テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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業火のグレムリンフレア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アローネ「(………一分が経過してもカオスのシャープネスの効果が切れる様子が無い………。

 大抵は短くて十数秒から一分が最長と言われているのに………。

 

 

 まさか本当に永続的に術をかけ続けられるのですか?

 そして一度付加してから更にその上に同じ術を………。

 ………それが可能と言うのであればカオスは()()()()()()()()()()()()()

 その力があればカオスに敵う人はいなくなる………。

 星を砕く程の精霊が憑依しているということもカオスの力の要因だとは思いますがこんなことが………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………つくづくあの力を手にしたのがカオスで良かったと安心しますね。

 もし()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()………。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「………フゥ………。」

 

 

 手応えは感じた。これまでにない程の力で魔神剣・槍破を放った。今の一撃はこれまでのヴェノムの主であったなら全てを葬れそうな威力を発揮していた。それはイフリートを吸収したラーゲッツであっても………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラゴニュート「ウ”オ”オ”オ”アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「!」

 

 

 ラーゲッツは生きていた。全身傷だらけだがよく見れば体がうっすらと光っている。

 

 

 

 

 

 

ドラゴニュート「グアアアアアアアッ!!

 コンナ……!?

 コンナコトガアッテイイノカ!!?

 コンナコトガ本当ニ起コッテイイノカ!!?

 コッチハ新型ワクチン“()()()”マデ使ッテンダゾ!!?

 ソレガ………!コンナアッサリ簡単ニ追イ抜カレルノカァッ!!?」

 

 

カオス「………粋護陣で防いだのか………。

 それもあったね………。

 でも………。」

 

 

ドラゴニュート「俺ハテメェノソノ力ヲ認メネェ!!

 認メラレル訳ガネェ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ソンナ力ガアッチャナラネェンダアアアアアァァァァァッ!!!!!」パアアアア!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「今度はオーバーリミッツか………。

 久々に見たな………。」

 

 

 ダレイオスに来てからは対人戦をする機会は数える程しかなかった。オーバーリミッツは基礎的なステータスを上昇させる力があり使っているのはバルツィエやウインドラくらいだ。

 

 

ドラゴニュート「テメェノ力ハ人ガ持テル限界ヲ越テスギテル!!ソンナ力ガコノ世ニ存在シテイテイイ筈ガネェ!!俺ノ手デソンナ力討チ砕イテヤル!!」ゴオオッ!!

 

 

 ラーゲッツの大斧から今度は()()()が吹き出される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラゴニュート「黒覇滅封ゥゥゥゥゥッッッ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 殺魔の覇道滅封がカオスへと放たれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「オーバーリミッツ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パアアアアアアアアアァァァンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラゴニュート「ヌァアッ!!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カオスは避けるでもなく粋護陣で防ぐのでもなくオーバーリミッツでそれを受けきる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「その力どんどん俺にぶつけてきてくれ。

 そうすれば俺はどんどん力を解放していける。」

 

 

 マナを出し惜しみしていては体が石化していく一方だが相手が殺魔の力の使い手なら遠慮なく力を出しきれる。自分と相手の両方が自分の中に溜まるマナを消費してくれるのだ。殺魔の力の使い手に出会わなければならなかったのはレイディーではなく本当は自分だったのだとカオスは思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラゴニュート「(何なんだよ!!

 何なんだよこいつは………!!

 こいつが生まれてからまだ二十年くらいしか経ってねぇって話だろ!!?

 それがどうしてこうも俺が圧倒されなくちゃならねぇんだ!!?

 これが生まれてきた時から決まっている才能の差って奴なのか!!?

 俺とこいつとでこうまで才能の差に開きがあるって言うのか!!?

 同じバルツィエでもこうまで違うってのかよ!!?

 こんなアルバートの孫でもそんなに才能の差があるもんなのか!!?

 俺にはこいつのような力がねぇのか!!?

 どうして俺に無くてこいつにはこんな強い力があるんだ!!

 俺が剣を振ってきた百五十年はこいつの高々二十年に負けるって言うのかよ!!

 俺は………!

 俺はこんな………!!

 こんな………!!

 

 

 ………………俺はやっぱりバルツィエでも失敗作として生まれて………。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ラーゲッツ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ラーゲッツ………。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラゴニュート「………畜生蛾アアアァァァァァッ!!!!

 オ前ニモフェデールニモ()()()ニモ馬鹿ニサレタママデイラレルカヨオオオッ!!!

 俺ハコンナトコロデ終ワレネェンダアアアアアアアアァァァァァァァァッ!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォッ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ラーゲッツの体から今までで最大のマナが放出される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラゴニュート「『火炎ヨォォッ!!我ガ手トナリテ敵ヲ焼キ尽クセェェッ!!』」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「!

 この呪文は……!?」

 

 

 ただのファイヤーボールではない。レサリナスでウインドラとラーゲッツが戦ってる時に見せた技を使おうとしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 グレムリンフレア。追撃によって数を増した火球を一つに収束させて撃ち放つバーストアーツ。バルツィエなら誰もが撃てる大技。こんなところで撃たれればシュメルツェンごとアローネ達も巻き添えになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「…!」タッ!

 

 

 カオスはシャープネスによって上昇した筋力で空中へと飛び上がった。ラーゲッツの標的は今自分にのみ絞られている。街に被災しないためには空中に逃げるしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラゴニュート「消エテナ無クナレェェェッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 グレムリンフレア!!!

 

 

 巨大な黒い炎がカオスへと迫る………。

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