テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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いつものこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「………来ましたね。

 ()()()()………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???『あぁ………。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「ミーアの遣いの者達から話を聞かされた例の彼等と()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()が数ヵ月前にマテオからダレイオスへと渡って来てからの移動経路………。

 見事に一致します。

 やはり不動の者と今ダレイオスのヴェノムの主を倒している者達は同じ人物………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???『………どうするんだ?

 前にも言ったがあの存在の力は強大だ。

 あれが暴れでもしたらこんな森なんか一瞬で消されてしまう。

 そうなればこのデリス=カーラーンは………。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「どうもこうもありません。

 敵対するなら迎え撃つだけですが話を聞く限りでは彼等は私達に敵対するような者達ではないはずです。

 ですから私達は役目を果たす、それだけを念頭に入れておけばいいのです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???『…そうだな。

 俺達がすることといえば結局()()を誰の手にも渡さないことだけだ。

 あれが汚されでもしたらこの世界はマナと障気の循環が滞り瞬く間に生物が生きられない世界になってしまう。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「アインワルド………、

 ………いえ、

 デリス=カーラーンに生きる一エルフとして私は絶対にあの樹を守って見せます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ()()()()()()()()を………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユミルの森 残り期日七十三日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクベル「ドッヒャァァァァァァァァァ!!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「あ!?

 そっちは危ないですよ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トレント「ズォォァァァァァッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクベル「ヒェェェェェェェッ!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウインドラ「待て!!そっちにも「ゴオオオオッ!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガスッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクベル「うわっ!?

 かすった!!

 かすったでやんす!!?」

 

 

アローネ「落ち着いてください!

 動き回られると私達がフォローに入れません!!」

 

 

マクベル「そんなこと言われたって相手はヴェノムでやんすよ!?

 そんな立ち止まって呑気に構えていられないでやんす!!」

 

 

タレス「相手は植物型のモンスター、トレントです!

 植物タイプのモンスターは基本的に擬態などで獲物を待ち伏せして一気に捕獲してから捕食するんです!

 マクベルさん貴方が逆にそう動きまくればそれだけタゲが貴方に集中するんですよ!!」

 

 

 

マクベル「ヒィィィ!!?

 だからさっきから俺っちばっかり攻撃が飛んできてるでやんすね!?

 お客さん方!!

 どうにかしてほしいでやんす!!」

 

 

ミシガン「もう!!

 そんなんでどうしてこの森に一人で入ってこれたの!!?」

 

 

マクベル「だ、だって東側のヴェノムが減少し始めたもんでやんすからてっきりこっちの西側もそうだと思ったんでやんすよォォォッ!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トレント「ウオオオオオオオオオオオオオッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクベル「あ………。(終わった………。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブオォォォンッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザシュンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トレント「フオオオオオオオオッ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクベル「………あえ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーヤ「間に合った………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「カーヤ!」

 

 

 マクベルにトレントの振り回し攻撃が迫った瞬間カーヤが間一髪マクベルとトレントの間に割って入りその攻撃を蹴り返した。

 

 

 ………と言うか蹴りでトレントの腕のような部分を切断した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーヤ「『ファイヤーボール!!』」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トレント「ゴ!?………スッ………!?」

 

 

 カーヤの火の魔術ファイヤーボールに呑み込まれたトレントは火の中でのたうち回りやがて炭となって消える。

 

 

アローネ「…圧巻ですね。

 流石カーヤです。」

 

 

ウインドラ「ヴェノムウイルスが無くともそれだけの強さをまだ保持しているとはな。」

 

 

タレス「今のはギリギリでしたね。

 もしカーヤさんがいなかったらマクベルさんがペシャンコになっていたところでした。」

 

 

ミシガン「魔術も凄かったけどそれよりもキックであの大きなトレントのパンチを打ち返したのは壮観だったね。」

 

 

カオス「よくあそこで飛び出せたねカーヤ。

 本当に君がいて助かるよ。」

 

 

カーヤ「カーヤ役に立った?」

 

 

カオス「あぁ勿論だよ。」

 

 

カーヤ「………そう。」

 

 

 カオスに褒められて照れるカーヤ。まだ他のメンバーとの会話は拙いがそれでもカオスの陰に隠れたり顔を背けたりするようなことはしなくなった。二日も経てばその辺りは慣れてきたのか警戒しなくてもいい相手だと分かってきたのだろう。この調子でカーヤが心を開いてきてくれればいいが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクベル「ちょっとお客さん!?

 大丈夫なんでやんすか!?」

 

 

 カオス達がカーヤを褒め称えているとマクベルが声を荒げて駆け寄ってくる。

 

 

ウインドラ「ん?

 何がだ?」

 

 

マクベル「何がって………!?

 お客さん達今ヴェノムに斬り込んでたじゃないでやんすか!?

 そちらのお嬢さんに関しては直接触っちゃったでやんすし……!!

 あああ………!

 俺っちのせいでお客さん達がヴェノムの餌食に………!?」

 

 

 カオス達のことを知らないマクベルが慌て出す。彼はカオス達がヴェノムウイルスに感染してしまったと思ったらしい。その心配は要らないと説明しようとするが、

 

 

 

 

 

 

マクベル「………ん?

 なんか耳が暑い…………、

 ってワギャァ!?

 俺っちの耳が!?

 耳がァァァァッ!?」

 

 

カオス「あぁ………、

 さっきかすったって言ってましたね。」

 

 

マクベル「うごぁぁぁぁ!?

 こんなところでまさかヴェノムに感染してしまうとはぁぁぁぁ!!?

 おっ、お客さん!!

 俺っちのことはもういいでやんすから早く俺っちから離れて「『ファーストエイド!』」………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………はれ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「これでもう大丈夫ですね。

 それでは先に行きましょうか。」

 

 

マクベル「あ………あれ?

 今俺っちヴェノムに感染したんじゃ………?

 それが………………あれ?」

 

 

アローネ「安心してください。

 もうヴェノムは取り払いましたから。」

 

 

マクベル「取り払ったってそんな訳………。

 …………え?」

 

 

タレス「グズグズしないでください。

 トレント達はまだまだいるんですから。」

 

 

ウインドラ「用心しろ。

 この辺の木々の十本に一本はトレントのようだ。

 さっきみたいにもう騒ぎ立てて走り回るなよ。

 サポートがしにくくなる。」

 

 

マクベル「……………………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……………はれ~?」

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