テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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ブラムの協力

グラース国道

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガタガタガタ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラム「ふぅ………やっとカエサルさん達のいるミストへ帰れますよ。

 レサリナスもいい街なのですが私としてはミストのようなのどかな田舎の方が落ち着きます。

 

 

 …それにしても昨日のあれは何だったのでしょうか?

 突然星が輝き出したかと思えば()()()()()()()()()()()()()()()()()()()そしたら空の星も落ち着きを取り戻して………。

 もうバルツィエにあれこれと命令されるのは真っ平です。

 ダイン様はともかくランドール様まで私を執事のように扱うとは………。

 ………と言っても私元々執事だったのですけどね。」

 

 

かめにん「隊長さんも大変っスね。

 あっちに行ったりこっちに行ったりと。」

 

 

ブラム「えぇ、

 ここ暫く立て続けに他の隊長が殉職なさっていますから………。

 私がかつて仕えていたゴールデン様も半年前に………。」

 

 

かめにん「ゴールデンさんっスか?

 へぇ~、

 御客さんゴールデンさんの執事だったんスねぇ。

 うちもゴールデンさんのところには色々御世話になってたんスよ。」

 

 

ブラム「…ある時から全く姿が見えなくなったと思ったらまさかの開戦前に処刑が行われるなんて………。

 今でもまだあの日のことが忘れられません。

 惜しい御方を失ってしまいました。

 非常に残念なことです。」

 

 

かめにん「ゴールデン家の人達は民間とも繋がりが深かったっスからねぇ。

 うちも大事な顧客がいなくなって商売に少なからず影響が出てるんス。

 ゴールデンさんが亡くなってうちも大変悲しいっスわぁ。」

 

 

ブラム「悲しみ方は人それぞれ………人とかめそれぞれでしょうが貴殿方は情よりも先にお金儲けの話から悲しまれるのですね………。」

 

 

 亀車に揺られながら他愛もない話をするブラムとかめにん。ブラムが数日にかけてレサリナスとオーギワン港を往復したこともあってかかめにんが話を振ってくる。それに受け答えをするブラムだったがどうしても商売の話に持っていこうとするかめにんに軽いストレスを感じながら二人はオーギワン港へ向かう。昨日やっとフェデールから書類を作成してもらいオーギワン港を通過する許可証を得てミストに向かう道中でのことだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パァァァァ…………!!パキィィィィィンッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガタタタタタ!!!

 

 

 何の面白味もないかめにんとの会話に疲れ無言で外の景色を眺めていると亀車が急停止をする。

 

 

かめにん「なっなんスか!?

 何なんッスかぁ!?」

 

 

ブラム「どうなさいました!?」

 

 

かめにん「ぞっ、賊が襲ってきたんス!

 御客さんは車の中で待ってるっス!

 すぐにぼくが賊を追い払ってくるんで!」

 

 

ブラム「………いえ、

 私も戦います。

 賊程度に遅れをとったりはしません。

 二人で賊を追い払うことにしましょう。」

 

 

かめにん「いえいえ御客さんを働かせるなんてかめにんの名折れですって!

 御客さんはゆっくりと亀車の中で待ってるだけでいいっス!

 賊はぼくが退治するッス!」

 

 

ブラム「過信してはなりません!

 賊は一人ではないでしょう!

 走行中の車両を襲うのなら賊は複数いるはずです!

 四方を囲まれる前に私も出て応戦するのが懸命です!

 二人で賊を蹴散らした方が死後とも早く終わります!

 やはり私も降りるのが最善でしょう。」

 

 

かめにん「聞き分けのない御客さんっスねぇ!

 ぼく一人で十分だって言ってるんスよ!

 そんなに我が儘言うと御客さんから先に気絶させちゃいますよ?」

 

 

ブラム「………何故私が貴方に気絶させられなければならないのですか………。

 本末転倒でしょうに………。」

 

 

 話の流れから敵は賊とかめにんになりかけて焦るブラム。一旦落ち着かせようとかめにんを宥めるブラムだったが賊がいつまでも亀車に攻撃を仕掛けてこないのが気になり窓から外の様子を伺う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイディー「よぉ?

 ちょいとその旅路アタシ達も同行させてくんねぇかい?」

 

 

ブラム「あっ、貴女は………!?」

 

 

 外に待ち構えていたのは現在レサリナスで最上級凶悪犯として手配されている女性だった。

 

 

ウインドラ「突然亀車を止めてすまないブラム隊長。

 貴方にお願いしたいことがあってこんな手洗い真似をしてしまった。

 そのことは詫びよう。」

 

 

ブラム「貴殿方はあの時の………。

 ………と言うことは………。」

 

 

 

 

 

 

カオス「こっ、こんなちは………。」

 

 

ブラム「………やはり臣民様もおられたのですね………。

 賊は貴殿方だったのですか………。」

 

 

かめにん「?

 知り合いっスか?」

 

 

ブラム「えぇまぁ………。

 この方々は賊ではありません。

 私の()()です。

 少し御時間をいただいても宜しいでしょうか?」

 

 

かめにん「構わないッスよ?

 そろそろトータスのトー君を休ませないといけない時間だったんで丁度いいッス。」

 

 

ブラム「有り難うございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………それでは彼方の方に参りましょうか。」

 

 

 ブラムはカオス達を少し離れた岩影へと案内する。ブラムもカオス達と親しそうに話すところを目撃されるのは避けたいようだ。カオス達からしてもブラムが怪しまれてレサリナスに入出することが出来なくてっても都合が悪くなるのでそれに従った………。

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