テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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一触即発を回避して

グラース国道

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カオス達がデリス=カーラーンへと帰還した時、それを遠目から観察するもの達がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いかがいたします大公………?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アレックス「………危機は去ったか。

 

 

 ………撤退するぞ。」

 

 

 カオス達からは高低差がある崖の上から様子を伺い撤退を宣言するアレックス。

 

 

「良いのですか?

 彼等が昨晩マテオ上空から大隕石を落とそうとした術者達なのでは?

 ここで見逃しても同じ様なことが今後何度も………。」

 

 

アレックス「………………そうだな。

 しかし奴等を見てみよ。

 何を目的にしていたのか定かではないがもうそんな気概は無さそうだ。

 以前シーモスを破壊したのも彼等の仕業だろう。

 あれほどの力………恐らく彼等はまだ制御しきれないと見た。

 昨晩の術はもう使うことは無いだろう。

 それだけ負担がかかる術なのだ。」

 

 

「ですが術を改良してまた攻めて来ることにでもなれば今度は我々が危ういのでは?」

 

 

アレックス「案ずるな。

 それまでに奴等を始末すればいいだけの話だ。

 マテオを攻撃しようとしたのなら奴等は当然ダレイオス側の陣営………。

 

 

 そろそろ本格的にダレイオスへと攻めいる必要があるな。」

 

 

「!!

 遂に戦端を開くというのですか………?

 現状評議会が反対していますが彼等はどう説得をなさるのですか?」

 

 

アレックス「問題ない。

 無条件克服など我等バルツィエは考えてはいない。

 多少強引にでも開戦はすべきだ。

 ()()()()()()()()()()()()()()マテオも反撃するしかないのだ。

 

 

 心の準備はしておけ。

 時期に両国の戦いの火蓋は切って落とされる。

 そうなれば安寧の日々に寛ぐ愚か者共も現実を直視するようになる。

 我等は決して相入れないと………ダレイオスに降伏してもマテオに生きる者達に幸福な未来は訪れないのだ。

 戦うしか道は無いのだからな。」

 

 

「はっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アレックス「(………今はお前との決闘は預けることにするぞカオス。

 お前が持つその力今後どの様に扱うか様子を伺うことにする。

 それによってお前が()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………願わくばお前がその力をこの世界野多目に使うことを切に願う………。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「………ん?」

 

 

アローネ「どうかしましたかカオス。」

 

 

カオス「………なんか誰かに見られてた気がしたんだけど………。」

 

 

 そういって視線を感じた方向に目を向けるがそこに人影のようなものは見当たらなかった。

 

 

ウインドラ「誰かに………?

 まさかレサリナスから騎士団がやって来たか!」

 

 

タレス「カーヤさん!

 近くに人の気配は!」

 

 

カーヤ「!

 ………あっちから沢山人の気配を感じる………。

 全部で百人くらい。」

 

 

アローネ「百人………!

 ではやはり騎士団がここに駆け付けて来ているのですね。

 私達の存在に気が付いて捕らえに来たのでしょう。

 応戦しましょうか?」

 

 

 

レイディー「………いやその必要はねぇな。

 どうやら連中帰っていくようだぞ。

 今アタシ等とやりあうつもりは無いようだ。」

 

 

 共鳴で気配を探れるレイディーが騎士団がレサリナスに戻っていくのを察知した。これから騎士団と戦うということは無いらしい。

 

 

ミシガン「!

 その騎士団の中にフェデールは………!?」

 

 

レイディー「フェデールは………多分いねぇな。

 一際目立つ強いマナを放ってる奴がいるがこれはフェデールのマナじゃねぇ。

 

 

 アレックスだ。」

 

 

カオス「アレックス………?

 ………!

 アレックスって………。」

 

 

レイディー「………そう、

 お前の大叔父だ。

 奴がレサリナスから出てくるなんてことは滅多に無いんだが事が事だけに奴が直々に昨日の一件にケリをつけに来やがったんだ。

 まぁそれも無駄足だったみたいだがアタシ等的にも今奴と事を構えることはしねぇで済んで助かったな。

 もし戦闘になってたらここにいる何人か奴に殺されてただろうよ。」

 

 

アローネ「レイディーがそこまで仰るほどの実力者なのですか?

 カオスのお祖父様と御兄弟ということでしたから腕は確かなようですが………。」

 

 

レイディー「強いぞ。

 純粋に今のバルツィエの中でも最強だ。

 生まれを過信せずに剣を磨いてきたアルバートですら歴代最強の騎士だと噂されていたがアレックスはそんなアルバートを尊敬して一緒に腕を上げていた。

 もう全盛期のアルバートよりも相当力を付けてるのは確実だ。

 たかが十年二十年修業した程度の坊やや擬きなんかじゃ相手にならねぇと思うな。」

 

 

ウインドラ「俺は大公が直接誰かと戦っているところを見たことはないが影の噂ではフェデールすらも本気を出さずに敗れるという話を聞いたことがある。

 マクスウェルとの戦いの直後に相手にしたくはない人物ではあるな。」

 

 

カオス「………そんなに強いのか…………あと人は………。」

 

 

タレス「………それで結局マクスウェルの件はどうなったのでしょうか?

 マクスウェルはカオスさんが倒したんですか?」

 

 

カオス「それは………俺も倒したかどうか分からなくて………最後は本気であいつにぶつかっていってそれからどうなったかは………。」

 

 

アローネ「?

 カオス………それは何ですか………?」

 

 

カオス「それ………?

 ………!

 これは………!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いつの間にかカオスの腰には()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()………。

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