テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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討伐完了………?

ユミルの森 最奥部 残り期日七十二日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンセンスターセンチュリオン「グギギゴィアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「ハァ…………………ハァ………………!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あれから更に数時間後、カオスは千に届く斬撃をアンセンスターセンチュリオンに与えアンセンスターセンチュリオンは漸くその巨体を大地に倒した。その後はアンセンスターセンチュリオンは微動だにしなくなった。

 

 

カオス「ハァ………………やっと………倒せた………!」

 

 

 時間はかかったがどうにかヴェノムの主アンセンスターセンチュリオンを倒すことに成功したカオス。一度の攻撃も浴びること無く完全試合で勝利を納められた。しかしカオスの体力はギリギリであった。

 

 

カオス「………………ハ、ハハハハハ!!!

 終わった!!

 やっと終わったんだな!!?

 

 

 長かったァ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドサッ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カオスはその場に仰向けに倒れた。流石に数時間にも及んで走り回りながら剣を振り続けて攻撃をかわし続けるのは精神的にも肉体的にも疲労が溜まっていた。戦闘自体は楽に立ち回れる戦いではあったが長い時間同じ作業を続けるのは負担が大きかった。敵はギガントモンスター、一撃の威力は人の身でまともに直撃したらそれだけで致命傷レベルなのだ。それを数時間にも渡ってかわし続けるのは至難の技だ。自身の十倍以上を誇る体積を持つ敵から攻撃をかわし続けるにはそれなりのスピードがなくてはならない。アンセンスターセンチュリオンとの戦闘中カオスはずっと飛葉翻歩を駆使して立ち回っていた。飛葉翻歩はバルツィエが使う一つの()()だ。術技には当然マナを消費する。カオスは精霊マクスウェルの恩恵のせいなのかマナ自体は特に気にすることもなく枯渇することはなかった。問題なのはカオスの肉体自身だ。マナを無限であっても肉体の機能は無限に活動できるわけではない。治療術は肉体の損傷は回復することはできても疲労までは回復することはできない。戦闘中カオスは手や足腰にとてつもない痛みを感じていた。

 

 

カオス「これは………明日には酷い筋肉痛になりそうだな………。」

 

 

 長年体を鍛え続けたカオスでも今日のような激しい運動は経験したことがなかった。たった一人でギガントモンスターを相手にするのはかなりのプレッシャーがあった。全ては世界のためであるがそれでもこんな疲れる仕事はもう懲り懲りだと感じるカオス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな彼の元へ………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィィィィィィィィィィィィンッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「…………!

 この音は………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーヤ「カオス………さん!」

 

 

 

 

 

 

 空から音が響きその方角へと顔を向けるとその先にはレアバードに乗って飛んでくるカーヤの姿があった。アンセンスターセンチュリオンとの決闘が終わったのを感じとり迎えに来てくれたのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーヤ「カオスさん……!

 何で………寝そべってるの……?」

 

 

 カオスが地面に倒れてるのを見てカーヤがそう訊いてきた。

 

 

カオス「……ハハハ………、

 大分疲れちゃっててね………。

 もう立つのもしんどいくらいなんだよ………。」

 

 

 カーヤの手前疲労で立つのも辛いがなんとか笑って無事なことを告げる。無理に笑おうとして渇いた声しかでなかった。

 

 

カーヤ「………?

 そんなにキツいの………?

 でもアンセンスターセンチュリオンは………。

 …!」

 

 

 カーヤがカオスの側で横たわる大きな大木に目を向けた。

 

 

カーヤ「………?

 何……これ………?

 トレント………?」

 

 

カオス「いや………違うよ………。

 これがアンセンスターセンチュリオンだよ………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーヤ「………………………え?

 これが………アンセスター………センチュリオン………?」

 

 

 カーヤがカオスが倒れている大木がアンセンスターセンチュリオンであったことを伝えると困惑した様子を見せる。何故疑問を抱くのか………?

 

 

カオス「…!

 そうだ………カーヤ………。

 皆にアンセンスターセンチュリオンは倒したから先にアルターに戻るようにまた伝えに行ってくれないかな………?

 ………俺は少し休んでから戻ることにするよ………。」

 

 

 長時間の戦闘の疲労はそうすぐには回復しない。攻撃を受けてないにしても数時間の運動による筋肉の酷使はカオスから立ち上がる気力さえも奪っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーヤ「で、でも………。」

 

 

カオス「………?」

 

 

 カーヤはカオスの言葉に何かを言いかける。カオスに何かを伝えたいと言う想いは伝わってくるがカーヤの中でそれを整理することができないのだろう。………何を伝えようとしているのだろうか………?

 

 

カオス「どうしたの………?

 何か困ったことでもあったの………?」

 

 

カーヤ「う、うん………だけど………。」

 

 

 カーヤはカオスと息絶えたアンセンスターセンチュリオンを交互に見た。アンセンスターセンチュリオンがどうかしたのだろうか?

 

 

カオス「落ち着いて………ゆっくりでいいから話してみて………。

 ちゃんと聞くから………。

 ………皆に何かあったの………?」

 

 

 カーヤは尋常じゃなく焦っている。倒れているアンセンスターセンチュリオンに何度も視線を送ってはなんと言おうか迷っているようだった。

 

 

 

 

 

 カオスは嫌な予感がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーヤ「え、えっとね………?

 カオスさんがこのアンセンスターセンチュリオンのところに行っている間に………………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カーヤ達のところにも()()()()()()()()()()()()()()()()()()()………。」

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