だと誤解します!!

 結局受け入れてもらえずカーヤはダレイオスの至る場所を駆けずり回った!!

 そしてその駆けずり回った先で現在ヴェノムの主と呼ばれる個体達に遭遇してヴェノムの主へと変えてしまった!!

 国家統制が崩壊する直前に最後の情報の共有の場でカーヤのことを知らない他の部族達は口々にこう言ってました!!

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()!!

 それを聞いた私達はゾッとしましたよ!!

 そこから私達はカーヤが感染してからカーヤに潜伏するウイルスが異常な変異を遂げてしまい()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()に変える力があることに気付きました!!」

 

 

カオス「ある一定基準に達している生物………?」

 

 

アローネ「ヴェノムウイルスに強い抗体を持つ者のことですね………?」

 

 

フラット「!?

 ………その通りです。

 感染前後ヴェノムの主達はどれもが近場に住んでいた各部族達からモンスター達の群れの長であろう目測を得ていた個体ばかりでした。

 遺伝子的に強い個体はカーヤのウイルスでヴェノムに感染してもその()()()()()を保ったまま活動し続ける。

 

 

 言うなればヴェノムウイルスから進化した()()()()()()()がヴェノムウイルスに比べて高い確率で非常に凶悪な生物を誕生させていた元凶なのです!

 ………残念なことにロベリアは適合できずに通常のヴェノム同様にスライム形態となって死んでしまいましたがね………。」

 

 

ミシガン「カーヤ………ウイルス………!?」

 

 

タレス「……それがアイネフーレ………もといダレイオス国家が崩壊した裏の背景だったわけですか………。

 

 

 ………アンタ達がカーヤが正常な精神であったにも関わらずカーヤを追い出したりなんかしたからアイネフーレやカルトやブロウンが………!!」

 

 

フラット「だから仕方が無かったと言っているじゃないですか!!?

 カーヤが感染していたのが発覚した時にロベリアは死んだ!!

 彼女は普通のヴェノムのようにスライムとなって逝ったんですよ!!?

 そこからカーヤがそんな危険な主達を生み出すとは思いもしなかったんだ!!

 私達もロベリアが死んで冷静な判断なんて下せなかった!!

 私達は他の同胞達にもロベリアのような犠牲者が出ないようにするためにカーヤをフリューゲルの外に放り出すことしかできなかった!!

 ヴェノムに感染したものは正常な者達には殺す手段は無い!!

 なら被害が拡大しないようにカーヤをどこか遠くへと追いやることしかあの時の私達には思い浮かばなかった!!

 こうなることなんて予測できなかった!!

 無理だったんだ!!

 ウイルスに感染した者を私達の近くに置いておくことなんて………!!

 私達は………!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴殿方のように強い力も強い心も持ち合わせてはいなかったんだ!!

 あぁするしか私達が生き残る手はなかったんだとそう思ったんだ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウインドラ「………フンッ、

 オサムロウが言っていたな。

 ヴェノムウイルスは感染した個体は観察してみればそれぞれ違った変異をしていたと………、

 

 

 同時期に出現した九体のヴェノムの主の中でカーヤだけ普通にヴェノムに感染してヴェノムの主となったことからカーヤだけは他の主達とは違って何者かの策略で感染したのではないことが分かった時妙に感じたが何てことはなかった………。

 

 

 カーヤが主発生の原点だったのであれば筋書きが分かる話だったんだな。」

 

 

アローネ「九体のヴェノムの主はそうして生まれカーヤが戻ってきてからは既に貴殿方の手にあまる事態へと発展していたのですね。」

 

 

ミシガン「ヴェノムが恐かったのは分かるけどそれで関係ない他の部族の人達に余計な被害を出してちゃ素直に慰める気にもなれないよ………。」

 

 

フラット「ならどうすればよかったんですか!!?

 カーヤやロベリア達がヴェノムに感染した時貴殿方はあの場にはいなかった!!

 あの場にいたのはダレイオスでも最弱と罵られる貧弱なフリンクの我等がいたのみ!!

 そんな状況でカーヤを追放する以外に私達の考えにはなかった!!

 もしあのような状況になれば恐らく他の部族達も私達と同様に同じことをしていたことでしょう!!

 私達だけが責められるのはお門違いだ!!

 あんなことはダレイオスの部族ならどこでもやってる!!

 その証拠にカーラーン協会には私達フリンクの他にもカーヤのような()()()()()()()()()達が追放されて集められている!!

 

 

 私達だけじゃないんだ!!

 私達だけじゃない!!

 人をゴミのように捨てる者達はこのダレイオスには沢山いる!!

 私達はまだいい方だ!!

 私達フリンクはカーヤが半血だろうと十の歳になるまで育ててきた!!

 追放したのはヴェノムに感染したからだ!!

 それならばまだ私達はカーヤを十歳になるまで捨てなかっただけ誉めてもらいたいところ……!?」ザッザッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バシンッ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アローネ「………そんな下らない底辺の言い訳で自身等を正当化なさらないでください!!

 貴殿方がカーヤに対して行ってきた仕打ちは奴隷のそれなのですよ!!?

 どこに貴殿方が誇れる部分があったというのですか!!!」

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