テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

596 / 972
イフリートに続く精霊シルフ

アインワルド族の住む村アルター クララ邸 残り期日七十二日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アローネ「精霊シルフ………?

 イフリートではなく………?」

 

 

ラタトスク『あぁ、

 精霊の俺が言うんだから間違いねぇ。

 今ダレイオスにいるのはそこの奴の中の精霊と()()()()()()()だ。』

 

 

タレス「風の精霊シルフがダレイオスに………?」

 

 

ミシガン「六大精霊とも呼ばれる精霊の一体風の精霊シルフ………、

 そんなのが………。」

 

 

ウインドラ「事実なのかそれは?

 だったらそのシルフは今どこにいる?

 ブルカーンのところか?」

 

 

カオス「じゃあブルカーン族に命令してるのはイフリートじゃなくてシルフってことに『そうじゃねぇ。』」

 

 

ラタトスク『ブルカーンのところにはイフリートもいねぇしシルフもいねぇ。

 あそこには精霊特有の気配がまるでしねぇんだ。

 ブルカーンのところには一体も精霊はいはしねぇよ。』

 

 

タレス「?

 ですが昨日は精霊はボク達が思っているより多いのだと言ってましたよね?

 それならブルカーンのところにも精霊は少しはいるのでは?」

 

 

ラタトスク『…昨日確かに俺はそう言ったな。

 だがお前らが考えているような力の強い精霊はいないってことだ。

 まだこのデリス=カーラーンは力の弱い精霊が意思を持って実体化できるほど()()()()()()()()んだよ。

 その点は把握してな。』

 

 

ミシガン「力の弱い精霊?」

 

 

ラタトスク『…お前達、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 自分達が()()()()()してることに気付いてるか?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス・アローネ・タレス・ミシガン・ウインドラ「「「「「!」」」」」

 

 

ラタトスク『どうしてお前達がそうなってるのかには検討がつく。

 そこのそいつの中の精霊がお前達の体を構成する素材を作り直したんだろう。

 

 

 その()()()()()()()()()がな。』

 

 

ウインドラ「物質全てだと………?」

 

 

ラタトスク『そうだ。

 そいつはこの世あらゆる全ての物質を自由自在に変質させる力を持つ。

 一言に纏めれば()()だ。

 元素は物質を細かくしていった時に最後に残る物質だ。

 つまり物質の大元はその元素から作られる。

 当然生物の体もな。

 そいつの力を使えば世界に溢れかえるヴェノムなんかにも強い素材の肉体を得ることもできるだろう。

 お前達はそいつの力を使ってそうなってんだろ?』

 

 

カオス「そ、そうです。

 俺達はこの精霊の力でヴェノムにも強い力を得て………。」

 

 

ラタトスク『同じ精霊である俺だから言えることなんだがそいつの力は果てが見えない。

 そいつの力は簡単にこのデリス=カーラーンを砕くこともできるだろう。』

 

 

アローネ「……!」

 

 

ラタトスク『そして俺はここ最近………、

 最近って言っても十六年前とここ半年くらいなんだがな。

 それぞれで、

 

 

 そいつの力と同等かもしくは()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 それがイフリートとシルフだった。』

 

 

カオス「十六年前に………?

 じゃあやっぱりゲダイアン消滅は………。」

 

 

ラタトスク『お前達の推理通りゲダイアン消滅は精霊イフリートの仕業だと俺も睨んでいる。

 あの西()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()使()()()()()()()()()()

 ゲダイアン消滅は精霊イフリートが真犯人で間違いねぇよ。』

 

 

アローネ「やはりイフリートが………。」

 

 

タレス「でしたら目的は何だったのでしょうか………?」

 

 

ラタトスク『それについては俺も分からない。

 俺がイフリートの気配を感じたのはそれっきりだ。

 ゲダイアンが消滅してからすぐにイフリートの気配は消えちまったんだよ。』

 

 

ミシガン「消えた?

 何で?」

 

 

ラタトスク『さぁな?

 そこは俺にも分からねぇよ。

 恐らくお前達エルフがよく作ってる()()()()()()()()()()()()()()()()んじゃねぇか?』

 

 

ウインドラ「手錠のことか。

 しかしあれは人や人より少し高いマナを保有するモンスターのマナを封じるものであって以前カオスにも装備させていたことがあったが精霊の力が強すぎて完全にマナを抑えることは不可能だったぞ?

 そのイフリートは貴方の話ではカオスの中のマクスウェルを越えるほどの力があるみたいたが………。」

 

 

ラタトスク『だったらこういうのはどうだ?

 人やモンスターに合わせて作られたんじゃなく()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。』

 

 

ウインドラ「何………?」

 

 

ラタトスク『元々人やモンスターに合わせて作った魔道具は身近にそういう封じる対象がいたから作れたんだ。

 なら()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 なんたって自分が実験体として使えるんだ。

 長い時間とそういった技法の知識があれば作れないこともない俺は見るがな。』

 

 

タレス「そんなことして精霊イフリートは怒ったりはしないんですか?

 精霊を実験動物みたいに扱うようですが………。」

 

 

ラタトスク『もしイフリートがそいつのようにただ器の中に入ってるだけだったら文句の一つでもいいそうだな。

 俺だってアインワルドの奴等がそんなものを作り出して俺をいいように使おうとしてきたら制裁を加えてやる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だがもしも精霊イフリートにシャーマンがいてシャーマンがイフリートを()()()()()()それも無理のない話になってくるぜ。』

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。