テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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予測できた出来事

ユミルの森 丘 夕方 残り期日三十八日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トレント「「「「「「「「「「ゴアアアアアアアアアアアアアッ!!!」」」」」」」」」」ドドドドドドドドドッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アローネ「大分引き付けられましたね。」

 

 

カオス「もうこのぐらいでいいんじゃない?

 これ以上はアローネも限界でしょ?」

 

 

アローネ「ですがカーヤさんがまだ………。」

 

 

カオス「カーヤならまたライトニングで合図を送れば合流できるでしょ。

 そろそろ引き上げようよ。」

 

 

アローネ「…そうしますか。」

 

 

 アルターから南をレアバードで飛び指定していた場所までトレントを連れてきた。雨の日に活性化するというだけあってトレント達はカオス達が近くを飛んだだけでそこかしこからカオス達の方へと向かってきた。

 

 

カオス「…まるで森そのものが集まって来てるみたいだね。」

 

 

アローネ「トレントが木に擬態する生物ですからね。

 と言いますか木が進化して積極的に養分を摂取するべく木からモンスターへと変わった生物らしいですから擬態とは少し違うのかもしれませんけど。」

 

 

カオス「半日飛んで南の方を隅から隅まで集めてきたからもう南のトレント達はいいよね?」

 

 

アローネ「はい、

 後はカーヤさんの方ですがあちらはどうなっているのでしょうか………?

 ここに戻ってきていないことから何か苦戦しているのでは………。」

 

 

カオス「カーヤの方は俺達よりもトレントの数が多いから連れてくるのに手間取ってるんじゃないかな。

 ちょっと様子を見に行かない?」

 

 

アローネ「そうですね。

 カーヤも心配ですからカーヤのところへと向かいましょうか。」

 

 

 カオスとアローネの二人はある程度トレント達を集めてきたが北西の方角からはまだトレントが来る気配はない。一人で作業することもあってか時間がかかっているのだろう。二人はそう思った。なのでカーヤの手助けに向かい今日は切り上げようと考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シュルシュルシュルシュル………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビュンッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス・アローネ「「!!?」」

 

 

 上空を飛んでいたことでカオスとアローネはトレント達の攻撃が自分達に届くことはないと油断していた。だから突然迫ってきたその攻撃に対応することができなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バシィンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「グゴアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カオスとアローネは勢いよく叩き落とされてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「ぐあッ!!?」ズザザザザザッ!!!

 

 

アローネ「ッハ………!?」ドスッ!!

 

 

ガシャアアアアンッ!!!

 

 

 カオスとアローネそれからレアバードが地面に激突する。不意を突かれたその一撃と地面への衝撃でカオスは意識を手放しそうになったが日頃鍛えていたこともあってどうにか気絶することはなかった。

 

 

 

 

 

 

 だがアローネはそうはいかなかった。彼女は空中で受け身がとれずに地面へと落下したために気を失ってしまった。額からは()()()()()()()

 

 

 そこへ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンセスターセンチュリオン「ゴルルルルルルルルルルルル………!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「………アンセスター………………センチュリオン………。」

 

 

 カオス達を攻撃してきたのはアンセスターセンチュリオンだった。よく見れば片方の腕の部分が細長く伸びている。その腕はクラーケンのような触手のような形に変形していた。それが空を飛んでいたレアバードを叩き落としたのだろう。

 

 

 カオス達はアンセスターセンチュリオンのことを見落としていた。トレント達が集まってくればアンセスターセンチュリオンもそこに来るのは分かっていた。だがアンセスターセンチュリオンの相手は現状厳しい面があるため極力相手にはしないようにしていた。

 

 

 しかしここはアンセスターセンチュリオンとトレントが支配するユミルの森。そこへ入り込めば必ずそのどちらかとは遭遇する。トレント達の攻撃が届かないならアンセスターセンチュリオンも同じだろう。そういった思い込みからトレント達が反応するギリギリの上空を飛んでいたのがそれが失敗だった。

 

 

カオス「アローネ………!

 ………先ずは回復を「グアアアアアッ!!!」!!?」フォンッ!!

 

 

 アンセスターセンチュリオンがその細長い触手をカオス目掛けて一閃。それをすんでのところで回避はできたが想像以上にその一撃は()()()()

 

 

カオス「(トレント達が雨で強くなるって言うならその進化系のアンセスターセンチュリオンも同じだよな………。

 こんなのまともに一人で相手なんてしてられない。

 アローネを連れてここから逃げ)」「ゴオオオアアアアアアアアッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガスッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「(しまっ………!?………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アンセスターセンチュリオンに気をとられてここがどこであったのかを一瞬忘れてしまった。地上にはアンセスターセンチュリオンだけでなく()()()()もいたのだ。カオスはアンセスターセンチュリオンの攻撃を警戒するあまり背後にいたトレントの攻撃をもろに受けてしまい一気に意識を狩られてしまった………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「(…………………アロー………………ネ…………。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 意識が途切れる際に最後にカオスが見たのはトレント達に囲まれてこれから襲いかかられようとしているアローネの姿だった………………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュゥゥゥゥゥゥゥ………。

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