テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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ドラゴニュート「オ”オ”?

 アノ女………。

 

 

 

 

 

 

 …………ッハハハハハハハハ!!!

 何ヲヤッテンダヨ!!

 今更コンナボロ雑巾ノ怪我ヲ治シタトコロデドウナルッテンダ!?

 マダコイツガ苦シム姿ヲ見タイノカ?

 最低ナ仲間ヲ持ッタモンダナァカオス!!

 オ前ノ仲間ハオ前ガ苦シム姿ヲモット見シテホシイミテェダゼ?

 今ノ無意味ナ援護ガ無ケレバテメェモサッサト楽ニ死ネ「最………テイナンカじゃ………ない!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「俺ニ………トッテハ今の援護は………最高の援護ダッタヨ………。

 最高の仲間だと思エルくらいに!!」

 

 

 弱冠まだ喉が治りきってはいないが声が出せるのならいける。あんな発音で分かってもらえたことが本当に嬉しかった。アローネには感謝の言葉が尽きない。

 

 

ドラゴニュート「ハアアァ?

 アンナノガ一体何ノ意味ガアッタンダヨ?

 治療術ナンカデオ前ガドウナルッテンダ?

 

 

 

 

 

 

 今更回復ナンカシタトコロデオ前は………。」ググッ…、

 

 

 ドラゴニュートがカオスの体を頭上にまで持っていく。この構えから次に取るであろう行動は予測がつく。カオスはその瞬間こそが()()()()()()()()()だと悟った。ここからはもうドラゴニュートの………ラーゲッツの思い通りにはいかない一方試合が展開される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラゴニュート「何度モ何度モ俺ニ叩キノメサレテ最後ニクタバルダケシカネェダロウガァッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブオオオンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 案の定ラーゲッツはカオスの体を地面へと全力で叩き付けようと投げ飛ばしてきた。普通であれば死を覚悟するところだがカオスはこれを待っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「『ファーストエイド!!』」パァァ…!

 

 

 

 

 

 

 空中にいる間に自身の体の傷を瞬時に回復するカオス。しかしまだラーゲッツの手によって投げ飛ばされてこの後地面との衝突が待っている。魔術による攻撃は回避できるがそうでない攻撃は無効化できない。この勢いで地面と激突すれば最悪衝撃で死亡してしまうだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかしカオスにはその衝撃を和らげる術を持っていた。この旅でこの技を使うのは()()()になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「粋護陣ッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダアアアアアアアアンッ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 地面に激突する瞬間にラーゲッツがアローネの技を防いでみせて力を使う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラゴニュート「!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「……………!!!!

 っつつ………!

 やっぱり完璧には衝撃を抑えることは出来なかったか………。」

 

 

 防御の膜を張っても完全に衝撃を殺すことは出来なかった。それでもラーゲッツの手から離れられたのは大きかった。今の内にカオスは………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「『ファーストエイド!』」

 

 

 再度治療術を施し今度は左腕を修復する。これで完全に体の負傷箇所を治し剣を構える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラゴニュート「………今更何ノツモリダ?

 俺ニ敵ワネェコトハ分カッテンダロ?

 ナノニソンナモン構エテ………ソンナ目デドウシテ俺ニ向キ合オウトスル?」

 

 

カオス「悪いけど今の俺はさっきまでの俺と違う。

 もうここからは俺がお前を倒すだけの勝負になった。

 もうお前に殺られたりはしない。」

 

 

ドラゴニュート「ア”ア”?

 サッキマデノオ前ト今ノオ前トデ何ガ違ウッテンダ?

 何モ変ワラネェジャネェカ?

 ソレドコロカ俺ノ炎ニ焼カレテマナモ底ヲ尽ツキカケテンジャネェノカ?

 ソレデドウヤッテ俺ヲ倒スッテンダ?」

 

 

 ラーゲッツはカオスがどういう状態にあったのかを知らない。殺魔の力は生物のマナを急速に消滅させてしまう。その力を浴びてしまえば屈強なワイバーンでさえも数秒でマナを干からびさせ体を守るマナが消失したことによって無防備となりイフリートに消されてしまった。

 

 

 だがカオスの場合は逆にそのマナがカオスの体を苦しめていた。強すぎるマナがカオスの体を押し潰そうとのし掛かっていたのだ。そのマナの鎧が軽くなった今ならカオスは何の負担も無く技や術を使える。

 

 

 

 

 

 

カオス「………そうだなぁ………。

 じゃあ先ずはお前との力の差を埋めるためにも………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『シャープネス!!』『バリアー!!』」パァァァ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラゴニュート「!!」

 

 

 カオスは自身に力と守りの能力を高める術シャープネスとバリアーを使用する。これで少しはラーゲッツの圧倒的な筋力と竜の頑強な鱗の守りに近付く。

 

 

カオス「…これなら多少はまともにお前の相手が勤まるだろ?

 お前が凄く強くなったのは認める。

 けど俺だってただで負ける訳にはいかない。

 俺にだって負けられない意地があるんだ。

 アローネや皆が俺に全てを託してくれた。

 俺はお前との勝負………何が何でも負けられないんだ。」

 

 

ドラゴニュート「………ケッ!

 何ガ皆ダヨ。

 ソンナニソイツラガ大事カ?

 モウオ前以外立チ上ガル奴ガイネェジャネェカ?

 オ前一人デ俺ニ向カッテキタトコロデ何ガドウナル訳デモ「魔神剣ッ!!」!?」ザザッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「強くなったのは認めたって言ったけど俺よりも強くなったとは言ってないよ?

 お前一人の相手なんか俺だけで十分だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラゴニュート「………イツマデモ俺ヨリ上ノ気分デイルンジャネェヨ。

 モウ一回ズタボロニシテヤラネェト分カラネェミテェダナ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カオスとラーゲッツ二人だけの決闘が始まる。これの勝敗によって世界の命運が決まる戦いだ。カオスはこの勝負にどの様に勝つのか………。

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