テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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ラーゲッツVSランドール

バルツィエ邸 修練場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラーゲッツ・フェデール「「魔神剣ッ!!」」ズザザッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドォォォンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラーゲッツ「………今のはどんな感じだった?」

 

 

フェデール「俺の剣に合わせて早く振りきるのは良かったけど少し強引過ぎるな。

 技の切れ味を維持するには持っている剣がどの方向を向いているのかも意識して振撃った方がいい。」

 

 

ラーゲッツ「チェッ!

 いい線いってると思ったんだがな。」

 

 

 ラーゲッツとフェデールの二人は久々に修練場で剣の稽古をつけていた。リリスと会ってからの数ヵ月ラーゲッツはここで一人で剣の練習をしていた。そんな時に偶々訪れたフェデールと一緒になって練習することになった。

 

 

フェデール「そう悲観したものでもないさ。

 暫く見ない内に随分と上達したじゃないか。」

 

 

ラーゲッツ「そうかぁ?

 自分じゃそんなに変わってる気はしないが………。」

 

 

フェデール「間違いなくお前の剣の腕は上がっているよ。

 前に試合した時とは大違いだ。

 今ならユーラスやランドールにも引けをとらないくらいにはなってると思うぞ。」

 

 

ラーゲッツ「いやまだまだそこまではいってねぇだろ。

 そう簡単に追い付いたりなんかしねぇよ。」

 

 

フェデール「そうでもないぞ?

 アイツ等騎士団での修練以外ではろくに剣を握らないからな。

 自主練に励んでる分お前の方が基礎的な部分はしっかりしてきている。

 

 

 

 

 

 

 お前は強くなってるよラーゲッツ。」

 

 

 

 

 

 

ラーゲッツ「………へへへ、

 そうかよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 意外にもフェデールが誰かを素直に褒めることは少ない。大抵彼が人をおだてるのは何か仕事を押し付けたりする時に調子に乗らせて顎で使う場合だ。長く付き合ってきてフェデールがそういうことをするのは分かっていた。しかし今はそういった場面ではない。

 

 

 だから今のフェデールの言葉が彼の本心からくる言葉であることは確かだろう。フェデールはラーゲッツの成長を認めたのだ。これにはラーゲッツも照れを隠せなかった。

 

 

フェデール「でもどうしたんだ?

 ここ暫くお前ずっと真面目に練習が続けられてるだろ?

 何かいいことでもあったのか?」

 

 

ラーゲッツ「ん?

 …まっ、まぁな。

 ちょっとお前を見習ってみただけだよ。

 俺もある人のために強くなろうと思ったんだ。」

 

 

フェデール「ある人?

 好きな女性でも出来たのか?」

 

 

ラーゲッツ「好きな女性って言うか………、

 ………俺にも彼女がな………出来たんだ。」

 

 

フェデール「彼女!?

 お前が!?

 全然女になんか興味を持ってなさそうだったお前に彼女!?」

 

 

ランドール「そこまで驚くようなことでもねぇだろ。

 俺達だってもう成人してから長いんだ。

 そろそろ彼女………大事な人ぐらいいてもいいだろ。」

 

 

フェデール「それはそうだが………………、

 それにしてもお前に彼女ねぇ………。

 真剣な交際なのか?」

 

 

ランドール「何を疑ってんだよ。

 真剣に決まってんだろ。

 俺達の家を相手にふざけたことする奴なんかいるかよ。」

 

 

フェデール「………いや………()()()()()()………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランドール「よぉ!

 ここにいやがったかラーゲッツ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 フェデールとリリスのことについて語っていると修練場にランドールが入ってきた。彼の言葉から修練目的ではなくラーゲッツを探していたようだが………、

 

 

フェデール「………ランドール………。」

 

 

ラーゲッツ「お前………何しに来たんだよ。」

 

 

ランドール「お前のことを探してたんだよ。」

 

 

ラーゲッツ「俺を?

 俺にお前が何の用があるんだよ?」

 

 

ランドール「お前最近あの女連れてるよな?

 レサリナスで前回のミスコン大会で優勝したあの女リリス=レスって女。」

 

 

フェデール「(………リリス=レス………!?

 アイツは確か………!)」

 

 

ラーゲッツ「………彼女がどうかしたのか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランドール「あの女を俺に寄越せ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ランドールはラーゲッツにリリスを要求してきた。

 

 

ラーゲッツ「………何言ってんだお前。

 そんな無茶な要望俺が聞き入れると思ってんのか?」

 

 

ランドール「お前ごときにあの女はもったいねぇよ。

 お前が所有するくらいなら俺が貰った方がお得だろう?」

 

 

ラーゲッツ「テメェ………!

 リリスを物みたいに言うんじゃねぇよ。

 お前なんかに渡せるか。」

 

 

ランドール「格下が格上に意見すんじゃねぇよ。

 お前は俺の言うことを素直に聞けばいいの。

 ………で?

 今度いつデートすんだよ?

 その日はお前の代わりに俺がリリスとデートしてやるよ。

 そんでそのまま俺がリリスをもらい受けるぜ。」

 

 

ラーゲッツ「言わねぇし行かせもしねぇよ。

 お前はすっこんでろ。」

 

 

ランドール「あ”ぁ?すっこんでろ?

 誰に口聞いてんだお前?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちっと躾してやらねぇといけねぇみた「待てよ。」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フェデール「ここは訓練する場だぜ?

 こんなところでガチの喧嘩は止してほしいな。」

 

 

 ランドールが魔術を発動させようとしてフェデールが間に入ってそれを止める。

 

 

ランドール「何だよちょっくらコイツにお灸をすえてやらねぇといけねぇんだよ。

 邪魔すんなフェデール。」

 

 

フェデール「邪魔すんな?

 誰に口を聞いてるのかな?

 これは俺が躾しなしてやった方がいいのかな?」

 

 

 先程ランドールがラーゲッツに言ったことを自分の言葉でアレンジして挑発するフェデール。

 

 

ランドール「………チッ!

 おいラーゲッツ!

 こっちに来い。」

 

 

 フェデールには逆っても勝てないとみてランドールはラーゲッツを外へと連れだそうとする。フェデールに迷惑をかけるのは悪いと思いランドールの言う通りに出ていこうとするラーゲッツたっだがそこへ………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フェデール「なぁ?

 せっかくだからその案件ここで試合で決めてみたどうだ?」

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