テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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現存する六大精霊は…

アインワルド族の住む村アルター クララ邸 翌朝 残り期日七十二日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クララ「…それでは現在私達がどういった状況に置かれているか説明いたします。」

 

 

 昨日クララとの話を中断しそして今日カオス達は再度集められこの地方で猛威を奮っているといわれるアンセスターセンチュリオンの話を訊くことになった。ちなみに話についていけないカーヤとマクベルはまだ就寝中だ。

 

 

 

 

 

 

 食人植物アンセスターセンチュリオン………、

 

 

 ウィンドブリズ山で名前だけではあったがオサムロウから聞かされた残りのヴェノムの主の一柱。あの当時は他にフリンク族の地方のフェニックスとブルカーン族の地方のレッドドラゴンの二体を合わせた三体だったがフェニックス=カーヤは既に無害化してその脅威性は取り払った。レッドドラゴンに関してはまだ討伐は完了はしていないがカイメラの変身の手札の中にその姿を確認しそれもカイメラ無力化時に一度カオスの力で倒してしまっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 すなわちレッドドラゴンについてはカイメラのように他の生物を吸収して突然変異でも起こしていなければ()()()()()()()()()()()()()だということは判明している。それなら後はこのアインワルド族の地方のヴェノムの主アンセスターセンチュリオンを倒すことができれば残りのレッドドラゴン討伐はほぼ確実でカオス達のこれまでのヴェノムの主討伐依頼の旅が完了目前だ。カオス達の旅もいよいよここで終盤への一手に差し掛かる段階に入った。

 

 

 アンセスターセンチュリオンの討伐、これだけはなんとしても失敗することも時間をかけることも許されない。このアインワルド族のエリアをヴェノムから解放すればダレイオスは八割方ヴェノムの掃討が済んだことになるのだから。

 

 

 

 

 

 

 残り二割のブルカーンの地方だが………、

 

 

ウインドラ「クララ殿、

 アンセスターセンチュリオンの話の前にフリンク族達のフリューゲルの街で聞いた話なんだがここにはブルカーン族が襲撃しに来たりはしてないだろうか?」

 

 

クララ「ブルカーン族が………?

 それはまた何故でしょう………?」

 

 

タレス「ボク達もよく分かりませんが六年前のダレイオス国家体勢崩壊後にブルカーン族がフリンク族の人達を拐うようになったみたいなんです。

 

 

 …なんでもブルカーン族の地に精霊イフリートが現れてそのイフリートに生け贄を捧げよとのことで………。」

 

 

クララ「精霊イフリートが………?」

 

 

ミシガン「そうみたいなの。

 精霊って言うと昔は眉唾物だったけどカオスだったりクララさんに憑依しているラタトスクだったりが出てきてもう段々普通に世界にはいるんだな、って思えてきて………。

 何か知らないかな?」

 

 

アローネ「精霊が生け贄を欲するという話は存じません。

 ですからブルカーンの地に現れたのが本当に精霊イフリートなのかどうかは疑わしいところです。

 

 

 ………ですが精霊イフリートとなると私達の間でももしやと思いますがダレイオスの()()()()()()()()()()()()()を破壊したのは精霊イフリートの仕業なのではないかと推測も立てています。

 マテオのバルツィエ達もどうやらゲダイアンの件とは関係が無さそうでしてそれならと思い浮かんだ線が精霊イフリートだったのです。

 精霊のことについては私達よりも貴女方の方がお詳しいのではないかと思うのですが………。」

 

 

 

 

 

 

クララ「………ブルカーンが私達アインワルドに襲撃を仕掛けてきたということはこの六年間特に耳にしておりません………。

 ………ラタトスク。」

 

 

ラタトスク『そうだな………。

 精霊イフリートが生け贄か………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 確かにあるっちゃある話だぜ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アローネ・タレス・ミシガン・ウインドラ「「「「!!」」」」

 

 

カオス「精霊が生け贄を欲しがるんですか?

 なんでそんな………。」

 

 

ラタトスク『おいおい………、

 ()()()()()()お前の中のそいつが何やってるのか分からないのか?』

 

 

カオス「マクスウェルが何やってるのか………?」

 

 

ラタトスク『………俺達精霊はな、

 ()()()()()()だ。

 極端に言えば()()()()()()()()()()()

 そんな俺達はマナが薄くなれば苦しいと感じる。

 お前達から空気に含まれる酸素を取り上げられるかのような苦しみを俺達は味わうことになる。

 そうならないように俺達精霊はマナを吸収するんだよ。

 

 

 手っ取り早くマナを吸収するには()()()()()()()()より効率的だ。』

 

 

カオス「あっ………。」

 

 

ウインドラ「………そうか、

 そうだったな………。

 殺生石もそういう仕組みだったらしいしな………。」

 

 

 

 

ミシガン「………ってことはブルカーンの地方にもう一つ殺生石があるってこと………?

 それもそっちには精霊イフリートが………。」

 

 

タレス「ですがそれですとブルカーン族はそのもう一つの殺生石と意思疏通ができることになりますよ?

 カオスさん達の村にあった殺生石は発見してから百年間カオスさんに憑依するまでは誰も殺生石の正体が精霊だなんて知らなかったんですよね?」

 

 

アローネ「仮に意思疏通ができるのでしたらブルカーン族の方達の中にカオスやクララさんのようなシャーマンが存在することにもなります………。

 精霊イフリートはその方に憑依してその方から生け贄を要求しているのですから………。

 ………では一体ブルカーン族はいつ精霊イフリートとの邂逅を………?

 時期的に見てゲダイアン消滅前後が怪しいですが………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラタトスク『あ、あああ―、

 待て待てお前達、

 俺は精霊がマナを補充するために生物からマナを吸収するとは言ったがな………。

 これだけは分かる。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「………?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラタトスク『ブルカーンのところには精霊イフリートはいねぇよ。

 今ダレイオスにいる精霊はそこのカオスって奴の中のそいつとどこにいるのか特定できないが微かにだがどこかに潜伏している気配がする………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()だ。』

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