テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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トレント全滅に向けて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポツ、ポツ………ポツポツ………………………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザアアアアアアアアアアアアアアアア……………!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アインワルド族の住む村アルター クララ邸 残り期日六十二日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「………それで………今()()()()()()()()()()………?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クララ「………………………………………………………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アローネ・タレス・ミシガン・ウインドラ「「「「………」」」」ゴクリッ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラタトスク『………()()()()()()くらいにまで減ってやがるな………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大したもんだ………。

 たった一週間でこんだけトレントを狩りとりやがるとは………。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「六千から七千………………、

 ………………これは…………?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アローネ「見事作戦成功です!!」

 

 

 座っていた椅子から勢いよく立ち上がりアローネがそう叫んだ。

 

 

ウインドラ「あぁ!

 たったの七日でそんなに狩れるとはな!!」

 

 

 続いてウインドラも立ち上がりその成果を喜ぶ。

 

 

ミシガン「あれだけ皆で頑張ったもんね!!

 そっかぁ………!

 たくさんたっくさん!倒してたけどそんなに多かったんだねぇ!!」

 

 

タレス「一万いたトレントが七千に減った………。

 ということは一週間で三千越えの討伐………それならあともう二週間同じようにやればトレント達は全滅できる………。

 当初の計算なら一ヶ月はかかると思ってたのにこれなら一ヶ月を待たずに終えることができますね。」

 

 

 ミシガンとタレスは反応に落差はあるがそれでもこの好成績にはそれなりの満足感を得たのかしきりに落ち着かない様子だった。

 

 

ウインドラ「待て。

 ラタトスクは六千から七千と言ったんだ。

 多くて七千なら一週間で三千体の討伐を果たした俺達ならあと二週間と追加で数日はかかるはずだ。

 油断するな。」

 

 

ミシガン「それそんなに変化ある?

 数日ぐらいそんな変わらないじゃない。」

 

 

ウインドラ「む?

 そうだったか?

 ………それもそうだな。」

 

 

タレス「何を細かいことを気にしてるんですか。

 一週間で三千体の討伐ですよ?

 だったらボク達は一日で四百体はトレントを倒したことになるんですよ?

 そんな端数の千体なんて三日目の途中で終わる数じゃないですか。」

 

 

 タレスの計算は確かだ。カオス達が一週間で三千体のトレントを倒したということであれば一日にトレントを倒した数は四百から上下した数になるだろう。そこは流石に正確に何体を一日で倒したかは誰も素直に数えたりはしていなかった。七日にかけてずっと同じ要領で同じ作業を繰り返し続けていたので途中から皆無心でトレント討伐に没頭していた。

 

 

 

 

 

 

カオス「三千………………三千かぁ………。」

 

 

カーヤ「いつの間にかそんなに倒してたんだ………。」

 

 

カオス「そうらしいね。

 カーヤが頑張ってくれたおかげだよ。」

 

 

カーヤ「カーヤはお願いされたからそれを聞いただけだよ?

 カーヤだったらあんなこと思い付かなかったし。」

 

 

カオス「それを言うなら俺もだよ。

 

 

 アローネが考え付いた()()()()()()()()()皆誰一人怪我もすることなくトレントをいっぱい倒すことができた。

 話には聞いてたけどアローネって本当に()()の家系だったんだな………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一週間前にアローネ達がカオスと別行動をとっていた時にトレント達を一網打尽にすべく実行していた作戦を今度はカオスも含めたメンバーで実行することになった。先ずカオスが地形のいい場所で硬質の石の壁を作り補強作業にも専念する。他のメンバーはトレント達を引き連れてその壁の中へと誘い込み集まってきたトレント達をカーヤの炎で焼き付くす。トレントが程よく焼却処理できた辺りでミシガンが火の勢いが増して森に燃え広がらないように消化してまた次のトレント達を招き入れる。実にシンプルな作戦であったがトレント達は真っ直ぐ近付いて襲ってくることしかしないのでこの作戦が途中で問題が発生することなく従事できた。

 

 

 少数と大数の戦いで少数が一方的に攻撃を与え続けられることができたのは作戦の質が非常に高かったからだろう。このペースなら二週間後にはここでの仕事が完了し残り期日が四十日余りで最後の地ブルカーンのところへと向かうことができる。ヴェノムの主四番目のカイメラ戦から何かと一体の主に二十日以上の時間を消費するようになったがこれなら精霊マクスウェルの課した期日にも十分間に………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス・アローネ・タレス・ミシガン・ウインドラ「「「「「!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 室内に張りのいい音が響いた。音がした方向を全員が顔を向けるとそこには綺麗に合掌する姿のクララがいた。彼女が今の音を鳴らしたようだが、

 

 

 

 

 

 

クララ「皆様ご苦労様でした。

 僅か一週間でこれほどまでにトレントをお倒しになられるとは………。

 皆様がお越しになられて私共アインワルド一同は六年前の悪夢の日から漸く日の光を見つけることができたような心境でございます。」

 

 

 そう言って頭を下げるクララ。

 

 

アローネ「…顔をお挙げください。

 まだ私達はトレント達を全て倒しきったわけではありません。

 その言葉は私達がこの依頼を終わらせてからでも十分ですので。」

 

 

クララ「いいえ、

 この村を守る巫女として貴殿方大魔導師軍団の皆様にはなんとお礼を申し上げてよいか………。

 ………トレント討伐の進捗も捗っているご様子ですし本日のところは作業はお休みして宴の席を儲けましょう。

 

 

 今日は()にも降られていますから。」

 

 

ウインドラ「!

 ………そうだな。

 この雨では視界が悪くいらぬ失敗をしてしまうだろうしな。」

 

 

アローネ「あまり時間はかけていられませんが雨の中で体を冷やして体調を崩してしまうこともありえますからね………。」

 

 

ミシガン「なら今日はお休みにしとくの?」

 

 

タレス「のんびりはしてられませんがトレント達は()()()()()()じゃないことは分かってますからね。

 今日のところはお言葉に甘えることにしましょうか。」

 

 

 その言葉を皮切りに皆装備していた武器や道具を下ろしていく。今日はもうトレント達を討伐しに行くことは無さそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後小規模な宴会が開かれた。一週間も働きづめで疲れが溜まっていたカオス達はしばしの休息の間を挟むことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この日からまた一週間後カオス達は自分達の考えの甘さを痛感する出来事が待ち受けていた………。

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