テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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真のイフリートの影

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「どうしてこれがここに………?」

 

 

 マクスウェルとの戦いからどれだけの時間が経ちどのようにして戻ってきたのかも分からない。意識が覚醒した時には既にデリス=カーラーンにいて腰にはマクスウェルが所持していたあの本がぶら下がっている。

 

 

ウインドラ「…おい………それは………マクスウェルが手にしていたやつじゃないか?」

 

 

タレス「何でカオスさんがそれを………。」

 

 

カオス「………分からないよ………。

 どうしてこれがここにあるのか俺も………。」

 

 

レイディー「その前によぉ。

 マクスウェルの方はどうなったんだ?

 アタシ達がこうして無事に戻ってきたってことは倒したってことにしておいてそのあとあいつはどこに行ったんだ?」

 

 

カオス「それも分かりません………。

 俺もマクスウェルを倒せたかどうか曖昧で………。」

 

 

アローネ「それにしてもよくあの精霊に打ち勝てましたね。

 私達はたった一撃でやられてしまいましたのに一人残ったカオスが彼に一人で勝つなんて………。」

 

 

カオス「俺一人の力じゃないよ………。

 皆が………アローネが俺を守ってくれたから………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それにイフリートが俺に力を貸してくれたから………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タレス・ミシガン・ウインドラ・レイディー「「「「!?」」」」

 

 

カーヤ「イフリート………?

 あそこにイフリートがいたの………?」

 

 

アローネ「どう言うことですか………?

 イフリートがカオスに力を………?

 イフリートとカオスの二人でマクスウェルを倒したのですか?」

 

 

カオス「イフリートは………あそこには来なかったよ。

 来はしなかったけどデリス=カーラーンからイフリートが俺に力を与えてきたんだ。

 赤い光がデリス=カーラーンから伸びてきて俺に一時的に力を与えてくれた。

 その力のおかげでなんとかマクスウェルともまともに戦うことが出来た。」

 

 

レイディー「どうしてそれがイフリートが力を与えたって話になるんだ?

 それだけじゃお前に力を与えたのがイフリートだって分からねぇだろ?」

 

 

カオス「マクスウェルがそう言ったんですよ。

 俺がイフリートの眷属になったとかイフリートが追ってきたとか………。」

 

 

タレス「イフリートが………追ってきた………?」

 

 

カオス「どうもマクスウェルはイフリートに狙われてたみたいなんだ。

 それでイフリートが俺に手を貸して戦うことが出来た。

 結果自体はよく思い出せないけど互角………には戦えてたと思うよ。」

 

 

ウインドラ「イフリートか………。

 やはり実在するのだな………。

 そしてこのデリス=カーラーンのどこかに………。

 しかしバルツィエのダインの話ではイフリートはマクスウェルの眷属なのだろう?

 眷属ということはマクスウェルよりも力関係は下のように思えるがそのイフリートの力でマクスウェルに勝利したのか………?」

 

 

アローネ「一重に眷属だからといって王よりも格下ではないのかもしれません。

 ラタトスクによればイフリートとシルフは長くに渡ってデリス=カーラーンで暗躍しているようですからマクスウェルが殺生石としてミストでゆっくりとマナを補給している間にマクスウェルを凌ぐ勢いでマナを集め回っていたと仮定すればマクスウェルを越える力を持っていたとしても何の矛盾もありません。」

 

 

レイディー「そうだな、

 その意見が濃厚か。

 自分より弱い奴から逃げる意味なんてねぇよな。

 イフリート………の力を持つ霊人って奴が仮にマクスウェルを越える力を持っていたとしたら迎撃するよりかは逃げの一手に努めるだろうよ。

 案外ミストでマナを集めていた理由はそこにあるんじゃねぇか?

 まだマクスウェルの力が完全じゃなかったかあるいは完全な力を持つマクスウェルよりもイフリート達眷属の力が今の時点でその上をいくか………。

 ………坊やにイフリートが加勢したのは有り難いことだが単にただ助けに入ったってだけじゃなさそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

 

 

カオス「!」

 

 

 レイディーの言う通りだ。イフリートの助けが無ければマクスウェルにデリス=カーラーンも仲間達も殺されていただろうがカオス達がいた場所は目視で確認出来るような場所ではなかった。共鳴があったとしても星の外まで感知するのは難しいことだろう。

 

 

タレス「何か………この星にいながら遠くにいる相手の位置を知る方法があるということですか………?」

 

 

アローネ「それならバルツィエが使っているという通信機が怪しいですね………。

 私達が知らないだけでラーゲッツから拝借したレアバードに位置を特定する機能でもあれば私達の姿が見えずとも力を送ることは可能でしょうが………。」

 

 

レイディー「………いや多分だがそういうもんじゃねぇよ。

 仮定を重ねた話になるがアタシ達が使う共鳴によるものだと思うぜ。

 あれは()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 イフリートは恐らくこの星から坊やに向けてマナを発信したんだ。

 坊やのマナを辿ってな。」

 

 

カオス「………え?

 ………それって………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイディー「………お前………、

 この半年の間にもう既にイフリートと直接会ってるんじゃねぇか?

 ひょっとしたらその内イフリートが直々にお前の目の前に現れることになるかもしれんぞ。」

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