テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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カイメラとしての真意

消滅都市ゲダイアン 朝 残り期日九日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲコゲコ「ゲルルル……?」

 

 

 メーメーが光だしたと思ったら中からメーメーとは全く違う生物が現れる。モンスターのゲコゲコだ。だがモンスターである筈なのだがカオス達を襲ってきたりはせず喉を鳴らしてカオス達を見ているだけだった。

 

 

カオス「なっ、何でゲコゲコが………?

 って言うかメーメーは………?」

 

 

カーヤ「メーメーさんどこ………?」

 

 

 マウンテンホーンズだったメーメーはカーヤになついていた。カーヤもメーメーのことを大切にしており二人はとても仲のいい間柄だった。そのメーメーが突然現れたと思ったら光に包まれていなくなってしまった。代わりにゲコゲコが光の中から現れてカオスとカーヤはメーメーを探した。しかしメーメーの姿は何処にもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲコゲコ「ゲコ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイディー「……こいつがあのカイメラなのかよ………。

 どうしてこんなチンケな姿になってんだ?」

 

 

カオス「え!?

 これがカイメラ……!?」

 

 

カーヤ「メーメーさんどうしちゃたの?」

 

 

レイディー「…カイメラは食ったモンスターの姿に自在に変えられる能力を持っていた。

 よく見りゃこいつゲコゲコじゃなくてビッグフロスターの超縮小した姿じゃねぇか。

 お前達に倒されてからどういう経緯でこいつを見逃してんのか知らんがこいつにはまだカイメラの時の変身能力があるみたいだな。」

 

 

カオス「!?

 まだあの変身能力がメーメーに……!?」

 

 

 ヴェノムウイルスはカイメラを倒した時に既に取り払っている。それなのにまだメーメーには変身能力があるというのか。しかし何故今日までその能力をカイメラは使わなかったのだろうか。

 

 

レイディー「………こいつ、

 人の言葉が理解出来るんじゃねぇか?

 このタイミングで()()()()()()()に変身したんならアタシ達に協力しようって言いたいんじゃねぇか?」

 

 

カオス「メーメーが協力を………?」

 

 

カーヤ「メーメーさんそうなの?」

 

 

ゲコゲコ「ゲコッ!」ピカッ!!

 

 

 またカイメラが発光した。そして次に変身したのは………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミニジャバウォック「クオオォォッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 かなりスケールダウンしたジャバウォックだった。大きさはカオスよりも少し小さいサイズだ。

 

 

レイディー「今度はジャバウォックかよ。

 ダレイオスでまたこのモンスターを見ることになるとわな………。

 

 

 だがこれでこいつのことを理解できた。

 こいつは喋れはしねぇようだがイフリートと同じく知性がありそうだ。

 もしかすっと()()も使えるんじゃねぇのか?」

 

 

カオス・カーヤ「「!!」」

 

 

ミニジャバウォック「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『オマエノイウトオリダ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス・カーヤ・レイディー「「「!!?」」」

 

 

 三人の頭の中に直接声が届く。カオス達がオリヘルガと戦っている時にイフリートが語りかけてきたようにその声は聞こえてきたがあの時のような威圧感含む話し声ではなかった。

 

 

ミニジャバウォック『オレノコエガキコエテイルカ?

 オレノコエガキコエテイルナラハンノウシロ。』

 

 

カオス「お前………カイメラなのか………!?」

 

 

ミニジャバウォック『カイメラ?

 オレノナハメーメーダ。

 ゴシュジンガツケテクレタコノナマエイガイニオレニナマエハナイ。

 ソンナナマエデヨブナ。』

 

 

レイディー「ご主人だぁ?」

 

 

ミニジャバウォック『ソウダ。

 オレノゴシュジンハオレノコトヲメーメートヨブンダ。

 ダカラオレノナマエハメーメーナンダヨ。』

 

 

カオス「それって………。」

 

 

カーヤ「カーヤのこと………?」

 

 

ミニジャバウォック『ソウデスゼゴシュジン。

 オレノゴシュジンハアンタイガイニハイナ「!」…』サッ…

 

 

 小さなジャバウォックがカーヤにすり寄ろうとするが見た目が大猿なこともあってカーヤも驚いてそれを避けてしまう。

 

 

ミニジャバウォック『………』パァァ…

 

 

 ジャバウォックがまたあの光の中へと消えていく。そして今度はいつものマウンテンホーンズの姿へと戻った。

 

 

メーメー『サケルナンテヒドイデスゼゴシュジン。

 オレノコトキライニナッタノカ?』

 

 

カーヤ「メっ、メーメーさん?」

 

 

 カーヤもまさかメーメーが言葉をテレパシーが使えるとは思わずいつもの姿であっても少々警戒していた。しかしテレパシーが使えるのなら何故カオス達にそれを使わなかったのだろうか。

 

 

カオス「お前………、

 その力を隠してたのか?」

 

 

メーメー『カクシテタ………。

 カクシテタンジャナイ。

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。』

 

 

カーヤ「知らなかった?」

 

 

レイディー「つーと最近知ったってことか。

 ………大方、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 イフリートのテレパシーを通じてそれが出来るようになったってことか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メーメー『セイカイダ。

 オマエアタマイイナ。』

 

 

 どうやらメーメーがテレパシーを習得としたのはイフリートのテレパシーを見よう見まねで使えるようになったらしい。

 

 

レイディー「けっ………。

 ハイブリッドな奴だぜ。

 流石はカイメラってところか。」

 

 

カオス「でっ、でも待ってくれ!

 お前………!

 カーヤのことご主人って言うけど記憶があるのか………?

 昔カーヤと会ってたこととか………。」

 

 

メーメー『トウゼンダロ?

 ソウデナケレバゴシュジンヲサガシテゴシュジンノトコロヘトモドラネェヨ。』

 

 

カオス「………じゃあカイメラになって暴走してた時のこととかは………。」

 

 

メーメー『ボウソウ………?

 オレハボウソウナンカシテナカッタゾ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ハジメカラスベテオレノイシガアッタンダヨ。

 ソンデカルトゾクトブロウンゾクトカイウヤツラヲホロボシテヤッタ。』

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