テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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足掻いたところで…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクスウェル『契約を反故にしたことは謝罪しよう。

 じゃが儂も手を抜くつもりはない。

 全力でお主を叩き潰す汚しよう。』パァァァァ!

 

 

 マクスウェルの立つ地面から巨大な魔方陣が出現し大地が発光する。その魔方陣はカオスが今立つ場所から遠く見えなくなるまでの距離まで伸びているのが目に見える。

 

 

カオス「(今度は何をしようってんだ?流星群だけでも相当強い力だったのに今度の術は詠唱有りのマナを充填した本気の一撃………。

 俺一人消すためだけにそんな力を………。)」

 

 

 肌に伝わるプレッシャーだけでマクスウェルが持つマナの底知れない力を感じる。デリス=カーラーンを破壊しようとするだけのことはあり下手すれば次の術でもデリス=カーラーンの数百倍はありそうな体積の今いる星も壊れてしまいそうだ。幸か不幸かこの星には現在カオスとこの精霊だけしかおらず気を使うこともないがこの戦いに負ければデリス=カーラーンは滅ぼされる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうこう考えている内にマクスウェルの詠唱が完成してしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクスウェル『受けてみよ我が力、“デュアル・ザ・サン”』

 

 

 突如カオスを挟むように二つの大きな火球が出現する。

 

 

ゴオオオオオオオオオオオオオオゴオオオオオオオオオオオオオオ!!!

 

 

カオス「(ファイヤーボール………?」

 

 

 その火球はカオスを炙るように火の粉を飛ばしながら迫ってくる。触れてすらいないというのに感じる熱気はそれだけで火傷を負ってしまいそうなほどだ。まともに直撃しては一瞬で灰に変えてしまいそうなその火球を直進して避ける。二つの火球はカオスを追うことはせず重なりあうようにぶつかり………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッ!!!!!!!

 

 

カオス「!?」

 

 

ビリビリビリビリビリビリ!!

 

 

 二つの火の球が接触した途端に凄まじい大爆発を起こしてカオスを遠方へと吹き飛ばす。間近で起こった爆発音は鼓膜を麻痺させる程の爆音で吹き飛ばされたカオスの方向感覚を狂わせる。思わず耳を押さえて耐えるカオスだったがそんなカオスに()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクスウェル『“エタニティ・ソォーム”』

 

 

コオオオオオオオオオオ!!!!

 

 

 吹き飛んだカオスに休む暇もなく光の雨が放たれる。先程の火の球のような規模は無いが一発一発が十分な貫通性を持ち地面にどこまでも深い風穴を空けながらカオスに向かってくる。躱しきるのは無理と瞬時に悟ったカオスはその光の雨を羽衣の剣で捌いていくが当然全てを叩き落とすことは出来ず、

 

 

ザシュザシュザシュ!

 

 

カオス「がっ……!この……!」

 

 

 肩、足と光がカオスの体を傷つけていく。術が止まるまでにカオスの体は至るところを削られていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクスウェル『“プリズミックスターズ”』

 

 

パアアアアア!!!

 

 

 ボロボロになったカオスに更に追い討ちをかけるように次の術が発動される。今度の術は複数のそれぞれ色の異なる球体がカオスに吸引するように押し寄せてきた。赤く火のように熱い球から水のように湿気を帯びた球までもがありそれらが一斉に飛び交いながらカオスへと向かってくるため紙一重でそれらを回避していく。しかしそれらを回避しても地面に到達した瞬間に最初の術のような大爆発を起こしてまたカオスは吹き飛びとうとう避けられなくなっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクスウェル『“ブライティスト・ゲート”』

 

 

カッ!!!!

 

 

 最早攻めに転じることすら出来ないカオスに強力な術の連鎖が続く。カオスの真上から光の針を放出する球体が現れ四方八方へと光の槍を撃ち出す。ダメージさえ追ってなければ身を反らして避けられそうな術ではあったが先刻の術でもう避ける力も残ってはいなかった。

 

 

カオス「うぅ………ああぁ……!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクスウェル『“エクスプロージョン・ノヴァ”』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

 

 

 次に発動した術はただただカオスの体を焼くだけの術だった。だがその威力はこれまでの五つの術の威力をも凌ぐ威力で防御も回避もすることも出来ずにまともに食らってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクスウェル『“マクスウェル・ロアー”』

 

 

 次の術は精霊が作り出した星が高速で回転しそれに合わせたかのようにカオスに強烈な重力がのし掛かってかた。これは避けたり防いだりすることは出来ない。カオスは耐えるしかなかった。

 

 

カオス「………!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクスウェル『“ディメンジョナル・マテリアル”』

 

 

カオス「粋護………ッジ!」スゥゥ………

 

 

 最後の力を振り絞って次に来た術を防御しようとするが暗転する光と闇の術はカオスの防御をもすり抜けてカオスを苦しめる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクスウェル『………それで?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これで終わりということでよいのかな?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カオスはその質問に答える力も残っていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 辛うじて意識はあるものの戦いにすらならないこの敵との対決に既に心をくだけ散っていったのだった………。

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